新しい町にもようやく慣れて来ました。
野菜の安いスーパー。
ドラッグストアのポイント3倍日。
喫茶店のモーニングの内容。
ホームセンターの品揃え。
ゴミの出し方。
朝夕聞こえる子供たちの声。
地元の図書館の利用者カードもさっそく作りました。
その図書館で見つけたのが、アメリカの作家、ロイド・アレグザンダーの絵本。
『フルダー・フラムとまことのたてごと』(評論社)
『コルと白ぶた』(評論社)
ケルト神話をモチーフに、ロイド・アレグザンダーが作り出した架空の世界「プリデイン」
この2冊の絵本は、本編「プリデイン物語」の別巻として、昭和55年に出版されたものです。
「プリデイン物語」が大好きなので、ずっと読みたい読みたいと思っていました!
神託を下す白い豚ヘン・ウェン。
死の国の王アローン。
ドン一族の王子ギディオンに吟遊詩人の長タリエシン。
そしてとってもおしゃべり好きな王女さまエイロヌイ♪
妖精や地霊たちが身近に存在し、魔法使い達がかっ歩する、まだ人間が、自然と共に生きていた時代の物語、「プリデイン物語」
全5巻からなる本編は、豚飼育補佐の少年タランを主人公に、プリデインに魔の手を伸ばす死の国の王アローンとの熾烈な戦いを描きながら、冒険と友情、勇気と愛の物語が展開していきます。
2冊の絵本は、それぞれ「プリデイン物語」の重要な登場人物、放浪好きな王様フルダー・フラムと彼の持つ不思議な竪琴、タランと共に暮らす老戦士コルと白ぶたヘン・ウェンを主人公にしたもの。
時代的には2人がタランと出会う前のお話です。
ウソをつくとビィィィィン! と糸が切れてしまうフルダー・フラムの持つ不思議な竪琴。
普段はやさ男で口が軽いのに、友情に厚く親切を惜しまないフルダー・フラムは大好きなキャラクター!
ちょっと大げさに事実を脚色するのがたまにきずですが、そのたびに竪琴の糸がビィィン!ビィィン!と切れて、しょんぼり張り直す彼の姿がとってもよかった♪
コルは預言者ダルベンと共に、タランを育てたいわば師匠。
英雄に憧れ、冒険の旅を夢見るタランに、「やれやれ」という感じで豚飼育補佐という”立派な”肩書きをくれたのも彼。
そんな彼の若き日の武勇伝として本編でもふれられている「ヘン・ウェン救出劇」が絵本では語られます♪
この絵本を読むのがずっと夢だったのでとっても嬉しい☆
図書館でも倉庫みたいな所にしまわれていたため、司書さんが持って来てくれた時は、思わず「おぉ!」と感嘆の叫びを上げてしまいました(苦笑)
この土日で引越しの後片付けをするつもりだったけど、ま、いいか♪
引越しで映るテレビ局も増えたので(山の中にいたので電波が届かなかった…)、ヒガアロハさんのマンガを原作にしたアニメ「しろくまカフェ」も見られるようになりました! (マンガは『月刊flowers』連載)
しろくまくんが、見た目はカワイイのに、けっこう人をくったような性格なのがイイ☆
動物園で週2回のバイトをしているパンダくんとか、人間の飼育員さんとのやりとりとか、しろくまカフェで働くバイトの笹子さんだとか、つっこみ役のペンギンくんとか、動物と人間が普通に日常生活を送っています♪
楽しみが増えて幸せ~♪♪
図書館もこれからせっせと活用したいと思います!