ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

本日の到着キット(2022-1・2)A&Aモデルズ(モデルズビット)1/48「メッサーシュミットBf109Z-1」・ICM1/72「Ki-21-Ib 九七式重爆撃機」

2023年01月15日 18時49分00秒 | 趣味
今日は父の一回忌法要で、親族が集まり11時からお寺の方で執り行なって来ました。心配していた天気でしたが、運よく雨も上がり、無事終了して今こうしてブログの記事を作成している所です。昨年1月17日に父が永眠し、あれから1年になりますが、ちょうど去年の今頃、次々に身内の人間が亡くなり、命の儚さを痛感した毎日を過ごしていたのを、昨日のことのように思い起こてしまいます。母が参列出来なかったのは少々残念ですが、ちゃんと法要が終了したことを伝えようと思っています。

無事に法要が終わり、自宅に帰って来た途端、それまで止んでいた雨が降り出したのですが、そんな雨の中、今年最初の予約していたキットが2個届きましたので、紹介しておこうと思います。

2023年最初の到着キットとなったのは、こちらの「A&Aモデルズ(モデルズビット)1/48 メッサーシュミットBf109Z-1ツバイリング重戦闘爆撃機」です。1/48では初のインジェクションキットだと思います。以前、1/72キットがレトロウィングスと言うメーカーから発売されましたが、考証的におかしな点が多いキットだったのに対し、こちらのキットは考証も正しいようです。

本日の到着キット(2020-28・29)「レトロウィングス1/72 メッサーシュミットBf109Z-1」「同Z-2」 - ワイのもじけたブログやで~

6月も今日を含めて残り3日で、今年も半分が過ぎようとしています。新型コロナの感染者はゼロになるどころか、都心を中心に増加している状況ですが、早くゼロになる事を願...

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簡易インジェクションキットだと思われる内容のキットですが、エンジンなども再現されており、パーツ数もそれなりの多さとなっています。キャノピーマスキングがセットされているのは嬉しいですね。(って、窓枠はそんなに多くありませんが…。寧ろ下で紹介するキットにこのサービスを期待したいです。)

マーキングは全面RLM63の1種類だけです。プロトタイプが1943 年に1機製造されたものの、初飛行の前に連合軍の空襲で破壊され、1944年に計画は中止となっています。したがって、この全面RLM63と言うのも納得ですが、もう少し架空マーキングをサービスして欲しい気がします。

デカールとマスキングシールです。(画像は某サイトから拝借しました。) 完成すると、全幅約277mmになります。

続いてはこちらです。

今日届いた2キットの内のもう一方はこちらの「ICM 1/72 日本陸軍 Ki-21-Ib 九七式重爆撃機」です。日本機ファン待望のSallyの新キットです。Ki-21-IbのIbと言うのはⅠ型乙と言う意味で、この後、甲型も近日登場予定となっています。1/48キットも出るようです。


箱を開けた状態で、袋の両面からパーツの写真を撮ったものです。九七式重爆撃機の1/72キットは、MPMのキットが存在しており、私も積んでいますが、それよりもかなり前、かつての郡是産業(郡是レベル)からもキットが発売されていた時期がありました。ニックネームを募集して架空の”雷龍”とか言う名称(だったはず?)にしてキットを出していたのを覚えている人も多いと思いますが、残念ながらこの郡是版九七式重爆撃機は所有していません。 それから暫くしてMPMのキットが出ましたが、簡イキットで、キャノピーは塩ビの絞り出し(バキューム)パーツだったと思います。(手もとにキットがないので、断言できませんが…。) いつかハセガワから出るだろうと期待していたのですが、現状のハセガワでは無理だったようで、その間隙を突くようにICMからの登場となりましたが、ウクライナ情勢を考えると、今手元にキットが存在していること自体、奇跡に近いような感覚でいます。このキットを見て、ハセガワはどう感じているんでしょうか? かつて精力的に日本機のキットを出していたハセガワならキットが出ていたかもしれませんね。(反面、それが痣となって現在のハセガワになってしまったんですが…。)先日のソード1/72一式陸攻11型と言い、本当はハセガワがキット化して欲しかったと言うのが正直な気持ちで、こう思っているのは私だけではないと思います。

マーキングは全面灰色塗装のものばかり4種類となっています。イメージ的には迷彩塗装された機体のイメージが強いのですが、それは甲型に譲る事になります。

デカールは見た感じカルトグラフ製のように見えますが、何も書かれていないので実際はどうか分かりません。このデカールにも箱絵と同じようにキットナンバー72203と印刷されていますが、この前の72202と言うのが、現在製作中の九七式戦乙型で、それ以来のICM製日本機と言う事になります。(72201が九七式戦甲型です。)同社からは九五式戦のキットも出ていますが、こちらのキットナンバーは72311となっています。

これは説明書に印刷されたキャノピーのマスキングシール作成用の型紙です。これをコピーしてマステを切り抜き、マスキングシールを作れ!との意図でしょうが、最終番号130なので、これは相当な苦難になるのは必至です。こう言うキットこそ、マスキングシールを同梱して欲しいですね。マスキングが大変なのは最初から分かっていたので、エデュのマスキングシールを注文しようとしたのですが、その時には既に完売で入手出来ませんでした。甲型の方は入手出来ているので、少しは楽出来そうです。で、気になっているであろうキャノピーの形状ですが、中には前部キャノピーの一部が曲面ガラスになっているとの意見もあるようですが、少なくともMPMのキットとは比べ物にならないものになっていると思います。袋を開けて実際のパーツを見たわけではありませんが、製作するまで袋は開けたくないと言う気持ちをご理解下さい。

同社HPからの完成画像です。完成したら、全幅314mm、全長228mmになるキットです。1/48だと全幅47㎝程度になりますね。九七式重爆登場前に導入されたイ式重爆よりも少し大きな機体で、2,055機作られています。

明日もICMのキットが届きますので、お楽しみに!

最後までご覧頂きありがとうございました。

PS.以前、拙ブログでたまにYouTubeの音楽動画を貼り付けた事がありましたが、今回から不定期に再開する事にします。毎回と言う訳ではありませんが、日々の暮らしの中で感じたことなど、ブログの更新のタイミングと合致した場合などに、自分の好きな曲の動画を貼ろうと思っていますので、よろしくお願いいたします。(hajime殿のブログを見ての再開と言うのもあります。)

再開第一弾は、今日が父の一回忌法要と言う事もあり、それに参列出来なかった母の気持ちを代弁しているような「愛のカタチ」と言う曲です。ピアノの弾き語りにピッタリの曲ですが、私は弾けません。😅(ギターならアドリブを入れて演奏可能です。) ぜひ、お聴き頂き、感想などを頂ければ嬉しく思います。


愛のカタチ 中村つよし



ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記 その1・色で悩む

2023年01月09日 19時30分00秒 | ICM1/72九七戦 甲・乙製作記
大変長らくお待たせ致しました。セモベンテが元旦に完成した後、暫く模型の製作記をアップ出来ずにいましたが、周囲も少し落ち着きを取り戻したので、今年最初の取り掛かりキットの製作記を始めたいと思います。

年末からずっと孫が遊びに来ていたのと、父の一回忌法要の準備などで中々模型に向かう時間がなくて、ブログの更新も間が開きましたが、今年最初の製作キットは、ICM1/72 九七式戦闘機 甲・乙型の2キット同時製作となります。自分で決めたローテでは1/72の日本機を作る順番となっていたのと、ウクライナ応援と言う意味も含めて、このキットに決めました。

まずはキット紹介からです。

甲型のパッケージです。現在のICMになる前の赤箱時代のキットで、いつ購入したのかも定かではありませんが、マニア(現在はハセガワに金型移行)のキット以来の1/72キットです。このキットの発売とほぼ同時期に、九五式戦闘機も発売されており、こちらはハセガワからOEMキットとして発売されていた時期もありました。

大きな袋を二つ折りにしてパッケージングされています。赤丸で囲んでいるのは排気管のパーツですが、片方ありません。(この時はまだ気付いていません。)


マーキングは4種類ですが、これを見ても現在のICMのキットとは異なっており、一昔前のキットとなっているのが、お分かりだと思います。

デカールです。昔のエレールのキットのデカールによく似た感じがするデカールで、艶消しで、見た目フィルムが硬そうな雰囲気となっています。赤の色合いもちょっと黒っぽいし、若干のシミも発生しています。使用できるかどうかは分かりませんが、塗装出来る部分は塗装仕上げしようと思っています。

こちらは乙型キットのパッケージです。甲型ではI-153が、乙型ではI-16が描かれています。ノモンハン事件の場面を想定してのイラストですね。ちょっと話しは逸れますが、タミヤの1/35MMシリーズ(だけではありませんが)がなぜ白箱になったのかご存じでしょうか? そんなの知ってるわい!と仰る方も多いと思いますが、昔、プラモ(に限った訳ではありませんが)のパッケージイラストにこの九七戦のように、キットに含まれていない機体のイラストを描くのを禁じられた時代があり、そこでその対策として、タミヤは白箱にしたと言われています。今では1/35MMシリーズと言えば白箱と言うのが定着してしまいましたね。

話しを戻して、乙型の中身ですが、甲型と全く同じです。こちらは反対面を写したものですが、排気管パーツはちゃんとランナーに付いています。(左上)


乙型の方もマーキングは4種類。迷彩塗装も気になりますが、単一塗装のマーキングを選択します。(どれにするかはまだ決めていません。)

乙型のデカールです。こちらも若干のシミが生じています。別売のデカールを探す手もありますが、入手出来るかは分かりませんね。

まずは甲型から着手です。袋から出した状態ですが、デカール以外は甲・乙とも全く同じです。排気管パーツが片方ないのが、よく分かりますね。

資料として定番の世傑を用意しました。発売が世傑としては初期の発行なので、中身はちょっと寂しいですね。丸メカもあったはずなので、探して見ます。

何かの参考になるかもしれないと思い、旧マニア社の1/48キットの説明書を引っ張り出して来ました。塗装図がカラーなので、多少は参考になるかもしれません。よく見ると、完成が昭和52年になっています。この前に、1/72も完成(現存)しています。

離型剤がべったり付着したままなので、中性洗剤を溶かした水風呂に二日ほど浸かって頂きました。写真(乙型)は、洗剤を水洗して乾燥中の図です。(計器盤だけ先に塗装したのですが、離型剤の酷さに急遽洗浄する事にしました。)

簡単に仮組みしてみましたが、合わせはピッタリで、パテの出番は少なくてすみそうです。細かなリベットが再現されていますが、消えかけていたり、再現さえなされていない部分があったりします。サフを吹けば恐らく消えてしまいそうです。

説明書の順番に従い、まずはシートの組み立てから開始です。続いて、エンジンを組立てて塗装しました。クランクケースカバーは説明書ではガンメタルとなっていますが、実物の画像では明らかにシルバーなので、Mr.カラー8番で塗装しました。(下図参照、A25パーツ) この状態で排気管を付けるように書かれていますが、位置合わせが難しくなりそうな予感がするので、胴体に組み込む時に接着した方が良さそうです。で、塗装だけでもしておこうと思ってパーツを切り出した時に、片方のパーツがないのに気付きました。もう見付からないかもしれないと半ば諦め気分でしたが、袋から出した時に落ちたのは間違いないと思い、辺りを探して見た所、無事見付かったのですが、なんか変? 半分破損していました。一瞬の糠喜びで終わるかもしれないと思いながらも、もう一度探して見た所、破損した残りの半分も見付かり、接着して元に戻りました。よかった~😅

A25パーツ以外にも??と思う塗装指示があり、そのためにまだ塗装出来ずにいます。シートの背もたれは黒となっていますが、ここは茶色系が正しいはず。シートはアルミ指定ですが、ここもちょっと疑問があります。エンジンマウントは機内色が指示されていますが、この機内色が最大の悩みとなっていて、塗装が滞り、製作が進まない要因となっています。

コクピットは「G」ですが、この「G」と言うのはPale Greenのことで、つまりMr.カラーで言う所の127番に該当します。(下図参照) これは後に登場する隼以降では私も迷わずに使用しますが、果たして九七戦はこの色で正しいのか?と言う大きな疑問があります。当時の九七戦では紺色(灰色っぽい紺色)で塗られていたと言う証言もあり、ハセガワのキットでは127番or14番となっているし、上のマニアのキットでは紺色指定となっています。

先にも書きましたが、塗装指示の「G」と言うのはPale Greenのことです。世傑の写真を見ても、コクピットが写った画像がなくて、まだ決断出来ずにいます。ただ、キャノピーを開放した写真を見ると黒っぽく見えるので、気持ち的には紺色に傾いているのですが、もう一押しが欲しくて、もしお詳しい方がいればぜひ教えて頂きたいと思っています。🙇

と言う事で、塗装が出来ないまま次に進むことにしました。

主脚を組み立てましたが、説明書では同じものを2個作れ!となっています。このまま同じものを2個作ると、主翼下面に取り付けた時に両側とも同じ向きになってしまいます。(片持ち式の車輪の取り付けハブB10が内側を向くのが正解)

これでどのマーキングにするかはお分かりでしょうが、主翼下面に取り付ける差し込みピンがS字状になっているのはなぜなんですかね? キットのままでは穴が小さ過ぎて入らないので、少し穴を広げました。

上でも書きましたが、主翼下面に取り付けた時に写真のような状態になるのが正解で、説明書の指示通り同じ状態で作るとこのようにはなりません。

ICMのキットを作るのは今回が初めてですが、新生ICMになる前のキットなので、今の同社のキットと比較すると若干の見劣り感は否めないように思います。同社の日本機のキットは、この九七式戦と九五式戦以来長い間新キットが出ていませんでしたが、もう直ぐ九七式重爆の1/72キットが登場する予定なので、楽しみです。1/48も出るとの話しもあって、そうなるとかなり大きなキットになるのは間違いなく、価格も気になります。ウクライナ情勢がこの先どうなるのか分かりませんが、1日でも早く良い方向で解決する事を願っています。
 
ちょっと長くなりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。

次回、士の字を目指して、その2に続く。


PS.本日、予約していた塗装資料が届きましたので、後日紹介しようと思っています。ここで紹介する予定でしたが、長くなるので、次回に回すことにしました。


タミヤ1/35 イタリア突撃砲M40セモベンテ 製作記・その4(最終回)

2023年01月04日 07時50分00秒 | タミヤ1/35 イタリア突撃砲M40セモベンテ 製作記
2022年内の完成を目指して製作を進めていたタミヤ1/35イタリア突撃砲M40セモベンテですが、もうあと1日あれば完成と言う所で、時は無情にも歩みを停めず、2023年を迎えてしまいました。

まだ喪が明けていないので、正月三ヶ日は正月行事を控え、初詣にも行っていません。毎年家族で頂いている雑煮ですが、祝い椀にはよそわずに、普段使いのお茶碗で頂きました。去年は父が、今年は母のいない年明けとなりました。拙ブログをご覧の皆様に年始のご挨拶を欠礼させて頂きましたこと、ご理解下さい。恒例化していた灯台名当てお年玉クイズも中止としました。
 
そんな訳で、2023年最初のブログはセモベンテの完成報告からスタートです。2023年も拙ブログをよろしくお願い申し上げます。

デカール貼りの後、デカール保護のためにクリアを吹き、ウォッシングを行ないました。砂漠をイメージして、あまり茶色っぽくしたくなかったので、クレオスのウェザリング塗料グレイッシュブラウンを使用しました。

Mr.ホビー水性ウェザリングペイントで、ウェザリングを追加、チッピング(いつものVicカラーのチッピングブラウン)を施し、足回りにはクレオスのウェザリングパステルセット1のサンドを擦り付けました。その後、水性の艶消しプレミアムトップコートを吹いて完了です。

いつも後回しになってしまうフィギュアも並行して製作しましたが、こんな感じです。この後、腕を取り付け、塗装を追加して艶消しクリアを吹きました。相変わらずの下手さです😅 服の色は説明書に従ってカーキ(カーキドラブとの選択指定)にしましたが、正解かどうかはちょっと疑問ですね。フィギュアにはこだわりはないので、あまり深く考えないことにしています。(あまり細かいことにはこだわらない性質なもんで…。)

ライトの塗装を行ない、機銃やOVMを取り付けて完成しました。全て組み上がった状態で、最後にもう一度ウェザリングパステルセット1のサンドを擦り付けました。キットには、ジェリカン以外に予備履帯や土嚢がセットされていますが、今回はジェリカンだけ取り付けました。予備履帯や土嚢はそのまま取り付けるとどうしても不自然になってしまうし、そうかと言って追加工作する気持ちもないので、だったらオミットしちゃえ!ってことにしました。AFVキットは基本、何も足さない・引かないをモットーにしていると言ってる割りには、こう言う部分は優柔不断ですね。ただ、アンテナは延ばしランナーで自作して取り付けました。アンテナの色って何色なのか分からないので、適当にライトガンメタルを塗りましたが、実際の画像を見てもよく分かりませんし、アンテナがない車両も多いですね。

下は完成直後に写した画像です。


1976年初版の古いキットですが、こうして見るとそれほど古臭い感じはしません。だたどうしてもデカ面のフィギュアや樹脂製ベルト履帯は古さを否めません。フィギュアの塗装が下手なのが、余計フィギュアの古臭さを増強させているようにも思います。次のAFVキットは最新のキットを作ろうと思っていますが、その前に、今年最初の取り掛かりキットは、1/72の飛行機キット(日本機)になります。

完成画像は、いつものようにフォトチャンネルに纏めましたので、下のリンクからご笑覧下さい。

タミヤ1/35 イタリア突撃砲M40セモベンテ 完成画像

それでは、最後の纏めです。ここまでご覧頂き有難うございました。

タミヤ1/35 イタリア突撃砲M40セモベンテ
製作開始:2022年(令和4年)12月1日
完  成:2023年(令和5年)1月1日
キット購入日:不明
購入価格:不明(購入時のキット定価は850円)
参考資料:各PCサイト様
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V/moto g8


タミヤ1/35 イタリア突撃砲M40セモベンテ 製作記:完