ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記 #7・完成

2022年03月29日 23時36分20秒 | ドラゴン1/35カール”ゲレート040”製作記
今月中の完成を目標に製作していたカールですが、何とか完成まで辿り着く事ができました。今月前半は義父と弟嫁の死去と言う哀しい出来事が立て続けに起こり、自分自身かなりナーバスになり、精神的に不安定状態に陥り、完成も危ぶまれましたが、気持ちも少しずつ回復して無事完成できてホッとしています。


注文していたVicカラーのチッピング塗料が届いたので、チッピングを少し追加してみましたが、写真では良く分かりませんね。


操縦席カバーを塗装して本体に取り付けました。操縦席内部が見えなくなりますが、一応内部を組み立てています。重量120tオーバーの車体ですし、自走速度は約10km/h程度だったと言う事です。方向転換なんてできたんですかね? 因みに操縦席側が前になります。

やや上側から俯瞰的に写してみました。これで完成と思ったんですが、一つ忘れ物に気付きました。そうです! おまけとして入っているアルミ製砲弾の塗装です。黒サフ吹きまで終わっていたのですが、何色で塗りゃいいの?って事で放置していました。


ネットで調べても良く分からず、何かないかなと探していた所、タミヤ1/35ストームタイガーのロケット弾の事を思い出し、キットを引っ張り出して確認した所、ダークグリーンで塗れと書かれていたので、こちらもそれに従ってタミヤTS-2 ダークグリーンの缶スプレーから瓶に取り出してあった塗料で塗装して、同社の墨入れ塗料のブラックで墨入れして装填部分に載せて見ました。

と言う事で、これで全ての組立てが終わり、完成となりました。完成写真は↓に貼ったフォトチャンネルの方に纏めていますので、そちらをご覧頂きたいと思います。例によって写真写りは良くないし、コンデジとスマホ画像が混在しています。写真サイズは少し大きくしました。(右サイドのフォトチャンネル一覧からでも見られます。)

ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 完成写真

ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040”を作りました。2003年初めに発売されたやや古いドラゴンのキットで、最新のドラゴンのキットに比べると大きさの割にパーツ数も少なく、製...

フォトチャンネル

 

今年は大きなキットを作りたいと言う目標があり、その第1弾キットなりました。大きなキットの割にはパーツ数も少なく、殆どストレスなく製作する事ができました。ドラゴンの常で、説明書にミスが多く、その点は気を付ける必要のあるキットでした。次作はもう一つの目標である、「2022年寅年に因んだキット」を作る事にしています。1/48の超有名な日本の飛行機とだけ言っておきます。もうお分かりですね。お楽しみに!

それでは、いつもの最後の纏めです。

ドラゴン1/35ドイツ軍60cm大型自走臼砲”カール”ゲレート040
製作開始:2022年(令和4年)2月10日
完  成:2022年(令和4年)3月28日
キット購入日:2003年(平成15年)2月8日
購入価格:不詳(当時のキット価格8,900円)
参考資料:各PCサイト様、モデルアート634号
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V/moto g8


ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記:完



ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記 #6・ウェザリング

2022年03月25日 20時36分00秒 | ドラゴン1/35カール”ゲレート040”製作記
こちら和歌山では桜の開花宣言が発表されましたが、なぜか東京の方がここ数年は早いんですよね。これはなぜなんですかね? それはともかく、これから日本列島は春爛漫の季節を迎える事になりますね。

さて、ゲレート040ですが、デカール割れと言う、思わぬアクシデントに見舞われましたが、なんとかクリアする事ができました。今回はその辺を含めてのウェザリング編となります。


砲弾発射装置の左右にある「Loki」のデカールが1枚しかうまく貼れず、どうしようか悩んだ挙句、ゲレート041のキットのデカールを使う事にしたのですが、白文字に対して黒文字となっていて、そのままでは使用できないため、ダメ元で黒文字の上にタミヤエナメルのフラットホワイトを塗って見ました。デカールには先にリキッドフィルムを塗っています。砲弾装填室上部の「V」も同様にして貼り付けました。かなりよれよれですが、ないよりはましかなって感じで、あとはウェザリングでごまかせればと期待を込めて、次に進むことにしました。

デカールトラブルも何とかクリアできたので、ウェザリングを開始しました。

足回りにMr.カラー133番(欠番)土地色をかなり希釈したものを吹きました。いつもはダークアースを使うのですが、欠番塗料を少しでも減らしたいとの思いもあり、今回はこちらを使用しました。

履帯は、タミヤエナメルのレッドブラウン(XF-64)とフラットアース(XF-52)を適当に混合して希釈したものでウォッシングしました。同様に、本体もこのエナメル塗料でウォッシングしました。今回、油彩は一切使用していません。

ウォッシング後、クレオスのウェザリングペーストWP01マッドブラウンとWP04マッドイエローを使って履帯回りに塗りたくりました。

続いて、金属感を出すために、摺動部分にタミヤペイントマーカーのシルバーでドライブラシを行ない、その後、7Bの鉛筆を擦り付けています。履帯のウェザリングはこれで終了です。

砲台や本体も上に書いたエナメル塗料を希釈したものでウォッシング後、タミヤエナメルXF-63ジャーマングレイに白を加え、明度を上げたものでドライブラシしました。また凹部には同社の墨入れ塗料のブラックで墨入れしています。(墨入れがあまり目立たない。)

次にチッピングを行ないましたが、このチッピングがどうも苦手で、ちょっと不自然な感じです。塗料は、Mr.カラーの白、黒、赤を適当に混合して、スポンジでチマチマ行ないました。実は今、Vicカラーのチッピング色を注文しているのですが、まだ届きません。届いたらもう少しチッピングを追加しようかと考えているのですが、却って不自然感が増すかも?

OVMパーツを取り付けましたが、本体がデカくて取り回しが悪く、予想以上に手こずりました。取り付け後のウェザリングはまだ施していません。

操縦席はこんな感じです。こちらもまだウェザリング前の状態です。この部分は最終的にカバーで覆われてしまうので、手抜きする事も出来るのですが、一応パーツが用意されているので、手抜きしないで組み立てました。本体の手摺りが邪魔で、ちょっと苦労しました。

本体上部はこんな感じです。今回は前作のブルムベアーの反省もあって、ウェザリングは控え目にしようと思っていたのですが、どうですかね? 全体のバランスを見て、もう少しウェザリングを追加しようと思っていますが、やり過ぎないようにしたいと思います。

次回(今月中?)、完成報告できそうです。

完成報告の、その7に続く。



ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記 #5・塗装開始

2022年03月17日 14時50分00秒 | ドラゴン1/35カール”ゲレート040”製作記
昨夜の地震で被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方へ哀悼の意を表します。1日も早い復旧を祈っております。

さて、私の身の回りでも次々に人が亡くなり、忙しい日々が続いていましたが、ようやく一段落出来る状態となりました。

カールの製作も中断したままでしたが、今日から再開出来そうです。と言う事で、今回は再開前の現状報告となります。

前回、紹介するのを忘れてしまった部分です。真鍮パイプをどこで使うんだろうと思っていたのがこの部分です。プラでも問題ないように思うのですが、なぜ真鍮パイプにしたのかは分かりません。金属プライマーを塗布して塗装開始です。

一部のパーツの取り付けが残っていますが、それらは塗装完了後に取り付けますので、まずクレオスの黒サフ(缶スプレー)を全体に吹きました。1本丸々使い切りました。

モデルカステンの履帯色を履帯に吹きましたが、まるでジャーマングレーにしか見えないので、この上にタミヤラッカーのLP-54ダークアイアン(履帯色)を吹きました。モデルカステンの履帯色、早く使い切ってしまいたいのですが、まだ少し残っています。

今回使用するジャーマングレーはこちらのMr.カラーの3色。左から513番ジャーマングレー”ドゥンケルグラウ”、514番ジャーマングレー”グラウ”、515番ジャーマングレー”グラウ”(退色時)となります。クレオスからはカラーモジュレーションセットのジャーマングレーバージョンも出ていますが、持っていません。この棲み分けってどうなってるんでしょうかね? 

まず513番ジャーマングレー”ドゥンケルグラウ”を全体に吹き、下地とします。履帯部分に多少塗料が吹き込んでも、ウェザリングでごまかせるので、気にしません。

砲弾発射装置部分はこんな感じ。本体共々、黒サフの一部を残す感じで吹いています。

続いて514番ジャーマングレー”グラウ”を下地を残す感じで、わざとムラになるように吹きました。多少の奥行き感は出たように思います。

ホイール部分はこんな感じ。やはり履帯の垂れ下がり不足がちょっと残念です。

砲台部分です。


そして最後に515番ジャーマングレー”グラウ”(退色時)を吹いて、全体の基本塗装終了です。エアブラシの吹き始めの塗料の飛沫が付着していますが、問題ないでしょう。

基本塗装が終わったので、デカールを貼る事にしたのですが、このデカール貼りに苦労するとは予想外でした。

たった3枚ですが、無事に貼れたのはこの1枚だけ。この1枚にしろ、バラバラに割れてしまったのを苦心して合体させたものです。反対側のデカールは粉々になってしまい、どうしようもなくなってしまいました。同様に、砲弾装填部上部にある機体番号?のデカールも使用出来ず、手書きしてみましたが、少々大き過ぎるうえに、形も不自然な感じが否めません。それが下の画像です。

タミヤエナメルの白で手書きしたものの、イマイチ感がありありで、消そうかどうか迷っています。デカールだけ部品請求できないか、現在の輸入代理店であるプラッツに問い合わせてみましたが、メーカーにも在庫がなくて現状では不可能と言う事になりました。自作デカールも考えたのですが、白でプリントされたものは自作デカールではどうしようも出来ません。世の中に白印刷出来るプリンターって無いですからね😭 直接手書きする事も考えましたが、このフォントで手書きするのは私には到底無理な話で、さて困りました。もう一つ積んでいるバージョン替えキットには黒で「Loki」とプリントされたデカールがあるので、これを何とか利用出来ないか、現在試行中となっています。結果は次回報告となります。ダメならこのまま行くか、全消去するか、悩みそうです。左側のステップの取り付けが曲がっていますが、修正済みです。(この部分、何度修正したか!)

次回、ウェザリングに突入です。

ウェザリング開始のその6に続く。




ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記 #4・組立て完了

2022年03月05日 19時40分00秒 | ドラゴン1/35カール”ゲレート040”製作記
今日は父の四十九日法要(関西では満中陰法要と言う事の方が多い)で、これで父も三途の川を渡って極楽浄土へ旅立って行きました。(因みに我が家は浄土宗です。) 法要は昼過ぎに終わり、やっと肩の荷が下りた感じです。お墓への骨収めも終わり、いずれ土に還ることでしょうね。

カールの製作は夕方からとなりましたが、今日で一部を除き、塗装出来る状態まで組み上がりましたので、その過程報告となります。

残っていた砲身部分の製作は、まず砲弾の装填装置から行ないました。押し込み棒(でいいのかな?)は可動しますが、直ぐ外れてしまうので、最終的に固定してしまいました。

砲身内部は後からでは塗装が出来ないと思い、黒サフを先に吹いておきました。ライフリングはそれらしくモールド表現されています。この状態で、左右のパーツを合体させましたが、ここから合わせ目消しの作業開始です。

1回目のサンディング終わり、捨てサフを吹いて確認しましたが、まだ合わせ目が残ったままです。長い方は殆ど隠れて見えなくなってしまうのですが、この状態でイージーサンディングを塗布して2回目のサンディングを行なう事にしました。

2度目のサンディングが終わった状態です。なるべく接着面は平らにならないよう、神ヤス120番から800番までを駆使し、回転させながらサンディングしましたが、真円にするのは困難ですね。

2回目のサンディング後、同じように捨てサフを吹いて確認しましたが、若干の不具合があったので、瞬間接着剤を塗布して3回目のサンディングを行ない、黒サフを吹いた状態です。何とか合わせ目が消えてくれたようです。左に僅かに見えている装填部分の本体の合わせ目はラッカーパテで修正しました。

砲身を組み込んだ状態です。写真のように、長砲身は先端部分だけしか見えなくなってしまいます。

砲弾発射装置が完成しました。砲身はバネ仕掛けで前後に可動しますが、あまり意味をなさない気がしないでもありません。

砲身を上下に動かすと、〇部分が赤のラインと干渉してしまい、水平位置に出来ません。自分の組立て下手のせいかもしれませんが、約2ミリほど赤ラインより削り込んで、干渉しないように修正しました。


発射装置が完成したので、全体を合体させました。おまけの砲弾も載せています。砲弾を載せなければ押し込み棒はもっと前位置にしたいのですが、砲弾を載せようと思うと写真の位置が最前となります。

箱のサイドに描かれている砲弾と人との大きさの対比です。砲弾は約80ミリ弱です。砲弾って黒で塗って良いのかな? 緑色のようにも思うんですが…。

まだOVM類や操縦席内部のパーツなどは取り付けていませんが、この状態で塗装開始となります。まずは全体に黒サフを吹く事からスタートです。(なぜか使途不明のパーツが幾つか残っていますが、説明書を確かめても載っていません。)

塗装開始のその5に続く。



ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記 #3・本体完成

2022年02月28日 20時50分00秒 | ドラゴン1/35カール”ゲレート040”製作記
今日で2月も終わりで、春の気配を感じるようになって来ました。このまますんなりと暖かくなるかは分かりませんが、季節は春に向かっているのは間違いないですね。

さて、ゲレート040の製作ですが、本体の方が完成しましたので、その報告となります。その前に、写真に収めるのを忘れていたアルミ製の砲弾やデカールなどの画像をまず載せておきます。

アルミ製の1/35砲弾が初回及び第2回輸入版キットに特典として入っています。長さは約8センチ弱となっています。右はデカールで、右上の画像はそのデカールの裏面を写したものですが、真鍮パイプのシャフトとスプリングが2個入っています。

本体の製作途中の画像です。目に見えない程度の歪みが発生しているようで、サイドパネルを接着すると少し隙間が生じます。接着剤の乾燥までご覧の状態で固定しました。今回の製作に当たっては、接着剤はリモネンをメインに使っています。マフラーも2本、左右を貼り合わせて接着剤の乾燥待ちとなっています。

マフラーの接着面をサンディングして、排気口を開口しました。(この開口は必要ないかもしれません。)マフラーは塗装の事を考えると後付けしたい所ですが、後からでは取り付け不可能なので、先に取り付けています。

本体上部パネルは、最後に手摺りを取り付けて完成です。手摺りのパーツはかなり経年変化していますが、むしろそれがリアル感を増しているように思います。塗装時に破損しないよう、要注意です。

砲台部分も本体に合わせて同時製作で、完成しました。最後の最後にパーツを一つ異次元送りしてしまい、自作して取り付けています。なぜ、いつもこれで終わり!と言う時にこう言う事が起こるんですかね? 不思議やぁ😫 ハンドル部分にある白いのが自作したパーツ(って、プラ板をカットして加工しただけ)で、恐らくハンドルの回転方向などを記載した銘板(指示表記板)だと思われます。

各部を合体させてみました。左が前になります。お風呂の湯舟のような部分が操縦席ですが、ここの製作は本体の塗装後に行なう事にしています。

逆向きはこんな感じです。左にある手摺り4個の内、1個を破損したので、0.7mm真鍮パイプで自作して取り付けています。どの部分かわかりますか? こうしてみると、何だか大きなクレーン車に見えてしまうのですが…。私だけでしょうか?

1/35としてはかなりの大きさですが、過去、1/16タイガーⅠ型を作った事があり、それから見ると無茶苦茶デカい印象はありません。とは言え、1/35では最大級のAFVキットには違いないので、迫力は充分ありますね。残りは砲身部分ですが、ここまでそれ程ストレスなく製作が進んで来ているので、このまま砲身部分もストレスなく組み上げられたら嬉しいですね。早く塗装に入りたい!

追補:製作記#1で、1/35キットとしてトランぺッターのキットを挙げましたが、これ以外にトライスターの1/35キットもあったようです。既にメーカーが消滅してしまっていて、その金型が今どうなっているのかは分かりません。

砲身製作のその4に続く。