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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

アカデミー1/35 ヘッツァー ”プラハ 1945” 製作記 その4 完成

2021年08月30日 17時09分00秒 | アカデミー1/35ヘッツァー”プラハ1945”製作記
父の入院のごたごたなどがあった8月後半でしたが、父が入院出来た事で少し落ち着いて来たように思います。予約していたキットはそんな事情などお構いなしに到着するし、夏の甲子園では史上初の兄弟校での決勝が行われ、当県代表の智弁和歌山が優勝するなど、時間は無情とも思えるように流れています。そんな時間の流れに任せてヘッツアーの製作も進めていましたが、無事完成しました。

砲盾取り付け前に、油彩のバーントシェンナとイエローオークを適当に混合したものをペトロールで希釈してウォッシングしました。ノテックライトの電源ケーブルを鉛線で追加しました。


ウォッシング後、デカール保護と艶処理を兼ねて水性の艶消しクリアを吹き、乾燥後残っていた砲盾部分など、スティール部分のパーツを取り付け、再度ウェザリングを施して一応完成となりました。何も足さない・引かないをモットーにしているAFVキットですが、今回は先述のケーブルとワイヤーロープの取り付けフックを追加しました。ウェザリングはいつもの我流ですが、金属感を出すのに、今回7Bの鉛筆を擦りつけてみました。また、ケープと水性塗料によるハゲチョロ塗装にも挑戦してみましたが、初めてにしてはけっこううまく行ったように思います。今後のAFVキット製作に活かして行きたいですね。

それでは、恒例の稚拙な完成写真の羅列です。まずはスマホで写したものから…。





照明が少し強すぎたようで、若干白つぶれしていたりピントが甘い部分もありますが、その辺は私の不徳の致すところと言う事で…。(いつもやろ!と突っ込まれそうですが…😂)今気づきましたが、下から2枚目、誘導輪にかかっている履帯、ちょっとずれていますね。あとで直しときます。

次に一眼レフで写したものを貼っておきますが、こちらも上と同様、照明が強過ぎですね。(一回りサイズアップしています。恥の上乗せやぁ!)





参考にさせて頂いた某ブログにある作例とは少し塗装などが異なっているのですが、詳しい資料などもないので、ほぼ説明書の指示に従って塗装しています。実車ではワイヤーロープやジャッキなどは装備されていないみたいですが、枯れ木も山のなんとやらで、取り付けておきました。





左のサイドスカート後部は迷彩塗装されているようですが、グリーン一色で塗装しました。プラハ蜂起時に使用された車両と言う事で、ドロドロのイメージではなく、市街戦らしく埃っぽいイメージにしましたが、どんなもんですかね? いつもと変わっていないやろと言われちゃいそうですが、大好きなヘッツアーのバリエーション車両と言う事で、完成出来て良かったと思っています。ところで、チェコの国旗って青の三角形を左にすると、右側の白と赤は、上が白で下が赤のはずですが、右側面にある国旗以外は逆になっています。これには何か意味があるんでしょうか? デカールの青も水色っぽいですが、もう少し濃い青じゃ? デカールが間違っているってことではないと思うのですが…。ん~わかりまへん🌚

タミヤのコピーと揶揄されたキットですが、タミヤはバリエーション展開しないメーカーと言うのを見込んで限定発売されたキットです。このキットの事をネットで調べていたら、某ブログで偶然このキットの作例を目の当たりにして、いつかワシもこんなん作りたい!と思っていました。その作例には遠く及びませんが、自分なりに楽しんで作れてよかったと思っています。タミヤのコピーと言うだけあってか、ストレスなく製作出来ました。今年8個目の完成キットで「月1個完成」はまだ続いていますが、次のキットでそれは崩れるかもしれませんね。(まだ何を作るかは決まっていません。)最後に、参考にさせて頂いたブログを紹介しておきます。こちらです。 次は、日独機以外の1/48飛行機キットを作りますが、まだアイテムは決まっていません。

では、最後の纏めです。

アカデミー1/35 ヘッツァー ”プラハ 1945”
製作開始:2021年(令和3年)7月20日
完  成:2021年(令和3年)8月28日
キット購入日:2013年(平成25年)6月20日
購入価格:2,756円(税込み)
参考資料:各PCサイト様、北海道装甲戦闘車輌模型日記(kumaposoブログ)様
完成キット撮影カメラ:ペンタックスK-S2、moto g8


アカデミー1/35 ヘッツァー ”プラハ 1945” 製作記:完


アカデミー1/35 ヘッツァー ”プラハ 1945” 製作記 その3 デカール貼り完了

2021年08月21日 20時38分50秒 | アカデミー1/35ヘッツァー”プラハ1945”製作記
8月後半は異常とも思える長雨で、今日も午後は雨になってしまいました。早く秋晴れの安定した天気になって欲しいですね。🌞

ここ最近、ちょっと家の方の事情で落ち着かない状態が続いていて、模型製作も滞りがちですが、ヘッツァー ”プラハ 1945”はデカール貼りまで完了しました。

本体上部に各パーツを取り付け、Mr.カラー29番艦底色を吹きました。下地はオキサイドレッドサフの缶スプレーを吹いています。塗装終了後、上下を合体しました。

ダークイエローで塗装するパーツは、ケープでのハゲチョロ塗装を行ってから取り付けています。最終的に艶消しクリアを吹きますが、スチール部分はマスキングしています。続いてデカール貼りに入りました。

デカールはカルトグラフ製の上質なもので、非常に貼りやすく凸凹面にも良く馴染んでくれます。調子に乗ってデカール貼りを進めていた所、写真のような事が起こってしまいました。デカールの番号が貼り付いてしまい除去できなくなってしまったのです。😢 写真では1枚ですが、2枚貼り付き、1枚は何とか除去できたのですが、写真にある部分がどうしても除去できません。あまり弄ると破いてしまいそうだったので、塗装でカバーしようと思ったのですが…。

こう言う状態になりました。残りのデカールに小っちゃなチェコの国旗のデカールが残っていたので、赤の部分を切り出して貼り付けました。ちょっとデカールの厚味が気にならなくもないのですが、ウェザリングでごまかせると思います。写真はまだデカールが半乾き状態です。いくらカルトグラフとは言え、印刷がちょっとずれていますね。


デカール貼り完了の図です。1日乾燥させてデカール保護のためのクリア吹きを行なってからウェザリング開始となります。履帯回りは先に少しウェザリングを施しています。

今月中の完成を目標にしていますが、来週は父の事であれこれ予定が入っているので、どうなる事やら?

ウェザリング開始の、その4に続く。


アカデミー1/35 ヘッツァー ”プラハ 1945” 製作記 その2 やって見たかった事をやって見た!

2021年08月04日 19時19分19秒 | アカデミー1/35ヘッツァー”プラハ1945”製作記
暑い毎日が続いていますが、夏バテなどしていませんか? オリンピックも終盤に近付いていますが、地デジが映らないのでBSばかりみています。今夜の野球(韓国戦)が楽しみですね。

さて、ヘッツァー ”プラハ 1945”の2回目は、以前からちょっと試して見たかった事に挑戦(って言う程大したことじゃないけど)してみました。

用意したのは言わずと知れた(と思う)”ケープ”です。AFVモデラー界では今や必須アイテム化していますが、実際手にするのは初めて。嫁さんに持っていないか確かめましたが、使わないと言うので、自分で買って来ました。そして、タミヤの水性塗料XF-88ダークイエロー2です。水性塗料に大きな虎さんと馬さんを抱え持っている私にとっては、水性塗料は鬼門のアイテムですが、今回の挑戦には必要と言う事で買って来ました。もうお分かりだと思いますが、ケープによる剥げ剥げ塗装(チッピングもどき?)を試して見たいのです。

この戦車はホイール部分がダークイエローで塗装されているので、試すのには打ってつけです。と言う事で、作業開始です。画像上から順番に、まずはオキサイドレッドサフの缶スプレーを吹き、サフの乾燥後、ケープを吹きました。どこまで乾燥させていいのか分からないので、手で触れてベタつき感がなくなるまで待ってから、タミヤの水性塗料XF-88ダークイエロー2を水で薄めてエアブラシで吹きました。ここは専用溶剤ではなく水で希釈するのがコツとある本に書かれていたからです。塗料の乾燥後、水を含ませた筆で塗装面をやや強めに擦ると水性塗料が剥がれ始めます。筆だけではなく、綿棒や爪楊枝などを使って小さな剥離を表現する事も可能です。今回初めてでしたので、やり過ぎた感がありますが、コツさえ掴めれば飛行機にも応用出来るかもしれませんね。ただ、やはり水性塗料って苦手かも?😊 エアブラシで水性塗料を吹いた後の洗浄って皆さんどうされてるんですかね?(カップ内に乾燥した塗料が付着していると水洗いでは取れないので、最後に油性のシンナーで洗浄しています。) このケープによる剥離再現って、ラッカー塗料では出来ないんでしょうか?

裏側はこんな感じになっています。同じ手順で作業したものですが、やはりやり過ぎ感がありますね。完成したら殆ど見えないので、このまま進めます。

ホイールの塗装が完了したので、履帯の組み立てを始めたのですが、ロコ組にしようとホイールを接着しないまま履帯を繋げて行った所、補助輪を接着してしまっているのに気付き、このままじゃロコ組出来ないので、一旦取り外してしまう事にしました。そして、片方の履帯が組み上がり、反対側に移った瞬間、折角組み上がった方の履帯が抜け落ちバラバラになってしまいました。それが運の尽きで、結局、ホイールを接着して履帯を組み立てました。(写真はありませんが、ラバー部分も塗装しました。)

組み上がった履帯です。最初からこうしておけば苦労しなかったのに、ちょっと余計な事をしようとしたことが却って時間を喰う事になってしまいました。オキサイドレッドのまま進めようと思っていましたが、本体色が明るすぎるように思えたので、説明書の指定通りMr.カラー29番艦底色(旧版)を吹きました。ですので、ホイールのハゲチョロ部分のオキサイドレッドとは若干色合いが異なる結果になってしまいましたが、気にしない事にします(^^; 履帯はモデルカステンのいつもの履帯色を塗っています。

本体上部に各パネルを取り付け、エンジンカバー部分にエッチングパーツを接着しました。タミヤとの差別化を図った部分です。

本体上部の組み立ても徐々に進めていて、もう少しで各パーツの取り付けが完了しそうです。次回は塗装編になると思います。台風接近がちょっと気になりますが…。

次回塗装編に入れると思う、その3に続く。



アカデミー1/35 ヘッツァー ”プラハ 1945” 製作記 その1

2021年07月26日 22時24分00秒 | アカデミー1/35ヘッツァー”プラハ1945”製作記
お暑うございます。連日猛暑が続いていますが、その猛暑をさらにヒートアップさせているのがオリンピックですね。開催に当たっては色んな声がありますが、主役はあくまでも選手だと言う事をもっと認識し、素直に応援する気持ちが大切ではないでしょうか?

そんなオリンピック真っ只中、テレビに釘付け状態と言う事もあり、次の製作キットの紹介が遅くなってしまいましたが、研三に続いて製作するのは「アカデミー1/35 ヘッツァー ”プラハ 1945”」です。今まで作った事のないメーカー、飛行機の次はAFV(今回は1/35)と言う自分ルールの下、候補は幾つかありましたが、迷った末の選択となりました。それでは、まずは簡単にキット紹介からとなります。

パッケージイラストです。2013年発売のキットで、通常版はタミヤのコピーと揶揄されたりもしましたが、こちらのキットは、1945年5月のプラハ蜂起時に、プラハ市民がドイツ軍から鹵獲して使用したヘッツァーを再現した限定版キットです。

Aパーツです。本体上部はタミヤのキットと寸分の違いもありませんが、下部の方は若干異なっているようです。

Bパーツには主要パーツが纏められています。この辺のパーツ割りもタミヤとよく似ていますが、配置は異なっています。フィギュアが2体ありますが、このキットでは不要パーツとなります。また砲身などのパーツも使用しません。

CパーツとEパーツは2枚づつで、足回り関係のパーツとなっています。ホイールは全て接着固定となります。(因みにDパーツは存在しません。)

FではなくGパーツです。車体後部のエンジンカバーやハッチ類のパーツが並んでいます。

履帯はIパーツとなっていて2枚あります。ベルト式の履帯はセットされていません。エッチングパーツやレジンパーツ(白いのがそれです)も含まれていますが、レジンパーツはどこで使用するんですかね。まぁ、その内判明するでしょう。ワイヤーは写真のような水糸が用意されています。デカールはカルトグラフ製となっています。マーキングは3種類から選択出来ます。下のサムネをクリックすれば大きな画像となります。

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説明書です。日本語表記はなく、ハングル文字と英語表記のみです。塗料指定は、ハンブロール、クレオス、タミヤ、ライフカラー、テスター、レベル、ファレホの塗料番号が掲載されています。またパーツ図が掲載されているのは嬉しい配慮だと思います。タミヤもここは見習って欲しいですね。

と言う事で、早速製作開始です。

シャーシ部分にホイール取り付け用の各パーツを接着しました。ズレなど一切なく気持ちいいくらいピタッと嵌ります。さすが、タミヤのコピーと言った所でしょうか?😅

ホイールを仮付けしてみました。先にも書きましたが、ホイールは接着固定で回転しませんが、履帯が連結組み立て式なので、これが正解で回転させる意味がありません。

クレオスのオキサイドレッドサフの缶スプレーを吹きました。説明書では、本体は艦底色指定(錆止めの地のまま)となっていますが、本体もこのサフのまま行くと言う手もありそうです。ホイールはダークイエローで塗装するので、まだ仮組みしたままですが、今回チョット試して見たい事があり、私には鬼門の水性塗料を使用する事にしています。うまく行くかは神のみぞ知るって所かな?

履帯の方は黒サフを吹いて置きました。この後、履帯色を吹きます。

現在はこんな所となっています。実はこのキット、某ブロガーさんの素晴らしい作品を目の当たりにして、私も作って見たくなり購入しました。そのような素晴らしい作品に仕上げるウデはありませんが、少しでも近付けられるよう、自分なりに努力しようと思っています。完成目標は8月中と言う事にして置きます。

それでは、今回はこの辺で…。

思惑のその2に続く。