ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1 製作記 その10(最終回)

2022年12月03日 23時44分10秒 | モンモデル1/48 Me410A-1製作記
12月を迎え冬らしくなって来ましたね。我が家もファンヒーターに登場願うことになりました。電気代高騰の折り、ファンヒーターの出番が増えそうです。灯油代も値上がりしてますが、電気代を抑えるためには止むを得ませんね。

さて、8月下旬から製作を開始し、9月中に完成だ!と豪語していたMe410ですが、9月中どころか10月になっても完成せず、ようやく11月最後の日になんとか完成の運びとなりました。早くブログにアップしようと思っていたのですが、細々した用事があれこれ重なってアップまで少々時間がかかってしまいました。

墨入れが終わり、組み立ても最終段階に入りましたが、なかなかすんなりとは完成とはさせて貰えないのはいつものことのようです。

キャノピーのマスキングを取り外して窓枠の塗装確認を行ないましたが、大きな修正箇所もなくてホッとしました。次にプロペラを取り付けましたが、キットのプロペラは両面とも同じ形状をしていて、裏と表の判別がつきません。ブレードの形状も、先端が尖り過ぎていて、幅も広いように感じたので、少し修正しました。ただ、実機の画像を見ると、ブレードの形状は色々あるようで、幅広タイプのプロペラの機体も存在しているようです。
爆弾槽のドアは、写真の赤丸のような開き方ではなく、爆弾槽内に少しめり込んだような開き方が正しいのですが、キットではその形での取り付けが困難なので、仕方なくこのような取り付けとしました。閉めた状態にしようか迷いましたが、せっかく爆弾が見えるようになっているので、開いた状態にしました。

スピナーを被せましたが、後部のパーツとのフィットがよくありません。エンジンカバーをセットすると干渉してしまい、プロペラがスムーズに回らなくなるので、カバーなしの状態としました。メーカーの完成写真でもカバーなしとなっているのはこのせいなのかもしれませんね。プロペラは、この後、タミヤの墨入れ塗料のグレーでウオッシングしました。キャノピーの開口部も開いた状態にしましたが、ここはイモ付けになるので、接着強度に不安があります。アンテナは、キットのものが小さい感じがしたので、延ばしランナーで自作しました。写真はありませんが、胴体下部にある1本物のアンテナ(FuBlアンテナ前)は、0.6ミリ真鍮パイプに置き換えました。


最後に、アンテナ線を張ってめでたく完成!とは行かず、途中でアンテナが破損したり、ピトー管が取れたりして、その都度接着し直す羽目となりました。お陰でピトー管の取り付け部がちょっと醜くなってしまいました。アンテナ線は、モデルカステンの0.6号ストレッチリギングを使用しています。タイヤの泥汚れ、排気管の煤汚れは、パステルを粉末にして擦り付けました。

下に完成直後に作業机の上で撮影した画像を載せて置きます。ちゃんとした画像は、フォトチャンネルにいつものように纏めていますので、そちらをご覧下さい。(完成キットが大きくて、撮影時に撮影ブースの外枠の白い部分がどうしても写り込んでしまうので、ペイントを使って近似色でカバーしています。その点、ご了承下さい。)下面の画像も撮りたかったんですが、裏向けて置けないので、今回は下面の画像はありません。





昨年、ブロ友のヒロシ殿、あきみず殿、それに日の丸航空隊殿が各メーカーのMe410を製作されていて、それにあやかって私もMe410を作って見たくなったと言うのが今回の製作の動機です。Me410と言うと、グレー系迷彩の機体が多いのですが、ちょっと趣きを変えてグリーン系迷彩機としました。モットリングもありません。途中で、製作ミスに気付いた部分もいくつかあり、修正可能部分は修正しましたが、後部銃撃装置の照準器部分は修正できず、そのせいで、キャノピーと干渉してしまい、干渉部分のカットを余儀なくされる結果となってしまいました。完成してしまえば殆ど見えなくなってしまいますが、ここは大きな反省点となり、この辺も含めて完成品の満足度は高くありません。いつか機会があれば、リベンジしたいキットとなりました。プロモデラーのキットも持っているので、残りの人生で製作できればと思っています。で、最後にこのキットの最大の欠点、それは「持つところがない!」と言う事です。

モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1 完成画像

それでは、いつもの最後の纏めです。ここまでご覧頂き有難うございました。

モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1
製作開始:2022年(令和4年)8月23日
完  成:2022年(令和4年)11月30日
キット購入日:2013年(平成25年)10月19日(キット到着日)
購入価格:5,000円(税込み・送料無料)
参考資料:世界の傑作機No.141メッサーシュミットMe210/410、プロファイル、ヒロシ殿のブログ等
D.UPパーツ:ファインモールドMe262用ピトー管
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V/moto g8


モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1 製作記:完

モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1 製作記 その9

2022年11月25日 22時47分00秒 | モンモデル1/48 Me410A-1製作記
今日11月25日は愛犬ミルティが永眠した日で、1周忌となります。妻と二人で聖苑へ供養に行って来ましたが、ここから今年前半にかけて、身内の人間が次々に天に召される連鎖が続きました。幸い、母はまだ健在ですが、8日に緊急入院となり、今は病院での生活が続いている状況です。病院から時々連絡があり、症状は安定していると言う事ですが、この先、自宅に戻って来られる可能性は低いと思います。

愛犬ミルティ 天国へ - ワイのもじけたブログやで~

本日、11時半ごろ、我が家の愛犬ミルティが天に召され星になりました。合掌。2008年12月。娘がまだ大阪の学校に通っている時に、学校近くのペットショップの片隅に一匹だけ...

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23日はにわか仕込みのバンドメンバーとして久々のライブに行って来ましたが、なんとか無事に役目を果たせて良かったかなと思っています。借りていたギブソンJ-45(1974年製)は返却しましたが、マイギターが欲しい気分です。多分、来年はもうないと思います。

そんなこんなで、中々模型製作に勤しむ時間がなくて、Me410の完成が遅くなるばかりですが、ライブが終わり少し時間も出来るようになったので、完成を目指して製作を進めています。


全体塗装が終わり、マスバランスと胴体下面のアンテナを接着して墨入れ(タミヤの墨入れ塗料ブラックを使用)を行ないました。アンテナは、別売のエッチングパーツに置き換えようと思っていましたが、サイズが合わずにキットのものを使用しました。やはり少々ごついですね。


墨入れ後、自作の75%艶消しクリア(油性)を全体に吹いて艶を整えました。その後、翼端灯を接着してから主脚を取り付け、やっと3点姿勢になりました。この時にちょっと手順を間違って、先に脚の前にある脚庫カバーを取り付けておくべきでした。主脚を組み込んだ後での取り付けは少々苦労しました。(写真では良く見えませんね。) 塗装前に開口部のマスキング(詰め物)を行なった時に外れてしまっていたパーツも再接着しました。ピトー管は、ファインモールドのMe262用真鍮製ピトー管を長さを調整して使用しています。

現在の状況はこんな感じです。もうちょっとで完成ですが、完成前にはいつも何かしらのアクシデントが発生すると言うジンクスのようなものがあるので、最後まで油断せずに完成を目指そうと思います。キャノピーのマスキング剥がしが最後の試練にならなきゃいいんですが…。😅 早く次のキットを作りたい!

👆次に作ることにしているキットです。何かおわかりですね。

次回、完成報告出来ると思います。

最後までご覧頂きありがとうございました。

その10に続く。


モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1 製作記 その8

2022年11月11日 18時50分00秒 | モンモデル1/48 Me410A-1製作記
暦上は立冬も過ぎ冬なんでしょうが、春のような暖かさが続いています。次の日曜日は雨になり、その後は寒くなるらしいですが、体調にはお気を付け下さい。体調と言う事では、母の体調が急変して緊急入院することになってしまいました。入院を頑なに拒み続けていましたが、今回ばかりは観念したようで、ドクターの指示で入院となりました。今まで面倒見ていた母が家にいなくなり、何だか急に脱力感に襲われた感じで、切ないですね。面会できないのが一番辛くて、どんな容態なのか分からないのが不安を募らせる要因となっているように思います。病院から連絡ないことが安心材料なのかもしれないですが、反面、電話が鳴ると不安になってしまいますね。入院したことで自分の時間は増えたものの、素直には喜べない気分です。まるで去年の父の時と同じような気持ちです。バンドの練習にも身が入りません。🎸
  
とは言え、気持ちを紛らわそうとMe410の製作を進めています。今回は画像は少ないですが、デカール貼りが終わりましたので、その報告です。

キット付属のデカールです。よく見ると、カルトグラフ製となっていますが、何だかちょっといつものカルトグラフ製のデカールとは異質な感じがするデカールです。

ハーケンクロイツは分割なので、分割されていない別売デカールを使用しましたが、片方が割れてしまったので、そこだけはキットのデカールを使用しました。分割されているデカールって貼り難いんですよね。

上面です。上でちょっと異質な感じと書きましたが、このカルトグラフ製デカール、艶消し加工されていて、少しフィルムが厚くて硬い感じがしました。画像では分かり難いですが、貼るとニス部分が若干白っぽくなってしまいます。ニス部分をカットしようかとも思いましたが、気力が上がらずそのままです。

下面はこんな感じです。水平尾翼はまだ接着していません。メッサー社の飛行機を製作された方ならご存じでしょうが、胴体パネルにパネル番号が書かれています。これを貼るのが結構難しく、何枚か失敗してしまいました。上のデカールの画像の㉛~㊴がそのデカールですが、”9”以外は2枚印刷されています。ミスった分の予備だと勘違いしてしまい、ミスった分をそこからチョイスして貼ったのですが、この予備だと勘違いしたデカール、実は機首からのパネルの番号用でした。まさか、機首からのパネルナンバーのデカールまで印刷されているとは思ってもいませんでした。(塗装図には表示されているんですけどね。😅)幸い、塗面がダークグリーン系と言う事もあり、貼っても全く目立たないので、無くても問題ないやろ!と言う自己解釈で、この部分のみオミットしています。もし、ライトブルー地だったらストックから探し出していたでしょうね。(ヒロシ殿が作られたモノグラム=プロモデラーのキットでは、パネルナンバーが貼られているのが確認できます。)

今回は短いですが、ここで終わりです。

この状態でデカール保護のためのクリアコートを施し、墨入れなどを行なった後、最終的に75%艶消しクリア(油性)を吹く事にしています。完成までもう少しですが、焦らずに完成まで持って行こうと思っていますので、お付き合い頂ければ幸いです。ここまでご覧頂き、ありがとうございました。🙇

完成目指して、その9に続く。

《おまけ》下の写真は先日、某病院の待ち時間に病院の中庭に飛来した小鳥です。画像が粗いですが、この鳥の名前、なんでしょうか?(クラキン殿ならお詳しいかも?)



モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1 製作記 その7

2022年11月03日 17時30分00秒 | モンモデル1/48 Me410A-1製作記
今年も残り2ヶ月ですか! 早いですね。 毎年感じることですが、残りの人生が益々少なくなっていることを実感させられてしまいますね。そんなこと言ってても、時間は無情で止まってはくれません。残された時間、楽しみたいものです。

さて、Me410です。中々模型だけに時間を割けない状況が続いている状態ですが、やっと塗装が終わりました。

前回、下面の塗装が終わった状態で終わっていましたが、上面塗装に向けて作業を進めました。


垂直尾翼の方向舵の作動アームが片方(左)取れてしまっているのに気付きましたが、取れたパーツを見つけ出すのは困難なので、後程、真鍮線ででっち上げます。

上面を塗装するため、下面をマスキングした状態です。いつもなら紙との併用でマスキングするのですが、今回はほぼマステのみでマスキングしました。

Mr.カラー17番RLM71を全体に吹きました。旧ロット品の在庫がなくなったので、新調した塗料を使用しましたが、旧ロット品とは若干色合いが異なるため、新しい塗料で全体を吹き直しまた。その結果、せっかくのシャドウ吹き効果が殆どなくなってしまいました。😓

続いて、RLM70を吹くためのマスキングを行ないました。説明書の塗装図を拡大コピーしたものを切り抜いてマスキングしましたが、どうしても辻褄が合わない部分が生じるので、マステやひっつきむしなどを併用しています。

いつもならそのまま次の塗装をやっちゃうんですが、今回はもう一度タミヤラッカーLP-5 セミグロスブラックでシャドウ吹きしました。この塗料、セミグロスとは言え、ほぼ艶消しに近いです。

黒を残す感じで、Mr.カラー18番RLM70を吹きました。写真では殆どシャドウが目立っていませんが、若干の効果はあったようです。迷彩パターンは、手持ちの資料とではかなり異なっていますが、説明書のパターンで塗装しました。

そして、ドキドキタイムです。一部を残して、マスキングを除去しました。運命の瞬間です。若干の修正箇所が見付かりましたが、ほぼ問題なく塗装出来ていて一安心です。修正部分の修正も完了しています。

下面です。こちらはシャドウ吹きが効いていて、良い塩梅です。各塗料によって艶度が異なるのはいつものことで、デカールを貼ってから、デカール保護と艶の統一のためのクリア吹きを行ないます。 マスキング除去中に外れてしまったパーツ(排気管やプロペラ取り付けパーツ)はデカール貼りが終わってから再接着します。

次はデカール貼りに進みます。結局、10月の完成もダメでしたが、今月中には完成するでしょう!(23日のライブまでバンドの練習が続きます。)

ここまでご覧頂き有難うございました。

その8に続く。



モンモデル1/48 メッサーシュミットMe410A-1 製作記 その6

2022年10月22日 20時50分00秒 | モンモデル1/48 Me410A-1製作記
皆さん、風邪🤧など引いていませんか? なんて言ってる本人が風邪を貰ってしまい、体調はイマイチ良くありません。鼻水ノンストップ状態からは脱出したものの、咳が中々治まりません。来週木曜日は胃カメラ検診とインフルの予防接種なんですが、風邪の状態で果たして大丈夫なのか病院に電話して確かめようと思っています。

そんな体調不良と来月23日のライブのバンド練習が大詰めとなって来ている中、時間の合間を見てMe410の製作を続けています。

マスキングが終わったキャノピーを胴体に接着した所です。自分の製作下手のせいもあると思うのですが、開口部のパーツのフィット感が良くありません。

窓枠の下地としてMr.カラー116番RLM66ブラックグレーを吹きました。


サフ吹きに備えて、開口部に詰め物を施しました。エンジンカバーや爆弾槽ドアなどは組み込んだ状態でサフ吹きから塗装まで行なおうと考えていたのですが、途中で外れたりする可能性も考えられる事から別塗装することにしました。まぁ、ある程度の吹き込みは覚悟しています。


マスキングを確認してクレオスの1500番グレーサフ(缶スプレー)を吹きました。黒く汚れていた部分も隠れてスッキリしました。サフを十分乾燥させた後、表面のザラツキを均すために使い古した1000番のスポンジヤスリで軽くサンディングしました。


続いて、シャドウ吹きを行ないました。使用した塗料はタミヤラッカーLP-5 セミグロスブラックです。片方の水平尾翼下面に吹き忘れがありますが、このまま進めます。(左右で違う部分お分かりでしょうか。😅)

Mr.カラー115番RLM65ライトブルーで1回目の下面色を吹きました。ここで、えっ?と思われた方はかなりのドイツ機マニア。ライトブルーはRLM76やろ!と思われるかもしれませんが、今回選択したマーキングはRLM70/71での迷彩ですので、RLM65で間違いありません。Me410の迷彩塗装はRLM74/75の組み合わせが多いようですが、その場合はRLM76が正解です。

上面塗装の準備も進めなくてはと思い、手持ちの塗料の在庫を確認した所、RLM71の塗料が足りなさそうだったので買って来ました。

左が旧来品で右が新ロット品です。写真でどこまで分かるかは分かりませんが、微妙に色味が異なります。これはよくある事ですが、途中で新ロットを使用する時は要注意です。

一部、接合部にサンディング不足個所があったので、修正してから2度目の下面色を吹きました。

下面色の塗装はひとまずこれで完了です。次からは上面の塗装に入りますが、その前に面倒なマスキングを行なわなくてはなりません。マステの大量消費になりそうですが、私が良くやる紙との併用になるかもしれません。マステの使用量的にはあまり効果ない気もしますけどね。(笑)

塗装完了でアップしようと思っていましたが、いつになるか分からないので、取りあえず現況報告と言うことでアップさせて頂きました。次は塗装完了報告出来ると思います。かな?

明日から予約キットの到着が2日続きそうです。10月の入荷ラッシュはまだ続いているみたいで、今月の到着キットは果たして何個になるのか、自分でも怖い! 支払いも怖い!!

と言うことで、明日の到着キットをお楽しみに! ここまでご覧頂き、ありがとうございました。

その7に続く。