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(開設2015年1月1日)

タミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサー製作記 その3 完成

2020年12月25日 19時29分00秒 | タミヤ1/35イギリス陸軍S.A.S.ランドローバー・ピンクパンサー製作記
今年も今日を入れて残す所1週間となってしまいました。クリスマス寒波とやらで寒い年の瀬となっていますが、風邪など召さないようお気を付け下さい。

造形村1/48震電の完成後、年内にもう一つ完成させたいと思い製作開始したタミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサーですが、何とか無事に年内完成となりました。22日に完成していたのですが、壱岐・対馬ツアーの最終日の様子を先にアップしたくて、そのブログ作成に少々時間を取られてしまい、完成報告が遅くなってしまいました。

前回で本体はほぼ完成状態でしたが、小物パーツやOVM類の塗装及び取り付け、それとフィギュアの組立てなどが残っていて、寒さに耐えながら作業を進めて完成となりました。

ドライバーのフィギュアです。ハンドルを持たせるので、両腕はひっつき虫で仮付けしてサフを吹きました。説明書の塗装指示を誤認して服装をカーキグリーン(Mr.カラー54番)で塗ってしまったのはここだけの話しです。😓 カーキグリーンの上にカーキ(Mr.カラー55番)を塗りました。

途中の塗装工程など、写真を撮り忘れてしまいいきなり完成となりましたが、今年最後の完成キットをご覧下さい。





簡単な展示台を自作しました。100均で買って来た軽量粘度を円形の板切れに盛り付け、タンの缶スプレーを吹いただけですが、粘土が乾燥したら割れが生じてしまいました。



展示台なしで写真を撮ったのがこちらです。ウェザリングは基本的には油彩のイエローオークを使用していますが、他にはタミヤの墨入れ塗料やウェザリングマスターなどを使用しました。スミ入れ塗料の新製品、オレンジブラウンを使って見たくて買いに行ったんですが、店に置いていなくて買えませんでした。残念! いつもの一つ覚えのウェザリングしか出来ないので、こんな感じで完成としました。大戦時代の車輌ではないので、派手な汚しは控えたつもりですが、大戦時代の車輌と殆ど変わらない状態になってしまいました。キットのパーツだけを使用して、何も足さず・引かずで完成です。デカールは元から付属していません。不要パーツゼロで、ランナー枠だけが残りました。

これで今年の完成キット数は5キットとなり(少ない!)、ペース的にはまずまずかなと思っています。年内の製作は中断して、新たな製作は年明けから開始することにしています。それでは、最後の纏めです。次の製作キットをお楽しみに!

タミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサー
製作開始:2020年(令和2年)11月17日
完  成:2020年(令和2年)12月22日
キット購入日:不詳(キット初版発売1976年12月)
購入価格:不詳(初版キット価格600円)
参考資料:特になし
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V


タミヤ1/35イギリス陸軍S.A.S.ランドローバー・ピンクパンサー製作記:完

↑なんでこんなに高いんですかね? これじゃ誰も買わないよ!密林さん!!

タミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサー製作記 その2

2020年12月11日 23時50分00秒 | タミヤ1/35イギリス陸軍S.A.S.ランドローバー・ピンクパンサー製作記
12月も残り20日となり、令和2年も残り少なりつつありますが、年内に完成させようと思い製作開始したピンクパンサーの製作は、本体の組立てに入りました。

本体上部を組立てて、他の小物パーツも含めてオキサイドレッドサフを吹きました。前回でタミヤの缶スプレーを使い切ってしまったので、今回はグンゼのオキサイドレッドサフの缶スプレーを使用しました。(買いに行った店にタミヤ製がなかったんですよね。) タミヤ製に比べて若干艶があるように思います。

アクセサリーパーツなど一部のパーツはランナーに付いた状態でサフ吹きしました。気温のせいか、乾燥まで時間がかかります。

サフが乾燥した所で、本体のデザートピンクを吹きました。隠蔽力が弱いので、下地を消すのに少々苦労しました。奥まった部分の一部は、サフの地色を残しています。


各パーツの塗装を行ない、シャーシに組み込みました。ウェザリング後に取り付けるライト類はまだこの時点では取り付けていません。同様に、機銃やスコップなどの金属色で塗装するパーツも未接着です。ドライバーを仮に乗せてみましたが、ちょっと窮屈感があり、後乗せするのにパーツを破損しないか不安があります。また、背中側に少し隙間が生じたので、パテを充填して修正しました。腕はハンドルを持たせるので、最後に接着します。英国車輌なので、右ハンドルです。

ピンクの車体にどのようにウェザリングを施そうか迷いましたが、油彩のイエローオークを希釈したもので、ウォッシングと墨入れをして見ました。写真ではかなりイエローオークが目立っていますが、実際は写真程には目立っておらず、結構良い感じになったように思います。この後、もう少しウェザリングを追加する事にしています。あとは小物パーツやOVM類を取り付ければ完成です。

このまま順調に行けば、次回で完成報告出来るかもしれません。年内完成も何とか大丈夫でしょう。問題はフィギュアかもしれないですね。

完成報告出来そうな、その3に続く。


タミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサー製作記 その1

2020年11月29日 20時02分00秒 | タミヤ1/35イギリス陸軍S.A.S.ランドローバー・ピンクパンサー製作記
造形村の震電がどうにかこうにか完成してホッとしたのも束の間、年内完成キットがたった4個と言う、何ともお恥ずかしい数のままでは終われないと思い、なんとかもう一つ年内に完成させたくて、製作開始したのが「タミヤ1/35 イギリス陸軍 S.A.S. ランドローバー・ピンクパンサー」です。完成したとしても4が5になるだけですが、4と5では大違い!(だと自分では思いたい😊)

タミヤのMMシリーズは、アイテム番号順に製作している関係で、どうしても古いキットばかりになりますが、発売順では少し違って来て、この先の製作予定となっているブルムベアー(1/35MMシリーズNo.77)の方がひと月早く1976年1月に発売されています。こちらのピンクパンサーは1976年2月に発売されたキットで、アイテムNo.76となっています。タミヤでは時々こう言う事が起こっており、先日届いたマーダーⅠなども発売順がアイテムNo.順ではありません。ピンクパンサーのキットはイタレリからも出ていたらしいですが、見た事ありません。

前置きはこの位にして、早速キットの紹介と行きましょう。

MMシリーズの中でも異色のピンク色の車輌です。S.A.S. と言うのはスペシャル・エア・サービスの頭文字で、1970年頃から植民地の反乱鎮圧などに使用した砂漠用特殊車輛がこのランドローバー・ピンクパンサーです。現在も店頭で見る事の出来るキットですが、値段はかなりアップしていますね。


全てのパーツと説明書、それに当時のチューブ入り接着剤が入っています。デカールはありません。成型色も薄いピンク色で成型されています。MMシリーズ全キットの中でも、ピンク色はこのキットだけではないでしょうか?(白は幾つか存在します。)古いキットですので、パーティングラインや抜き勾配がややキツメのようで、平面を出すのに少し手間がかかる部分もあります。ドライバーのフィギュアが1体セットされています。

戦車のキットと違って、こう言ういわゆるソフトスキンの車輌は、全て組み立てて一気に塗装と言うのが私的には難しく、部位単位で製作を進めます。まずは車体下部から製作開始です。パーツを切り出し仮組みした状態です。震電で苦労した接着位置が分からないとか、嵌合位置が合わないと言うような事は一切なく、気分良く位置決め出来るのがいいです。この辺は、古いキットですがさすがだと思う部分です。

サフはタミヤのオキサイドレッドサフ(缶スプレー)を吹きました。黒サフにしようか迷ったのですが、果たして黒にピンクは大丈夫?と言う思いが生じ、オキサイドレッドサフにしました。配色的に黒にピンクと言うのは映えるんですけどね。

サフ吹きの後、自作のデザートピンクを吹きました。タミヤの説明書ではまだパクトラタミヤとなっています。Mr.カラーNo.63ピンク(桃)とNo.53ライトカーキ(バフ)を1:1で混合しました(説明書記載の混合割合ですが、塗料が異なります)が、やや赤味が強いと思い、白を少し加えています。因みに、No.53は欠番ですので、無くなると入手困難です。パーツの素材色に比べてまだ赤味が強く、ピンクと言うより薄紫みたいな感じがしないでもありません。キャラクターフレッシュと言う手もあったかなと後で思いましたが、あまり使わない塗料は増やしたくありませんね。最終的に白を加えて重ね塗りする事にしています。Mr.カラーのバフが欠番になったのは少し残念です。今後必要な場面ではタミヤのラッカー塗料を使用する事になりそうですね。各部の塗装も行なっています。排気管の塗装はいつもの自作塗料です。

塗装が終わり、各パーツを接着しました。ホイール部分は、サークルカッターでマスキングテープを切り出したものを使用しましたが、一部液状マスキングも併用しています。

タイヤの塗装にはタミヤのラッカー塗料LP-65 ラバーブラックを使用しました。Mr.カラー137番のタイヤブラックに比べると黒みが強いですし、完全艶消しとなっていますね。タミヤのラッカー塗料って、Mr.カラーに比べてサラサラで、Mr.カラーと同じような感覚で希釈すると薄め過ぎになるようです。写真でもピンクがまだ若干残っています。

車輪を取り付けました。(写真は裏面です。)前部は左右に可動しますし、当然車輪も回転します。

本体下部の組立てが一応完了しました。本体完成後に取り付けるパーツを残していますが、それらは本体上部の製作と並行して塗装準備を行なう事にしています。

本体上部の製作を開始しました。OVMの取り付け用の隠し穴を開けるのを忘れてしまい、滅相で開けたら少し位置がずれてしまいました。😓 その部分はパテ埋めしましたが、パーツを取り付けると殆ど見えなくなります。

各パーツにサフを吹きますが、オキサイドレッドサフの手持ちがなくなってしまったので、明日にでも買いに行こうと思っています。ついでに必要な消耗品なども買って来ましょうかね。今年も残り1ヶ月。年内中に完成させたいですね。早く完成したとしても、年内の製作キットはこのキットが最後です。

本体組立て完了予定のその2に続く。