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(開設2015年1月1日)

ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その14 完成

2020年07月28日 23時35分30秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
今日は天気が回復して梅雨明けを思わせるような夏空が広がりましたが、夕方から雨になってしまい、梅雨明けはどうやらお預けのようです。でも、梅雨明けはもう間もなくだと思います。

2月から製作を開始したファインモールド1/35陸自61式戦車の従来型と改修型の2キット同時製作ですが、ようやく完成しましたので、今回は前回の予告通り、完成報告となります。その前に、フィギュアの製作の続きから開始です。


▲サフ吹きが終わり、顔の下地塗装が終わったので、顔以外の塗装を開始しました。塗装指示を見間違ってしまい、ヘルメットをフラットブラックで塗装してしまいましたが、正しくはOD色で、あとで塗装し直しています。下段の写真は、ヘルメット塗装後、艶消しクリア(油性)を吹いたら湿度の影響で白くカブってしまった画像です。この後、OD色(タミヤLP64)で塗り直しました。

▲迷彩柄のデカール貼りを開始しました。頂いたデカールですが、腰が強いと伺っていたので、そのつもりで貼り付けを開始しました。クレオスのデカール軟化剤をたっぷり塗布した上に、適当な大きさにカットしたデカール置き、暫く放置してから凸凹面に押し付けるように貼って行きました。タミヤのデカール糊なども使っています。貼った部分が乾燥するまで次の作業には移らないようにして、結局貼っては乾燥を繰り返しながら3日かかりました。どうしても馴染まない部分は、モデラーズの強力軟化剤を使って馴染ませました。若干、デカール溶けます。

▲で、完成したのがこちらです。相変わらずの下手さですが、まぁ、私のスキルではこんなもんだと思って下さい。戦車長のヘルメットは迷彩柄にしましたので、ゴーグルにも迷彩デカールを貼っています。クリア部分には、タミヤの水性クリアを塗りました。従来型のフィギュアも製作しましたが、腕を接着する際に吹っ飛び、机の裏側まで散歩に行ってしまい、帰って来ませんので、仕方なく従来型の方は今回はお休みして頂く事にしました。戦車長の左腕は、正規のパーツではありません。貼り付け乾燥後、油性の艶消しクリア(缶スプ)を吹いて保護しました。最後に、タミヤの墨入れ塗料(ブラウン)でウォッシングしています。頂いたデカールはまだ残っていますので、いつかまた陸自のフィギュアを作る時まで大切に保管させて頂きます。

フィギュアが完成したので、本体上下を接着し、残っていたアンテナと砲身固定パーツを取り付け、全てのパーツの取り付けが完了しました。一部ウェザリングを追加して完成となりました。改修型の方は、先にフィギュア(操縦手)をセットすると砲塔を後からでは本体に嵌め込めなくなるので、一旦接着したのを取り外し、あとから無理矢理突っ込みました。セット出来て良かったです。(本体上部を接着した後で分かったので、一瞬、フィギュアを乗せられないのではと思いましたが、何とかセット出来ました。但し、接着はしていません。) 戦車長の方は、キューポラに機銃を取り付けると乗せられなくなるようで、車外に立って頂く事にしました。下が完成直後の画像です。▼



それでは完成画像をご覧下さい。コンデジとスマホで撮影したのが混在している事を先にお断りしておきます。まずは従来型からです。▼







続いて改修型(夜戦仕様)です。▼





一番上と一番下の画像は同じカメラ位置ですが、上がスマホ、下がコンデジで写したものです。

そして最後はツーショットです。▼




画像は一部トリミングしてリサイズしています。今回、バックに黒の模造紙を使用しましたが、ライトの光が反射すると言う欠点があるのが分かり、今後の使用はないかもしれません。本当は黒いネル生地を探したのですが、良い大きさの物が見付からず、止むを得ず模造紙になりましたが、やはり結果としてはイマイチ感があります。照明用のライトが強すぎて、画像そのものが白っぽくなってしまったのも今後の課題となりますね。やはり、一眼レフを修理した方が良さそうです。

今回、61式戦車を作る切っ掛けを頂いた黒猫2号殿には、改めてこの場をお借りしてお礼申し上げます。有難うございました。陸自迷彩デカールをお送り頂いた事で、そのご厚意に応えるには陸自の戦車を作る以外ないと思い、ちょうどタイミング良く、AFVキット製作の順番となり、迷わずこちらのキットを選択しましたが、肝心のフィギュアが入っていないと言うのがあとから分かると言うお粗末な製作となり、慌てて別売フィギュアのキットを追加購入する事になってしまいました。途中で、エミールの製作を行なったり、仕事で製作が中断したりして、完成まで5ケ月もかかってしまいましたが、2キット同時製作と言う事で、単純に2で割ると、一つ2.5ヶ月になりますので、自分のペースとしてはまずまずかなと思っています。製作期間内に嘱託期間終了を迎え、今は無職の身ですが、その分、今後は製作スピードも少しはアップするかもしれません。

タミヤの1/35AFVキットは古いキットばかり作っていますが、今回の61式は比較的新しいキットと言う事もあり、コンピュータで作られたキットだと思います。タミヤに比べると細かなパーツが多く、若干作り難さを感じる部分もありますが、そこはファインモールドの職人気質の表れだと思います。完成したキットを眺めながら、国産第1号戦車と言う事を考えても結構カッコイイ戦車に見えませんか! アナログ的な部分を感じるのが、昭和していると思います。映画ではゴジラやキングギドラにいつもやられるだけの存在ですが、この戦車があったからこそ、映画の演出効果もアップしたのではないでしょうか? ファインモールドにはそろそろ大戦機の新金型キットを期待したいですね。

では、恒例の最後の纏めです。

ファインモールド1/35 陸上自衛隊 61式戦車 従来型&改修型及び陸上自衛隊 戦車乗員セット〈'65~'90年代〉
製作開始:2020年(令和2年)2月16日
完  成:2020年(令和2年)7月27日
キット購入日:従来型2014年9月20日/改修型2016年6月17日 戦車兵セット2020年2月6日
購入価格:従来型&改修型各3,800円 戦車兵セット1,360円(全て送料・税込み)
フィギュア用迷彩デカール:新撰組オリジナルデカール(黒猫2号殿から頂いた物)
別売ディティールアップ用純正エッチングパーツ使用
参考資料:手持ちの模型雑誌 各PCサイト様(日の丸航空隊殿からのアドバイス😊)
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V及びmoto mg8


ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記:完






ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その13 ウェザリング編

2020年07月18日 19時35分00秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
嘱託契約の任期満了でクビになった後、3日間のバイトに行って来ましたが、かなりハードな作業のせいで、その疲れが出たのか、それとも仕事に行かなくても良いと言う気持ちからか模型作りのテンションが上がらず、61式戦車の製作が少し滞ってしまいましたが、ブロ友さんたちの製作記を拝見して製作意欲も少し復活したようで、61式戦車が一先ず完成間近の状態まで来ましたので、今回はその報告となります。

▲デカール貼り後、3日間のバイトで製作が中断し、その後も上に書いたような状態が続きましたが、早く完成させてしまいたい気持ちが芽生え、ウェザリングを開始しました。以前にも書きましたが、戦後の戦車と言う事もあり、ウェザリングは控え目にしようと思っていましたが、いつものようにウオッシングから始めました。今回のウォッシングは、油彩のバーントアンバーをペトロールで希釈した物を使用しました。ウォッシング後、タミヤエナメルのXF-57バフで防盾カバーなどをドライブラシし、最後にタミヤ ウェザリングマスターA(サンド・ライトサンド・マッド)で履帯周りをドライブラシしています。最後にクレオスのMr.スーパークリアーUVカット(溶剤系スプレー) つや消しを吹きました。

▲ウェザリングが一応終わったので、残っていた透明パーツの取り付けを行ないました。一部、塗装の必要なパーツもあって、まずはその塗装から開始しました。

▲透明パーツの接着にはハンブロールのクリアフィックスを使用しました。粘度の高いクリア塗料と言った感じの製品です。

▲透明パーツの取り付けが完了し、ライト類の塗装を行ない、残っていた機銃をキューポラに接着し、これで一応完成状態となりました。機銃はタミヤのペイントマーカーのシルバーでドライブラシしました。残っているパーツは砲塔後部にあるアンテナと、車体後部にある砲身固定パーツですが、アンテナは破損リスクが高い(既に一本破損して、延ばしランナーで自作しています)ので、完成直前に取り付けることにしています。砲身固定パーツは本体上下接着後でないと取り付けが難しいので、これも本体上下の接着後に取り付ける事にしています。本体上下を接着してしまうと、フィギュアの搭載が面倒な作業になりそうで、一先ずこの状態でフィギュアの製作を進める事にします。

▼従来型と改修型(夜戦仕様)をそれぞれ単独で撮影しました。




▼フィギュアの方は苦手なフェイスペイントの途中ですが、中々思うような塗装が出来ません。いつまでも経っても上達しませんが、自分で納得出来る範囲でOKにしようと思っています。現在は下の状態です。やはりフィギュアは苦手ですね😓 うまく塗装出来る人が羨ましい!



と言う事で、フィギュアが完成したら本体の方も完成となります。次回、完成報告出来ると思いますので、それまで暫くお待ち下さい。迷彩デカール、うまく貼れるのでしょうか?

完成報告出来ると思う、その14に続く。




ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その12 フィギュア編1&塗装編2

2020年07月05日 19時20分30秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
この所ずっと雨続きで、時折豪雨の時間帯もあったりしましたが、今日は雨も上がり日中は陽射しもありました。ただこの天気、長続きしないようで、夕方にはすっかり曇ってしまい、明日から再び雨になりそうです。明日から3日間バイトだと言うのに、雨はイヤですね。仕事は屋内作業なので、雨の影響を受けることはありませんが、通勤や帰宅時の雨は見通しが悪くなるので、注意しないといけません。球磨川の氾濫で死傷者が発生していますが、被災された皆さんに心よりお見舞い申し上げます。毎年、梅雨の末期になるとこのような災害が発生していますが、こちらも目の前が川ですので、気を付けたいものです。

イントロが長くなりましたが、無職になって初めての製作記です。そろそろ61式も完成領域に入って来ましたよ。(って、まだ先は長いですが…😅)

改修型の迷彩塗装のため、ひっつき虫でマスキングを始めたものの、最後になって足りない!となってしまい、急遽密林さんに注文しましたが、到着までの間、手を拱いている訳にも行かず、ならば今回61式戦車を作る切っ掛けを提供して頂いた黒猫2号殿に報いるためにも、大の苦手であるフィギュアの製作を開始しました。

▲以前、こちらで紹介した「ファインモールド1/35 陸上自衛隊 戦車乗員セット〈'65~'90年代〉」です。61式のキットにはフィギュアはセットされていないので、こちらを用意しました。塗装図では、全てオリーブドラブ単色塗装ですが、迷彩柄で仕上げる事にしています。えっ?お前に迷彩柄の塗装なんてできるんかい!って言われそうですが、それを見かねて黒猫2号殿が助け舟を出してくれました。それが下のデカールです。

▲新撰組から発売されている(いた?)陸自の迷彩柄のデカールです。私も存在は知っていて、いつか購入しようと思っていましたが、売り切れ状態が続いていて再販の目処は立っていないようです。そんな時に、黒猫2号殿からこちらのデカールを含め、多数のアイテムをご提供して頂く事になり、それならそのご厚意に報いるためにも陸自のフィギュアを作らねば!との思いで、61式戦車の製作を開始する事にしました。改めて黒猫2号殿にお礼申し上げます。有難うございました。やっと紹介出来てホッとしています。(多謝!) 迷彩柄の塗装なんて出来ない私には救いの神となりました。あとはうまく貼れるかどうかですね。

▲4体のフィギュアがセットされていますが、搭乗させるのは2体もしくは3体になる予定です。一応、全部のパーツを切り出し、両腕部分を残した状態で組み上げました。改修型に登場させるフィギュアのみ迷彩柄にする予定で、あとは単色塗装となります。インカムは後期タイプの物を選択しています。

▲塗装前(デカール貼り前)に1200番のグレーサフ(缶スプレー)を吹きました。この状態でまずは顔から塗装開始ですが、ひっつき虫が届いたので、取り敢えずこの状態で、本体の塗装に戻ります。

▲ひっつき虫で迷彩の境界線をマスキングしました。説明書で不明な部分は推測です。説明書の塗装図通りにトレースするのは難しく、辻褄合わせ的な部分もあります。

上の状態で、エアブラシ塗装する事も出来ますが、塗料が飛散してはみ出してしまうリスクを軽減しようと思い、キムワイプでカバーしました。それが下の写真です。▼

▲濃緑色部分を濡らしたキムワイプでカバーしました。キムワイプは会社から頂いたものです。薄茶色と言うのがなんとも…。白いのも持っているんですけどね😊

▲茶色(Mr.カラーTC08 3/4つや消し茶色3606)を吹き、キムワイプを除去した状態です。はみ出し部分もなく、無事塗装完了です。この茶色こそ、私がイメージしているOD色で、シャーマン戦車の塗装などに使えそうな気がします。(個人的主観)

▲ひっつき虫を取り除き、迷彩の境界部分をエアブラシの細吹きで修正しました。境界がおかしな部分もあったので、それも修正しています。これで迷彩塗装完了です。

▲塗装完了後、細部の塗装やパーツの取り付けを行ない、ほぼ完成形となりました。(この時の写真、写したはずですが、間違って削除してしまったようで、残っていません。) アンテナは破損必至なので、最後に取り付けますが、改修型のアンテナ基部カバーのエッチングパーツは歪みが酷くなってしまったので、取り外してしまいました。 防盾カバーのオリーブドラブの艶があり過ぎですが、最後にフラットクリアを吹いて調整します。この状態でデカール貼りになります。艶ありクリアを吹いてデカール貼りを行なうのが現在ではセオリーのようですが、私はAFVキットに関してはそのままの状態でデカールを貼っています。(飛行機では気分によって艶ありクリアを吹く場合もあります。旅客機の場合はそうしてましたね。)

▲デカール貼りが完了しました。従来型は第3戦車大隊第4中隊、滋賀県高島郡(現在の高島市)今津駐屯地、改修型は第10戦車大隊第2中隊、同じく今津駐屯地のマーキングをそれぞれ選択しました。改修型は夜戦仕様で、迷彩塗装はこのマーキング一択となります。従来型の方は、日本の戦車と言うのを主張したくて、日の丸を付けたマーキングを選択しました。従来型は、OVM類に部隊番号が書かれており、そのデカールを貼るのがちょっと面倒でした。改修型の方は、夜戦仕様と言う事で、OVM類には部隊番号は書かれていないようです。デカールはややフィルムが硬いように思いましたが、軟化剤のお蔭で曲面にもうまくフィットしてくれました。前面の傾斜パネルにある桜の紋章はもう少し上の位置が正解のようですが、ど真ん中との思い込みで貼ってしまいました。(^^;) 明日から3日間は製作出来ないので、その間にデカールも充分乾くと思います。次は、フラットクリアを吹いて、ウェザリング(と言うか、ウォッシングと墨入れ程度)を行なうことにしています。まだ透明パーツの取り付けが残っているし、各ハッチ内面の塗装も残っています。(ハッチ内面は本体色で良いんですよね? 日の丸殿😊) 2月から製作を開始した61式戦車ですが、やっと完成が見えて来たように思います。フィギュアの完成を以って全て完成にしようと思っていますので、もう暫くのお付き合い、よろしくお願いします。それでは、今日はこの辺で…。

ウェザリング及びフィギュアの塗装開始のその13に続く。


ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その11 塗装編1「ひっつきむしがない!」

2020年06月27日 23時48分00秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
先日はみっともない画像をアップしてしまいましたが、ブロ友諸氏から沢山の心温まるお見舞いコメントのお蔭で、足の腫れも痛みもだいぶ和らいで来ました。コメント頂いた皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。 まだ完治した訳ではなく、若干の腫れと痛みは残っていますが、時間の経過と共に快方に向かっていますので、7月1日の再診で完治報告出来ると思います。美人の女医さんとはお別れなのがちょっとつらい!←オイオイ

思わぬ負傷で仕事に行けなくなってしまいまいましたが、その間を利用して61式の製作を進める事にしました。組立ての方は一応完了し、塗装出来る状態になっていたので、今回からは塗装編と言う事になります。

▲サフ吹き前にパーツの確認を行ない、マスキングを施しました。改修型の方は、サーチライト部分が塗装後の取付けになる関係上、ご覧のような状態でサフ吹きします。左が改修型で、右が従来型です。

▲サフ吹きが終わりました。サフはタミヤのオキサイドレッドサフの缶スプレーを使用しています。エッチングパーツのメッシュ部分が目詰まりするので、乾燥後、使い古しの歯ブラシで目詰まりを修正しました。

▲本体塗装前にシャドウ吹きしましたが、もう少し派手に行なった方が良かったようで、最終的にはあまり効果を発揮する事はありませんでした。普段のAFVキット作りではシャドウ吹きをしないので、今回初めてでしたが、今後の課題にしたいと思います。

▲本体塗装前に防盾カバー部分をMr.カラー12番オリーブドラブ(1)で塗装しました。説明書での指定色ですが、これに30番フラットベースを混ぜるように指示されています。艶消しにしろと言う事だと思いますが、最後にフラットクリアを吹くので、ここはビン生をそのまま使用しています。ただ、この12番はMr.カラーになる以前のレベルカラー時代の遺物でして、現在売られているMr.カラー12番とは色調が異なっている可能性があります。個人的に12番ってあまり使う機会がないんですよね。

▲そして、マスキングを行ないました。これでようやく本体の塗装に入れます。まずは従来型から開始です。

▲OD単色なのでグラデ塗装しようと思い、基本色であるOD色2314(Mr.カラーTC09)に黒を少し加えたものをベースとして吹きました。

▲次にOD色2314(Mr.カラーTC09)のビン生をそのままベースを残す感じで吹いたのですが、ベース色をもう少し濃く(暗く)した方が良かったみたいで、色の温度差が殆ど見られません。この後、同色に白を加えてハイライト塗装したのですが、写真を撮り忘れてしまい、今日になって撮り直しました。その画像は最後に掲載していますので、そちらをご覧下さい。

従来型の方の全体塗装が一応終わったので、改修型の方に移ります。改修型は既報の通り、夜戦タイプとなるので、濃緑色3414と茶色3606との2色迷彩となります。この塗装の配色すら今まで知らなかった事で、このキットを製作する事で初めて知る事となりました。(自衛隊車輌って、ホント知識ありません。😓)

▲こちらはグラデ塗装はせず、Mr.カラーTC07濃緑色3414のビン生をそのままシャドウを残す感じで吹きましたが、前述したように、シャドウをもっと派手にした方が良かったですね。ここは反省点です。先に茶色を塗装しても良かったかもしれませんが、マスキングのやり易さを考えると濃緑色を先に吹いた方が多少はマスキングが楽に思えたので、濃緑色を先に吹きました。

茶色を吹くためにマスキングを開始したのですが、この時に使おうと買って置いたのが下の商品です。

▲「Mr.マスキングねんど」なる商品です。ショップサイトを徘徊していて偶然見付けたもので、ひっつきむしの代わりとして使えるのではと思い、送料無料にするための足しにと思って購入しました。で、結論から言うと、「全く使えない!」と言わざるを得ません。🐵 理由は「引っ付かない!」からです。 ひっつきむしのようなイメージだと思って購入したのですが、粘着力が殆どなく、引っ付いてくれません。つまりマスキング材としての保持力がないのです。これではちょっと使えませんね。”ねんど”と言う事なので、詰めものとしての使用価値はあるかもしれませんが、使い切りと言う点でもお薦めしません。

上の商品が使えないと言う事で、ここはやはりひっつきむしに登場して頂く事になりました😊 ちまちまと説明書の塗装図とにらめっこしながら、ひっつきむしでマスキングを開始したのですが、平面図で砲塔に隠れる部分の迷彩の境界線がどうなっているのか分からず、ここで一旦行き詰まってしまいました。ネットであれこれ調べたりしましたが、決め手となる画像が見付からず、結局は推測で境界線をでっち上げてしまいました。ファインモールドのHPにある改修型の完成写真は夜戦タイプではなく、迷彩パターンも異なるので、参考にはなりません。ただ、ここから言える事は、迷彩パターンは決まっていないと言う事です。 ここは割り切りですね。 で、あともうちょっとで終了と言う時になって、「ひっつきむしがない!」ではありませんか!😲 不足するかもしれないなと思っていましたが、その予感が的中してしまいました。買いに行くにしろ、近くの文具店には置いてる筈もなく、仕方なく密林に注文しました。届くのは7月になりそうで、それまで塗装は一旦中断します。代用品として、練り消しの利用も考えたのですが、やはりちょっとって感じでやめました。先にマスキングが終わっている上部パネルを塗装し、その後マスキングを除去して、不足している部分をマスキングして塗装と言う手もあるにはあるのですが、何だか二重手間に思えるし、やはり塗装は一気に仕上げたい気持ちがあるので、ここは到着まで待つことにします。

で、現在の状況です。従来型はご覧のように塗装が終わっていますが、ハイライト吹きの効果はどこ?って感じで、グラデ効果が見られません。最初、白を加えすぎて白っぽくなりそうだったので、OD色を足して少し明度を落としたものを吹きましたが、何だか自分がイメージしているOD色とは似ても似つかない色合いに思えてなりません。OD色ってこんな感じなんですかね?(もうちょっと緑っぽい気がしないでもないのですが…。) 奥には迷彩のマスキング途中の改修型がありますが、どこが不足しているのか分かりますか? ほら、あそこですよ。アソコ!

塗装は一旦中断ですが、その間にフィギュアの製作を行なおうと思っています。次回、フィギュアの製作報告となりそうです。ん~、フィギュアは苦手やぁ~。 明日、新たな予約キットが届きます😲

フィギュア編のその12に続く。



ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その10

2020年06月18日 21時00分00秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
大変長らくお待たせいたしました。約4週間振りの61式戦車製作記の更新です。周りから「61式の製作、どないなってんねん!」と言う声が聞こえてくる事もなく(笑)、コロナの影響や仕事の多忙さ、更にはPCの不調などが重なり、製作の方が思うように進まない状況が続いていました。その間に、予約キットの到着が続き、そちらの方の紹介記事に追われるる内に、とうとう4週間と言う時間が過ぎてしまいました。(部品請求待ちもありました。) その間、全く弄っていなかった訳ではありませんが、大きな進捗もないのに更新してもなぁ・・・と言う気持ちもあって、延び延び状態となってしまいました。 以上、ここまでが言い訳です😌

前回、両タイプの車体上部の組立てが完了し、ようやく砲塔の組立てに入りました。まずは改修型の方から着手です。

▲砲塔内部は、説明書ではフラットホワイト指定ですが、日の丸殿お薦めのガイアの223番インテリアカラーで塗装しました。(白サフを吹いたあと、エアブラシ塗装しています。)画像は改修型ですが、従来型も同時に塗装しています。 で、過去ログで改修型に対してこれまで「通常型」と紹介して来た車体について、今後は「従来型」表記に変更することにしますので、ご承知の程を宜しくです。(某知人からの指摘によるもの)

砲塔上下合体前に、砲塔に取り付ける装備品類の組立てを行ないました。

▲機銃本体は、フラットブラックの塗装指示ですが、少し金属感を出したいと思い、Mr.カラーAVC01グラファイトブラックで塗装しました。最終的には、シルバーでドライブラシする予定です。

▲スモークディスチャージャー(発煙弾発射機)は改修型のみの装備で、従来型にはありません。写真を撮り忘れてしまいましたが、改修型は夜戦タイプにしますので、サーチライトなどの装備品の組立てもこの段階で済ませています。(取り付けは塗装完了後になります。)

▲砲塔パーツの上下を合体し、砲身も取り付けました。接着面には段差も隙間も殆ど生じませんが、念の為にラッカーパテを盛り付けました。防楯部分の接着面には溶きパテを塗布しています。

▲サンディングが終了した状態です。鋳物肌表現が消えてしまったので、この後、再生作業を行ないます。防楯部分は薄め液での拭き取りで対処しました。

▲タミヤのラッカーパテを薄め液で適当に希釈した物をを塗布し、乾燥前にドライブラシ用の筆を叩き付ける感じで鋳物肌の再現を行ないました。けっこう良い感じに再生出来たと思っています。


▲サーチライト部分など、まだ取り付けていない部分もありますが、各装備品を砲塔に取り付けました。この後、ディティールアップ用のエッチングパーツの取り付けを行ないました。 ハッチ後方にある小さなパーツ(何かのアンテナ?)を吹っ飛ばしてしまい、部品請求する羽目になってしまいました。このパーツだけで総額1,230円也!高っ!!


▲車体に取り付けてみました。どうですか!👀 やっと戦車本来の形になりました。 写真上にある平ヤスリは、あきみず殿からお正月企画として差し上げたキットのお礼と言う事で頂いた品です。お礼が遅くなりましたが、この場を借りてお礼申し上げます。有難うございました。ちゃんと使わせて頂いておりますです。😌

▲別売のディティールアップ用エッチングパーツを取り付け、マフラーカバーのエッチングパーツ(こちらはキット同梱)も仮付けしました。写真では分かりにくいですが、砲塔後部にあるアンテナ基部のガードのエッチングパーツの取り付けはかなり苦労させられました。若干の変形は大目に見てやってください(^^;) アンテナは塗装後に取り付けますが、破損し易く、案の定、従来型の方で、一本折ってしまいました。ここは金属線に置き換えようかとも考えたのですが、テーパー状に加工するのが難しそうだし、途中の接合部の加工も必要なので、キットのパーツを使用する事にしています。完成後も、取扱い要注意部分となります。この状態でいよいよ塗装に入りますが、ここまでの作業を従来型の方でも繰り返す事になります。ただ、改修型に比べてくっ付けるものが少ないので、若干楽です。と言う事で、従来型の砲塔の組立て工程は割愛させて頂きますね。


▲いきなりの塗装前の完成形ですが、従来型と改修型との違いはお分かり頂けると思います。スモークディスチャージャーがある方が改修型です。 

ここでお気付きかもしれませんが、写真の画角を4:3から16:9に変更しました。これはスマホを新調した事によるものですが、解像度も多少アップしています。今後、加工無しの画像は16:9になります。

次からはやっと塗装段階に入りますが、梅雨の時期で、今日も雨が降っていますが、天気を見計らって塗装する事になりそうです。金属パーツにはプライマーを塗布する必要があると思いますが、今回、プライマーはヒロシ殿から頂戴したプライマーを使用する事にしています。このプライマーもお正月企画のプレゼントのお礼として頂戴したものです。改めてお礼申し上げます。有難うございました。

塗装完了後も透明パーツの取り付けが残っていたりして、完成まではまだ暫く時間がかかりますが、どうやら私の嘱託解雇記念キットとなりそうです。フィギュアの製作もそろそろ始めようかな?

塗装開始のその11に続く。