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(開設2015年1月1日)

ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機 製作記 その5 完成

2022年02月09日 23時33分00秒 | ブロンコモデル1/72 Bv P178製作記
オミクロン株の感染拡大の勢いが止まらない中、3回目の接種予約券が届きましたが、どこの病院でも予約がいっぱいで、今月中の接種は難しそうです。3月の予約はまだ受け付けていない所が多く、いつになれば3回目の接種が受けらるのか分かりません。

北京では冬季オリンピックが開催中ですが、中国寄りの疑惑の判定や、スキージャンプのスーツ問題など、競技以外の話題で盛り上がっていて、肝心の競技の方は何だか興ざめ気味です。高梨沙羅選手の涙にこちらもついもらい泣きしちゃいました

閑話休題。

昨年12月中旬から製作を開始したブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178がようやく完成となりました。1月中の完成を目指していましたが、既報の通り、父の死と言う大きな出来事が発生し、その後の事務処理などに忙殺される日が続き、気分的にも時間的にも模型作りまで手が回らず、完成まで随分と時間がかかってしまいましたが、徐々に父のいない生活も落ち着きを取り戻しつつあり、模型作りも再開出来る運びとなりました。まだ、登記名義人の変更手続きが残っていますが、既に予約(14日)済みなので、もう少しで全て完了しそうです。

それでは、完成までの経緯です。

貼るのにかなり苦労したデカールを無事に貼り終え、デカール保護のために水性の75%艶消しクリアを吹いたのですが、ご覧のように白っぽくなってしまいました。これは、以前製作したイ式重爆の時と同じような状態です。今回使用した水性クリアは、クレオスのプレミアムトップコートの半光沢と艶消しの缶スプレーからそれぞれ瓶に取り出したものを混合して75%にしたものをエアブラシで吹いています。希釈はタミヤの薄め液を使っています。この水性トップコートはこの後、廃棄しました。

白っぽいのは後で修正出来るだろうと考え、墨入れすることにしました。墨入れで白っぽいのも多少は軽減されたら良いなとの淡い期待もありました。墨入れ後の写真を撮り忘れてしまい、画像がなくて申し訳ないのですが、墨入れ完了後、Mr.カラー181番スーパークリア半光沢を吹きました。これで白っぽいのはかなり解消されました。

クリア吹きが終わったので、組立ても最終段階となり、脚の取り付けを行ないましたが、前脚のオレオ部分の>型パーツを吹っ飛ばしてしまい、ハセガワ1/72零戦の主脚パーツから切り取ったもので代用しました。車輪取り付け部分の写真左側もパーツ破損で、ハセガワ製となっています。(完成画像に真正面から写した画像がありますので、そこで確認できます。かなりいびつな形になっています。)

脚の引き込みアームは、金属パーツに置き換えました。と言うと聞こえは良いのですが、パーツが細過ぎて破損してしまったと言うのが本当の所で、0.6mm真鍮パイプと0.2mmピアノ線で自作しています。この時点ではまだ写っていませんが、ピトー管も同様に金属化しています。

で、問題の三点自立ですが、残念ながら尻餅をついてしまいます。前脚をもう少し前傾させると辛うじて自立するんですが、そうすると見た目が悪く、強度も問題となりそうです。あともう少しなんですが、仕方ありません。キットには透明のつっかえ棒が入っていますが、使用していません。

残っている小物パーツを取り付け、塗装の追加修正を行ない、最後にキャノピーのマスキングを除去して完成です。


完成直後に写しました。墨入れに使用したタミヤのウェザリング塗料の拭き取りが甘くて、拭き取れていない所がありますが、クリア掛けしているので、拭き取れません。シミのようになってしまっている所もありますが、慌てて作業するとこうなると言う事の教訓にしたいと思います。白っぽさは多少解消されています。 えっ? ちゃんと自立してるやん!と思われると思いますが、種明かしは後述。😉

下面はこんな感じです。エンジンポッドのスジボリが本体に比べると細くて、墨入れ効果があまり見られません。爆弾の取り付けもちょっと曲がってますね。

いつもなら、ここから完成写真を貼り付けるのですが、フォトチャンネルの方に完成画像を載せていますので、お手数ですが、下のリンク先から完成画像をご覧頂きたいと思います。そうすることで、大きな画像でもご覧頂けます。今後もこのような形を取ろうと思っていますので、宜しくお願い致します。もし、以前のように、本編に画像を貼る方が良いとの意見が多いようでしたら、以前の状態に戻しますので、皆さんのご意見お待ちしてます。

ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォスBv P178完成画像


こちらは本邦初公開の保管庫の一部です。完成したP178は、上段のスペースで暫く休んでもらう事にしました。で、自立の種明かしですが、台があっての自立で、前脚の車輪部分に両面テープを貼ってくっ付けています。(そんなの知ってるわい!って言われそうですが…。) 両面テープが劣化すると尻餅必至です。

思った以上に完成まで手間取ってしまった感がするキットでしたが、完成出来た事で次に進めます。キット自体のデキは悪くなく、難しいキットと言う訳ではないのですが、オモリのスペースがない事、デカールが貼り辛い事、パーツが破損しやすい事などの難点を持ち合わせているキットと言えそうです。同じP178のバリ展キットがまだ多数残っているので、尻餅をつかないように、いつか機会があればリベンジ製作したいですね。令和4年最初の完成機になりましたが、次からは今年最初のお手付きキットになります。

それでは、最後の纏めです。

ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機
製作開始:2021年(令和3年)12月14日
完  成:2022年(令和4年)2月9日
キット到着日:2015年(平成27年)3月12日
購入価格:3,700円(送料・税込み)
参考資料:各PCサイト様
シートベルト:紙創りドイツ空軍機用
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V/moto g8


ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機 製作記:完



ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機 製作記 その4

2022年01月31日 20時17分00秒 | ブロンコモデル1/72 Bv P178製作記
慌ただしく過ぎてしまった感がある1月も今日で終わりですが、父の死去に関する事務処理などはまだ少し残っています。四十九日法要が終わるまで七日法要は毎週続くし、完全に落ち着くまではもう暫くかかりそうです。

さて、拙ブログのメインである模型作りの記事を中々更新できずにいましたが、P178の現状をお伝えしようと思い、久々に製作記をアップする事にしました。予定なら既に完成しているはずですが、思わぬところで修正箇所が見付かったりして、その修正に手間取った関係で、完成は2月にずれ込む事が決定しました。

塗装完了後、気になった胴体左右の接着面の不備を修正するために、瞬間接着剤を塗布してサンディングした状態です。

そして、黒サフを吹きました。黒サフは缶スプレーから取り出したものをシンナーで薄めて、エアブラシ(クレオス製)で吹いています。合わせ目の修正は無事に終わりました。

黒サフ部分に迷彩塗装をリペイント後、黄色の帯の修正のためのマスキングを行なった所で、父が永眠となり製作中断となりました。

製作再開は黄色の塗装からです。下地の白を吹いてから黄色を吹き、マスキングを剥がしました。黄色の帯は何とか見られる状態になりましたが、胴体前後で下面色との境界のボケ足が異なってしまっています。ここはもうこのまま進めます。気にしない気にしない🙈

塗装の修正も一応終了したので、デカール貼りに入ります。所がこのデカール、一見印刷も綺麗で上質そうに見えますが、いざ実際に貼る段になり、かなり手こずらせてくれました。(って、まだ終わっていませんが…。)

主翼と胴体を合体しない状態で、国籍マークからデカール貼りを始めたのですが、デカールのフィルムが厚くてしかも硬いと言う代物。更に糊が弱いようで、乾燥しても密着しません。(硬いのが影響しているようです。)

何とか主翼の国籍マークだけ貼ってから胴体と合体させましたが、角度が中々決まりません。最後は瞬間接着剤で固めてしまいましたが、マステにデカールを持って行かれないように写真のような状態で固定するまで放置しました。

現在の状態はこんな感じとなっています。迷彩パターンのおかしいと思う部分も修正しましたが、正確さは無視しています。(架空機と言う事で、問題ないでしょう!) デカール貼りも続けていますが、とにかく貼り難いデカールです。超強力のモデラーズのデカール軟化剤を使ってもびくともしない強靭デカールで、機首のエンブレムを貼るのにかなり苦労させられました。軟化剤が効かないので、綿棒を湿らせライターで炙った簡易熱綿棒で圧着する方法を取りました。タミヤのデカール糊も使用しています。小さな注意書きのデカールは数枚割れたり剥がれたりして枚数不足になっていますが、足りない部分はもう無視するしかなさそうです。ストックを探してみましたが、使えそうなものはありませんでした。昔のエアフィックスやESCIのデカールを思い出してしまう難物デカールです。デカール貼りはまだ途中ですが、残りのデカールを早く貼り終えて、エンジンポッドと機首を合体させたいですね。果たして三点姿勢になるんでしょうか? 

次回、うまく行けば完成報告出来るかもしれません。
完成報告出来るかもしれない、その5に続く。




ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機 製作記 その3

2022年01月12日 16時12分00秒 | ブロンコモデル1/72 Bv P178製作記
随分お待たせしてしまった感がありますが、今年最初の製作記です。遅くなってしまった言い訳になりますが、孫と戯れていたと言う事と、年始の用事などで模型作りまで手が回らなかったのが響きました。父の介護認定の更新などもあり、昨日は市の担当者と一緒に特養の方に出向いて来ました。とは言っても、2日の夕方には模型作りを開始しました。ただ、まとまった時間の確保が難しく、製作はあまり進んでいません。

昨年、黒サフを吹いた状態で年越しとなったP178ですが、今年になって塗装開始です。まずは翼下面先端や胴体部分の黄色を吹くための下地塗装から始めました。

下地にソリッドカラーの白を吹き、Mr.カラー113番RLM04を吹いたのですが、ご覧のような有様になってしまいました。(画像は左翼) この時、使い慣れないクレオスのエアブラシを使って吹いたのですが、かなりの埃を噛んでしまい、塗面がブツブツ状態になってしまいました。(下地の白は修理に出したタミヤのエアブラシで吹いています。)恐らく長い間使っていなかったので、本体内に埃が混入していた可能性が考えられます。一旦、本体を洗浄し直し右翼を吹きましたが、こちらは問題なく塗装完了しました。これ以降、エアブラシはクレオス製を使用しての塗装です。

サンディングで何とかならないかと思ったのですが、思うような結果にならず、結局、最初から塗装をやり直す事にして、塗装を剥がしてしまいました。

塗装し直した状態です。サンディングで消えてしまったスジボリを彫り直しましたが、ちょっと歪んでしまいました。まぁ、ええやろ!

黄色部分をマスキングして下面色のMr.カラー117番RLM76を吹きました。シャドウ部分を残そうと思って吹いたのですが、どうもうまく行かず、結局黒サフを吹いた意味がなくなってしまいました。

下面をマスキングして上面塗装に備えます。境界部分はマステを折り返して貼っていますが、後部は曲線になるので、ひっつきむしを併用してマスキングしました。

上面にMr.カラー17番RLM71ダークグリーンを吹きました。こちらも黒部分を残すことなくベタ塗り状態になってしまいました。お気付きでしょうが、このキット、胴体と主翼の接合部に隙間が生じないので、各部バラバラで塗装しています。コクピット部分もまだ接着していません。

続いてRLM70ブラックグリーンを吹くためのマスキングを行ないました。最初、マステを貼り付けて作業していましたが、面倒くさくなって来て、塗装図をキットの原寸大に拡大コピーしたものを切り抜いてマスキングしました。主尾翼は平面なので簡単にマスキング出来ましたが、胴体はそう言う訳にも行かず、結構苦労させられました。塗装図のパターンをそのままトレースしようとすると境界線が左右で繋がらず、ここで大いに悩まされてしまいました。なので、適当にごまかしながらのマスキングとなったのですが…。

こんな迷彩パターンないやろと思いながらMr.カラー18番RLM70ブラックグリーンを吹きました。クレオスのエアブラシにも少し慣れて来た感じです。

そして、飛行機モデラーなら誰もが経験するであろうドキドキタイムです。ヨシ!となるかアカン!となるかここで運命が決まります。一喜一憂しながらマスキングを除去しました。結果は上の写真の通りで、一見、綺麗に塗装出来ているように見えるのですが、かなりの修正箇所が発生しています。胴体後部の黄色の帯も歪んでいるので、要修正です。

塗装の修正もさることながら、一番厄介な修正箇所が白で囲んだ合わせ目の浮き出しです。サフ吹きでもちょっと浮き出していたのですが、塗装でどうなるかと思いそのまま塗装した所、よけい目立つようになってしまいました。そのままにしようかとも思ったのですが、気になり出すとどうも放って置けなくなり、気分も悪いので、修正を決断してイージサンディングを塗布しました。次回はこのイージサンディングを塗布した所からと言う事で、今回はここまでとなります。迷彩パターンの修正も含め、次回は修正編になりそうな予感がします。早く完成させたいですね。

うまく修正出来る事を祈りつつ、その4に続く。



ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機 製作記 その2

2021年12月26日 19時08分00秒 | ブロンコモデル1/72 Bv P178製作記
お寒うございます。🥶 雪の影響など出ていませんか? クリスマスが終わり、今年ももう直ぐ終わりですが、迎春準備は進んでいますでしょうか? 

さて、P178の製作の続きですが、これが今年最後の製作記となります。

かなりのテールヘビーなので、説明書指示の10gでは絶対不足するだろうと思い、コクピット後方の隙間に釣り用鉛を詰め込み、溶きパテで固定しました。10g以上になっているかどうかは分かりませんが、これだけ詰め込めばいけるんちゃう?と思ったのですが…。


あきまへん! 尻餅をついたまま起き上がろうともしまへんがな😢 と言う事で、エンジンポッドの前部、胴体前部のスペースにもオモリを追加しました。手持ちの釣り用鉛がなくなってしまったので、仕事で使っていた鉛糸を丸めて補充し、パテで固定しました。これで果たして前脚姿勢を保持できるんでしょうか? 

おお!立ったやんけ👀 でも、安心できません。尻餅状態からは立ち上がれないので、辛うじて前脚姿勢を保っている状態です。脚も爪楊枝で代用していますので、キット本来のパーツの長さではありません。尾翼が歪んでいるんではなく、主翼がずれている状態なので、念のため。最終的にもう少しオモリを増やして、自立とまでは行かずとも、保管時に尻餅をつかない程度にはしたいと思っていますが、オモリを入れる場所がもう殆ど残っていません。

パーツ紹介で紹介できていなかった透明パーツです。キャノピーは閉じた状態のものと開いた状態のものがセットされていますが、閉じた状態で作ります。右にあるのは最悪の場合のつっかえ棒です(^^;) 

キャノピーをマスキングして、本体に接着しました。フィット感が良いので、このキットでは先付けしました。塗料の侵入がない事を祈るだけです。サンディングで消えてしまったスジボリも彫り直しています。サフは黒サフを吹く予定です。

年内にサフ吹きまでできればと思っていましたが、何とかそこまでは進めそうです。脚周りのパーツの切り出し、サンディングも終わっています。年内残り5日あるので、完成させられるだろうと思われるかもしれないですが、現状を考えるとそんなに時間はありません。(理由は言わずもがなですね。) 先日も両親のちょっとした連絡の行き違いで大きなトラブルに発展しかねない状態になる寸前まで行くと言ったようなことが起こり、気の休まる時間がありません。そこへ今日は孫を連れて急に娘が訪ねて来るし、毎日が慌ただしく過ぎて行っている状況が続いています。それに加え、妻の両親のこともあって、この先の不安は暫く絶えることはなさそうです。

今年の製作記はこれを以って終了です。続きは来年になりますが、塗装編からの再スタートとなります。それでは次回お楽しみに。

塗装開始のその3に続く。


ブロンコモデル1/72 ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機 製作記 その1

2021年12月18日 23時55分00秒 | ブロンコモデル1/72 Bv P178製作記
この冬一番の寒気団の襲来との事で、こちら和歌山でも白いものが舞う寒い1日となりました。

ブルムベアーの完成後、少し間が空きましたが、今年は年跨ぎ製作を気にせず次のキットの製作を始めました。年内完成は最初から考えていなくて、自分のペースで完成を目指そうと思っています。今年最後に着手するのは「作った事の無いメーカーのキットを作る」と言う年始の目標に則り「ブロンコモデル1/72ブロームウントフォス Bv P178急降下爆撃機」を作る事にしました。この年始に挙げた目標はこのキットで一応終了となります。来年は新たな目標を設定する予定ですが、どうなるかは未定です。

まずはキット紹介からですが、購入した時の過去ログはこちらです。。

ブロンコモデル(中国のメーカー)が世に送り出した飛行機キットの第1弾キットとなります。この後、P178のバリエーションキットが7キットも発売されるとは思ってもいませんでしたが、全キット確保しています。

P178はブロームウントフォス社のリヒャルト・フォークト博士が計画したジェット爆撃機です。フォークト博士と言えば左右非対称の形態の飛行機で知られますが、このP178では主翼左寄りに胴体、右よりにエンジンを搭載しています。エンジンはJumo004を予定、補助としてロケットエンジンを尾部に搭載しています。武装は機首に20mm機関砲を2門、胴体下に1000kgまでの爆弾を搭載可能となっていますが、実機は完成することなく計画だけで終わっています。

P178のキットは私の知る限りでは、後にも先にも全スケール通じてこのキットが唯一で、ガレージキットさえ存在しないと思います。それをブロンコモデルがインジェクショキットとして発売してくれたのはドイツの架空機ファンとしては嬉しいのですが、先にも書きましたが、このキットを皮切りに勝手にバリエーションをでっち上げ、7種類のバリ展キットを出すと言う暴挙?には疑問を覚えなくもありません。安くないキットですしね。

インストはB5サイズのアート紙で、塗装図はカラーとなっているのですが、組立て図が小さくて、老眼には少し辛い感じがします。写真は説明書のトップとボトムを合成したものです。

組み立て図はこれだけです。飛行機キット製作の定番であるコクピットからの製作ではなく、主翼からの組み立てになっています。


写真が光って見辛くて申し訳ありませんが、マーキングはこちらの4種類と説明書ボトムの掲載分と併せて各国仕様の5種類から選択できます。当然ながら全て架空マーキングですが、ドイツ機仕様で製作します。

デカールはご覧のような形態で入っています。かなりの大判ですが、使うのはこの中の一部です。後のシリーズでは、マーキング選択も少なくなって、それに伴いデカールも小判になっています。


パーツはこれだけです。下段のパーツは全て「C」パーツとなっていますが、その「C」の後に小文字のアルファベットが入っていて「Cr」とかになっています。これは後のバリ展を考慮して、金型を差し替えるのを見越しての事だと思います。ランナー形状からもそれが伺われますね。透明パーツのクリア度は問題ありません。購入時のキット紹介では、「塗装すると消えてしまいそうな繊細すぎるスジボリが施されています。」と記載していますが、袋から出して確かめて見るとスジボリも適度な深さがあって、サフ吹きで消えてしまうような事はなさそうです。

それでは製作開始です。

胴体部分を仮組みしてみました。写真はありませんが、翼部分も仮組みして、胴体と合体させましたが、合いは良好でパテの必要はなさそうです。ただ、パーツの肉厚が薄くて接着面積が少ないので、胴体左右の接着固定時は力を入れ過ぎて歪まないよう注意する必要がありそうです。胴体部分の全長は約16cmほどですが、最後尾にはロケットエンジンの排出口が出っ張るので、もう少し長くなります。

説明書を無視して、コクピットから組み立て開始です。


コクピットの塗装はRLMグレーにしようかちょっと迷いましたが、Mr.カラー116番ブラックグレーで塗装しました。シートベルトは紙創りのものが手に入ったので、塗装して使用しています。計器盤はデカールが用意されておらず適当に塗装して計器のガラス部分にクリアを落としました。操縦席のサイドパネルの塗り分けも適当です。タミヤの墨入れ塗料のブラックで墨入れしてから組み込みました。脚庫はRLMグレーを筆塗りして墨入れしています。

前脚スタイルなので機首にオモリを10g入れろと指示されていますが、スペース的にどう考えても10gのオモリを入れるのは、地球上で一番比重の重いとされているイリジウムやオスミウムを持ってしても不可能。そんなもの手に入らないしね😅 と言う事で、取りあえずは釣り用の噛み潰し鉛を先端部分に入る分だけ詰め込み、パテで固定しました。これで足りるはずもないので、この先製作を進める中で、追加しようと思っています。

機首部分の左右を接着してコクピット部分の出来上がりです。接着にクレオスの黒い流し込み接着剤を使ったので汚いですが、問題ありません。胴体左右はまだ接着していません。この機首部分と胴体の接着部分の間にオモリを詰め込めそうです。

現在はこんな状況ですが、模型小屋に暖房がなく、トイレの限界が1時間程度。その都度自宅に戻り用を足し、再び模型小屋へと言う状況となっています。また、気温が低くなると塗料の乾燥にかなり時間がかかり作業が捗りません。ドライヤーで強制乾燥させると言う手もあるようですが、やったことないので、変形させてしまわないかちょっと怖いですね。

今年も残り2週間を切りましたが、年内には組み立てを終わらせ、年明け後塗装と言う形にしたいと思っています。うまく行けばサフ吹きまで進められるかも?

士の字目指してその2に続く。