ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その13 完成

2018年09月03日 18時25分00秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
台風21号が接近する中、9月1日から会社の陰謀にまんまと嵌り、5連休の夏休み後半戦が始まりました。この休み中に前回行けなかった航空博物館へ日帰りで行こうと考えていましたが、スケジュール調整がうまく行かない上に台風が近付いているという事で、あえ無く延期する事になってしまいました。今後の予定は未定ですが、いつかスケジュールを調整して行こうと思っています。

そんな訳で、5連休中にK-12を完成させようと思い、補助翼取り付け以降滞っていた製作を再開しました。それでは、完成までをご覧下さい。

補助翼の取り付けが一応完了した事で、製作も終盤戦に突入です。キャノピーのマスキングシールを除去しましたが、酷暑の中、長期間貼ったままだったせいなのか、それともシールの品質のせいなのかは不明ですが、糊残りが酷くて、コンパウンドで糊の除去を行ないました。左がシール除去直後で、右がコンパウンドで除去した後です。窓枠の塗装も一部手直ししています。

次に、本体の機種先端と後部先端にある銃座部分の製作を行ないました。まずはその機銃からの製作ですが、今にも折れそうな華奢なパーツで、そこに弾倉パーツを接着し、更に照準器などのエッチングパーツを接着します。
上段が塗装前の状態で(ピンボケですみません)、下段が塗装後の写真です。Mr.カラー28番黒鉄色で塗装後、タミヤの墨入れ塗料のブラックで墨入れ後、タミヤペイントマーカーのシルバーでドライブラシしています。

銃座に取り付けましたが、アームの長さはキットのままでは長過ぎて、キャノピーが被せられないので、カットしています。本体への取り付けは破損の事も考えて、一番最後に行ないました。

続いて、脚周りの製作を行ないました。ここも強度に不安があったので、主脚の方は補強用の真鍮線(0.3mm)と一部真鍮パイプ(0.8㎜)で補強しています。(写真撮り忘れました😓) 尾輪の方は最初キットのパーツを使用していましたが、製作中に案の定折れてしまったので、真鍮パイプ(0.8mm)に置き換えました。中に0.3mmの真鍮線を通して、本体取付け用の補強も行なっています。

エンジンには前面にラジエータとおぼしきエッチングパーツを取り付けます。真鍮の地肌のまま接着しようかとも思いましたが、どうも違和感があり、Mr.カラー10番カッパーを塗りました。プロペラも実機写真を見るとシルバーのように見えるのですが、説明書の塗装指示や塗装図では黒になっているので、それに従いました。

エンジンを取り付け、補助翼にマスバランスを接着し、機首下面先端にあるピトー管(ベンチュリ管?)を取り付けてから、銃座を接着しました。この時に尾輪を折ってしまい、上に書いたように真鍮パイプに置き換える羽目になってしまいました。これで全てのパーツの取り付けが完了しました。

完成直後の状態です。墨入れは、カウリングのシルバー部分にのみ行ない、本体は墨入れやウェザリングなどは一切行なっていません。A4のカッティングマットに乗せて写真を撮っていますので、大体の大きさがお分かり頂けると思います。

と言う事で、以下今年5キット目(年内取り掛かりキット4キット目)の完成写真です。






銃座部分の取り付け方法がイマイチ良く分からず、写真のような状態になってしまいました。実機画像を見ても、この部分、かなり無骨になっているので、こんなもんなんでしょうか? ここまでの6枚はSONY DSC-HX50Vで写しました。

以下の写真はスマホで写したものです。




無尾翼と言う事もあってかバランスの悪い機体に見えてしまうし、双発とは言うものの2翅ペラでは、非力だったと言うのも頷けますね。写真も撮影し辛い機体です。

台風上陸直前になんとか完成した鯉のぼりですが、台風の強風に吹き飛ばされないよう駐機させようと思います。もう駐機場所が満杯状態です。

最後に下面の写真を載せておきます。


ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機
製作開始:2018年6月5日
完  成:2018年9月3日
キット購入日:2017年12月6日(ネット購入到着日)
購入価格:5,411円(送料&税込み)
参考資料:各Web Site様(もなたろー、だって猫だもん殿にはお世話になりました。改めてお礼申し上げます。
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V/RAIJINスマホ


(ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記:完)

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その12 補助翼取り付け

2018年08月23日 21時53分10秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
今、我が家の上空を台風20号が通過中で、暴風雨状態となっています。これから明け方にかけて、荒れ模様が続きそうですが、大きな被害のない事を願っています。今日は、こう言う状況になるのが分かっていたので、仕事を早く切り上げ、3時過ぎに帰宅しました。その時はまだ平穏でしたので、模型小屋に行き、K-12の製作を行ないました。

ウロコ模様のデカール貼りが終わったものの、なぜか2枚デカールが残っていましたが、垂直翼内面のデカールだと言うのが分かり、慌ててそのデカール貼りを行ないました。そのままでは貼れないので、半分にカットして貼り付けました。写真は右翼ですが、左翼も同じように貼っています。

デカール貼りが無事完了し、次の難題に取り掛かりました。一応用意されているキットのパーツを使って補助翼を取り付けて見る事にしましたが、なんと!左の補助翼がそのままでは長過ぎて、垂直翼に閊えてしまって取付け出来ません。仕方ないので、外側部分を約2mmカットしました。上の写真は右翼の補助翼を取り付けた状態で、まだ左翼側は取り付け前です。

キットのパーツで取付けを試みましたが、なぜか指定されたパーツを使っても、補助翼側の取り付け位置(一応、取り付け部分に浅い溝が彫られています)まで届かない部分があり、そこは形状無視で真鍮パイプ(0.7mm)に置き換えました。

真鍮パイプに置き換えた部分(一部)がお分かり頂けると思います。で、今日、帰宅してからエッチングパーツを取り付ける事にしました。作業自体はまずまず順調に進みましたが、こちらも長さが不足しているパーツがあり、そこは0.5mmの真鍮パイプに置き換えています。エンジンナセル後方から補助翼に繋がるアームパーツですが、エッチングパーツのサイズに合わせて加工して取り付けました。円形と平板と言う違いはありますが、止むを得ません。(台風が来るのが分かっていたので、全て真鍮パイプに変更するだけの時間がありませんでした。)

これで曲がりなりではあるものの、補助翼の取り付けが終わりました。塗装がまだ残っていますが、プライマーを塗った状態です。週末は休みですので、塗装をすませば補助翼の取り付け完了です。迂闊に触れると取れちゃいそうで怖いですね。

デカール貼りと補助翼取り付けと言う難関を一応クリア出来ました。これで後は最終組立てに突入となりますが、この先、何も起こらずスムーズに完成まで辿り着けるかは、神のみぞ知るって所でしょうか?

今夜は台風の通過と共に寝る事になります。今も暴風雨が続いています。

(早く完成させたい)その13に続く。

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その11 デカール貼り完了

2018年08月19日 21時25分00秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
残暑お見舞い申し上げます

朝夕は秋の気配を感じるようになって来ましたが、このままこの状態が続くと思えないし、日中はまだ30℃超えの暑い日が続いています。本格的な秋はまだ暫く先のようですね。それより、台風の進路が気になっています。

8月に入った途端、急に仕事が忙しくなり、完全に週休二日モデラーとなっていますが、少し早目に帰宅出来た時にK-12のデカール貼りを進めていました。

レッドスターのデカール貼り後、全体にクリア(Mr.カラー46番)を吹きました。クリア乾燥後、いよいよウロコ模様のデカール貼りの開始です。まずは、デカールの品質確認と貼り方の練習を兼ねて、リスクの少ない補助翼下面から始めました。ここでもしデカールに難があると判断したら、ウロコ模様のない状態で仕上げにはいるつもりでしたが、レッドスターのデカール同様、フィルムも薄くて凸凹にも馴染みやすい上質のデカールだと言う事が判り、本格的なウロコデカール貼りとなりました。補助翼下面に続いて本体下面に移りました。

下面を貼り終えた状態です。箱絵には国籍マークは描かれていませんが、説明書にはレッドスターの上にウロコが描かれています。

下面のデカール貼り後、上面もちょっとずつ進めていました。昨日、全てのデカール貼りが終わり、一晩乾燥させてから状態確認後、水性の半光沢クリア(缶スプレー)を吹いて、デカール保護を行ないました。一部、エナメルのフラットホワイトで、タッチアップ修正しています。

上にも書いたように、デカール自体は上質でフィルムも薄く、乾燥後は全くシルバリングを起こす事もないものでしたが、フィルムの薄さが寧ろ歪みを発生させる要因にもなっているように感じました。機首左右の円形が少し楕円形になってしまったのもそれが故の事です。大判デカールと言う事も手伝って、位置決めのやり難さもありました。また、説明書には個々に番号が振られているにも関わらず、1枚で繋がっていたり、その逆のパターンもあったりして、その辺の不親切さは国産キットではまずあり得ないと思います。

デカール貼りは一応完了しましたが、なぜか2枚デカールが残っていて、説明書にも番号記載がありません。そのデカールと言うのは、両翼端にある垂直翼のもので、ひょっとしたら内側に貼る為に用意されたものかもしれません。ですが、内側にはウロコ模様は描かれていないようですし、箱絵や説明書にも描かれていません。機首の円形内の赤い目玉は箱絵にはありませんが、こちらは説明書に描かれていますので、デカールを貼っておきました。

下面はこのような状態です。デカール貼りが終わり、このまま完成まで加速させたい所ですが、まだこの先、もう一つの難関が待ち構えています。補助翼の取り付けです。デカール部分に接着剤を塗布する事になるので、そのままでは接着剤は効かないし、下手するとデカールが破れる可能性もあります。ここはデカール貼り以上に慎重な作業が必要になりそうです。

円形の透明パーツのマスキングを剥がして見ました。少し手直しする部分もありますが、大きな破綻がなくて良かったです。ただ、マスキングシールの糊残りが激しく、その糊分を除去するのに苦労させられました。本体の透明パーツはまだマスキングしたままです。

お盆も休みがないまま、まだ暫く忙しい日が続く予定です。予定している夏休み後半が秋休みになってしまうかもしれませんが、下旬には忙しさも解消されそうです。実はデカールの乾燥待ちの間に、次のキット製作を始めました。

(どこまで進むか分からない)その12に続く。


PS.残ったデカールが気になったので、実機の画像を確認した所、やはり垂直翼内面にウロコ模様が描かれています。今の状態でうまくデカールが貼れるのか分かりませんが、挑戦してみようと思います。ダメならオミットですね😊

この画像を見れば、内側にもウロコ模様が描かれているのが分かりますね。もっと早く気付いていたとしても、パテ盛り必至だったし、塗装後にしかデカール貼れませんね(あくまでも言い訳…😓)

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その10

2018年08月05日 19時57分20秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
8月に入っても酷暑が続いています。皆さん!夏バテなどしていませんでしょうか? 私の方は、8月に入ってから忙しい毎日が続いており、模型製作もままならない状態です。やっと8月最初の休みとなった昨日と今日で、久々にK-12の製作を行ないましたので、その報告です。

下面のライトブルーの塗装まで終わっていましたが、下面をマスキングして上面を塗装しました。

ソ連機の上面色の緑色も良く分からない色調ですが、ここは自分のイメージに近いガイアカラー202番オリーブグリーンを選択しました。写真はマスキングを剥がした状態です。少し吹きこぼれなどがありましたが、修正済みです。

機首左右の窓のセンターに窓枠があるのに気付き、追加塗装する事にしました。この透明パーツ部分のマスキングフィルムがなぜか省略されていて、マスキングテープでマスキングしていたのですが、早目に気付いて良かったです。

マスキングテープを一旦剥がし、真ん中をカットしてから再び貼り付けました。エアブラシで塗装するのも面倒なので、筆塗りで塗装します。

こちらは左側ですが、まず下地をMr.カラー308番グレーFS36375で塗装しました。

下地の塗料が乾燥してから、上面色のガイアカラー202番オリーブグリーンを塗装しました。これでやっとデカール貼りに入れます。やれやれです😥

まず国籍マークのレッドスターを6枚貼りますが、その貼り付け場所にクリア(Mr.カラー46番)を吹きました。

レッドスターのデカールです。No.4・5はここではまだ使用しません。ニス部分が全く見えないので、全面ニスでそこにデカールが印刷されているとずっと思っていたのですが、実際に貼り付ける段になって、驚くなかれ!! 1枚ずつ印刷されたデカールで、ニス部分が全くないと言う、上質のデカールだと言うのが分かりました。感じとしてはエクストラデカールに近い感覚です。これは嬉しい誤算です。


デカールを貼り終えた状態の上下面です。凸凹への馴染みも良くて、軟化剤を必要としません。やや糊がきついようにも感じましたが、東欧系のキットに良く見られる、一見上質で実際は硬くて貼り辛いと言うものではありませんでした。

デカール貼りが終わり、通常ならここから細部の工作をして完成となる手順ですが、このキットはそうは行きません。この後最大のメインイベントが待ち構えています。それが終わらない限り、キットの完成は見えて来ません。仕事の関係で、明日から再び模型作りが出来なくなるので、デカールの乾燥時間はたっぷりあります。このレッドスターの上からもう一度今度は全面にクリアを吹く事にしています。そして、いよいよウロコ柄のデカール貼りが始まります。ウロコ柄のデカールと、レッドスターのデカールが同質のモノかどうかは分かりませんが、希望としては同質のモノであって欲しいと願っています。大判デカールもありますので、焦らず1枚ずつクリアして行きたいですね。次の製作は次の土曜日になります。

台風13号の動きが気になりまが、体調管理を万全にして、この酷暑を乗り切りましょう!
その11に続く。


ガイアカラー 202 オリーブグリーン(オリーフグリュン)(半光沢/15ml入瓶)
クリエーター情報なし
ガイアノーツ

ミクロミル1/72 カリーニンK-12試作無尾翼爆撃機 製作記・その9

2018年07月29日 21時38分45秒 | ミクロミル1/72カリーニンK-12製作記
台風12号が接近すると言うので、昨夜は大荒れになるだろうと思っていましたが、雨は降ったものの風はそれ程でもなく、何だか肩透かしを食らったように呆気なく通り過ぎて行ってしまいました。ただ、各地では台風被害が発生しているようで、被災された皆様方には謹んでお見舞い申し上げます。

さて、K-12ですが、思うように製作時間が取れず、あまり進んでいませんが、31日からお盆前まで仕事が忙しくなり、帰宅後の製作が困難になりそうなので、その前に現在の進捗状況をお知らせして置こうと思います。出来れば8月中に完成させたいと思っているのですが、9月にずれ込む可能性も出て来ました。

2度目のサフ吹き後、いよいよ塗装に入ります。まずはキャノピーのマスキングを行ないました。キットにはマスキングシールが用意されているので、何のためらいもなくそちらを使用しました。カット済みなのも嬉しい配慮ですが、そうは簡単に問屋は降ろしてくれず、切込みが浅くて、台紙から剥がすのに苦労させられます。無理に引っ張ると伸びて変形するし、切れていない部分をカッターで切る時に、下手するとフィルムまで切ってしまいかねません。材質もやや硬い感じで、曲面に馴染んだと思っても浮き上がって来ます。とは言っても、マスキングテープなどを切り出してマスキングする事を思えば、時間短縮にもなるし、嬉しいですね。

塗装の順番をどうしようかちょっと迷いましたが、マスキングの事を考えると、やはりカウリングやエンジンナセルを先に塗装した方が楽だと考え、先にシルバーを吹くことにしました。その前に、キャノピーの下地をMr.カラー308番グレーFS36375で塗装しています。シルバーはMr.カラー8番ですが、飛燕で使用したシルバーを使っています。(クリア分を一旦除去したシルバー) カウリング内が何色なのか不明ですが、そのままシルバーにしています。(黒の可能性もありそうですね。)

金曜日の帰宅後、このシルバー塗装を行ない、一晩乾燥後、土曜日に次の塗装を行なおうと考えていたのですが、土曜日の午後、ちょっとした用事で公民館に行っていた所、2時過ぎに妻から父の具合が悪くなったので病院まで送って欲しいとの電話がかかって来ました。救急に電話して病院を紹介して貰ったと言う事で、車(高速利用)で1時間以上かかる病院でした。父本人は動けるので、救急車の手配はしておらず、私の車で病院まで行く事になりました。病院で3時間ばかり過ごし、帰宅したのが夕方6時半過ぎで、もう模型を作る時間も気力もなくなってしまいました。

そんな訳で、土曜日は全く模型作りが出来ず、今日、その分を取り返そうと思って製作しましたが、結局は下面の塗装までしか出来ませんでした。

今日は、シルバー部分のマスキングから開始です。シルバー部分をマスキングテープでマスキングするのはちょっとリスクを伴いますが、剥がれない事を祈るしかありません。

補助翼取り付け用のアームパーツを先に塗装しました。何度も言いますが、これでホントに大丈夫なんでしょうか?

補助翼と本体下面を塗装しました。カラーは自作したもので、Mr.カラー20番ライトブルーと34番スカイブルーを混合し、ちょっと何かを足した記憶があるのですが、何を足したのか覚えていません。😓 これは、10数年前にハセガワ1/72I-16を作った時に自作した塗料ですが、モデルアートで松樹氏が示されていたものです。実際はもっと青味が強いらしいです。I-16とこのK-12が同じ塗料を使っていたと言う根拠はありませんが、同じソ連機と言う事で、使用しました。(笑)これでもう在庫はありません。

垂直翼の内側が何色なのかもはっきりしませんが、上面色で塗装する事にしています。本当は、今日中に上面も塗装したかったのですが、ここで時間切れになってしまいました。次は、下面のマスキングからスタートですね。

その10に続く。