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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”製作記 #7

2020年03月07日 23時16分00秒 | ハセガワ1/72Bf109E-3"スペイン空軍"製作記
季節は春に向かっていると言うのに、何だかそんな気分になれないのは、新型コロナウィルスのせいでしょうか? 一体この先、どうなって行くのか、五里霧中どころかお先真っ暗って感じがします。月末には桜の便りも聞こえて来ると思いますが、今年の花見はどうなるんでしょうか? 桜がウィルスを消滅させてくれないものかと思っちゃいますね。

さて、令和2年元日から製作を開始したハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”ですが、デカールが使い物にならないと言う問題が発生し、ハセガワにも在庫がないと言われ、仕方なく急遽注文したデカールの到着まで待たされる羽目となり、無事にデカールは到着したものの、オーバーサイズと言う予想外の代物で、少々自分がイメージしていた内容とは異なってはしまいましたが、ようやく子年にミッキーマウスが描かれたエミールが完成しました。

脚関係の組立て中の画像です。APシリーズのキット全般に言えるのかしれないですが、主脚の取り付けに関して全く配慮がされていないのは困りますね。角度出しも含めて、強度的にももう少し何とかならなかったのかと思ってしまいます。同シリーズの零戦でも同じように感じましたが、特にエミール(やフォッケも)の場合、脚の取り付け角度(前傾及び開度)がポイントになるので、ここは資料と睨めっこで位置決めを行ないました。最後は瞬間接着剤で固着しています。主脚もそうですが、車輪の角度も重要ですね。

順序は前後しますが、尾輪は破損するのが目に見えていたので、意図的にカットし、0.2mmのピアノ線で補強して取り付けました。タイヤは白帯が入った仕様のようで、それ用のデカールも用意されていますが、例えデカールが使えていたとしても貼るのは難しいと思いますね。ここは塗装で仕上げました。

写真を撮り忘れましたが、その後残っていたマスバランスやピトー管、プロペラ、エンジンカバー、キャノピーを取り付けて全ての組立てが完了しました。一晩接着剤の乾燥を待ってから墨入れや軽くウェザリングを行ない、最後にアンテナ線を張って完成だ!と思ったのも束の間、翼端灯や尾灯、それに補助タブを塗装していないのに気付き、慌てて塗装しました。タブが赤で塗られていたかどうかの確証はありませんが、キットの説明書には赤で塗るように指示されていますので、一応アクセントも兼ねて塗っておきました。

と言う事で、こちらが昨夜完成した直後の写真です。上面の墨入れはウェザリングも兼ねて、タミヤのウェザリング塗料のグレーを使用しました。RLM02(63)の色合いが元々暗いので、黒を使用すると更に暗くなると思ったからです。下面は黒を使いましたが、殆ど拭い去りました。アンテナ線は、カステンの1/48用ストレッチリギングを使っていますが、太さ的にはさほど違和感ないと思います。私だけ?(胴体引き込み部分は延ばしランナーです。)

それでは、完成写真をご覧下さい。






殆どキットのままですが、プロペラブレードの形状がどうも気に入らず、幅の狭いタイプに換装しました。(モノグラム1/72Bf110Eからのジャンク品) 下部エアインテークには仕切り板を追加しています。キャノピーの接着にはクリアフィックスを使用しました。理由は後述。 シートベルトは紙創りの物を使っています。デカールは結局キットのデカールは1枚も使う事なく、マイクロスケール(現在のスーパースケール)と今回注文したプリントスケールの物を使っていますが、コーションやステンシル類はほぼオミットしました。機番のオーバーサイズもこうして見るとこれが正しいように見えるのが不思議だったりして…。

機首部分を少しアップで写しました。プロペラスピナーのゲート処理が当時のままで、下手さ加減がモロ見えですが、プロペラブレードは良い感じだと思います。(かなり薄くしています。) エンジンカバーのフィット感がなぜか悪く、接合面にやや目立つ隙間や段差が生じますが、力技でパーツを少し変形させて取り付けました。(接着していません。) アンテナ支柱を何度も破損しては瞬間接着剤でくっ付けたので、それが原因かどうか分かりませんが、キャノピーの後部分の接合面に少し隙間が生じる結果となり、パテでの修正が困難なので、先に書いたようにクリアフィックスを使って隙間を埋めて塗装しています。それでもまだ少し段差が残っていますね。(^^;)

下面はこんな状態です。尾輪が少し曲がっているのに今気付きました。ピトー管の塗装も忘れているし…😓 明日、修正しときます😅

それでは、最後の纏めです。

ハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”
製作開始:2020年(令和2年)1月1日
完  成:2020年(令和2年)3月6日
キット購入日:不詳
購入価格:不詳(当時キット価格1,200円)
使用デカール:プリントスケール及びマイクロスケールデカール
シートベルト:和巧社・紙創り1/72ドイツ空軍
参考資料:世傑、手持ちの資料本&写真集等
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V(修理から復帰しました)


ハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”製作記:完



ハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”製作記 #6

2020年03月02日 20時50分50秒 | ハセガワ1/72Bf109E-3"スペイン空軍"製作記
日本も含め、世界中を席捲してパニックを引き起こしている新型コロナウィルスですが、一体この騒動いつまで続くんでしょうか? こちらも仕事が中断となり、再開は今月下旬の予定ですが、果たして予定通り行くのかは分かりません。3月を迎え、季節は確実に春に向かっていますが、暖かくなってこの騒動も収束する事を期待したいですね。

仕事は中断しましたが、エミールの方はデカールが届いた事で、ようやく再開出来る運びとなりました。中断中に着手した61式戦車は、エミール完成後に再開しますので、もう暫くお待ち下さい。では、エミールの製作記#6の始まりです。


番外編で紹介したプリントスケールのデカールを貼りました。番外編で記述したように、サイズはかなりオーバーサイズです。胴体からはみ出さなくて良かったです。1/48と言う事ではないとは思いますが、なんだか1/48でも違和感ないサイズのように思えなくもありません。デカールはフィルムも薄くて、貼り易く上質なものですが、コーションマークやステンシルなどのデカールの貼り付け位置が塗装図に書かれた番号と一致しなかったり、番号そのものがなかったりで、不親切な感じがします。この辺は是非改善して欲しいものです。ですので、今回は、コーションマークやステンシルなどは殆どオミットしています。主翼端上下面のバッテンマークは、マイクロスケールの古いデカールを使用しましたが、やや硬くて、シルバリングを起こしやすい感じがしました。

下面はこんな感じです。デカール2枚だけのシンプルなものです。右側の機銃が折れちゃってますね。(アンテナ支柱も折れちゃってます。)😢

折れてしまっていたアンテナ支柱を取り付け、半艶クリアを吹き、艶の統一とデカール保護を行ないました。半艶クリアは久し振りに、かつて自分で調合した油性の半艶クリアをエアブラシで吹きました。やはり水性より油性の方が良い感じがします。折れてしまった機銃は延ばしランナーででっち上げましたが、ちょっと太過ぎたかも?(破損した機銃パーツさんはどこかに出掛けてしまい、帰って来ません。)


今日帰宅後、水平尾翼を取り付け、士の字状態となりました。キャノピーはまだ接着していません。写真では分かり辛いですが、排気管や機銃の塗装も行ないました。エアインテークの開口パーツ?も接着しましたが、このパーツの取り付けに案外手こずりました。こうして見ると、最初、機体番号が異様に大きく感じたものの、見慣れてしまうとそれほど違和感なく見られますね。慣れって怖いかも? 残りは足回りとプロペラの取り付け、それに小物(マスバランスとピトー管)を取り付ければ組立ては完了となります。最後に軽く墨入れなどを行なって完成にしたいと思っています。次回、完成報告出来そうです。

所で、お気付きかもしれませんが、カッティングマットを黒(クレオス製)から緑(タミヤ製)に戻しました。クレオスの黒がいいなと思い使って見たものの、パーツの素材がオリーブドラブのような暗色だと、パーツの視認性が悪く、パーツを探すのに苦労します。素材が薄い色合いだとそうでもないのですが、61式戦車を作っていてそう感じました。カッティングマットは薄い色の物がいいと言うのを実感しました。(クレオスのマステをカットする時は便利そうですが…。) ピンクや薄い青色の物がありますが、入手難のようですね。

次回、完成報告出来るであろう、その7に続く。



ハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”製作記 番外編 デカール到着

2020年02月27日 23時18分35秒 | ハセガワ1/72Bf109E-3"スペイン空軍"製作記
新型コロナウィルスの感染拡大が世界中で大問題となっている中、国内でも各種イベントが延期や中止に追い込まれ、オリンピックの開催まで危ぶまれていますが、1日でも早い収束を期待したいものです。静岡HSもどうなるんでしょうね? 私には縁のないイベントだと思っていますが、これを楽しみにされているブロ友諸氏には気になる所でしょうね?

そんなコロナウィルスの今後が気になる中、ガネットさんに注文していたエミールのデカールが本日届きました。

クロネコさんのネコポスで届きました。丁寧な梱包で、水濡れ対策も万全でした。こう言うちょっとした心遣いが嬉しいですね。ガネットさん、有難うございました。

早速開封してみました。Print Scale PSL72021のデカールです。初めてのPrint Scaleのデカールですが、見た目は印刷も綺麗で、上質な印象です。Print Scaleってどこの国のデカールなんですかね? どこを見ても国表記がありません。


14種類のマーキングのデカールが用意されています。今回使うのは、④のデカールなんですが、実物を見て、ん?と思ったのが、機体番号の大きさです。明らかにオーバーサイズですよ、これは!😲 実物を見るまでは実際の大きさが分からなかったのでそれ程気にはならなかったのですが、実際手にして見て、やはりサイズが大きいのが分かりました。

前回のクラキン殿のコメントを思い出し、PCで画像処理して、自作デカールを作成しようかとも思わなくもなかったのですが、自作デカール用のクリアデカールを注文しなくちゃならないし、時間も経費もかかるので、ここはこのまま使用する予定です。

デカール貼りに備えて、既に貼ってあったデカールを剥がしました。マスキングテープでは中々剥がれず、粘着力の強力なスリオンテック(スリオンテープ)を使用した所、一部、塗料が剥がれてしまいましたが、あとでタッチアップして修正します。

コロナウィルスのせいで、2月中旬からのプロジェクトも一旦中断状態となり、平常勤務に戻りましたので、暫くは定時帰宅が続きます。(再開は3月25日からの予定です。) 61式戦車の製作を開始した所ですが、デカールが届いた事で、エミールの製作に戻り完成を目指そうと思います。次の休みにはデカール貼りが出来ると思いますので、結果報告をお待ち下さい。

次こそ、その6に続きます。

ハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”製作記 #5 ん~、やっぱりアカンわ

2020年02月11日 20時17分50秒 | ハセガワ1/72Bf109E-3"スペイン空軍"製作記
予約していたキットの到着が暫く続いたので、キットの紹介記事ばかり続きましたが、エミールの製作の方も少しずつですが進んでいます。前回、下面の塗装が終わった所までアップしていましたが、今回はその続きからとなります。

上面の塗装に備えてマスキングを行ないました。先走って塗装してしまった排気管周りの黒部分も無視してマスキングしました。

プロペラスピナーも説明書では上面色と同じ、RLM02となっているので、写真のようにマスキングを行ないました。

RLM02で塗装する部分を全て塗装し終わった状態です。RLM02の塗料で少し迷いはありましたが、Mr.カラー60番のRLMグレーをまず全体に吹き、次に白を加えてグラデーション塗装しています。シャドウ吹きの効果も多少は出たと思いますが、果たしてこのRLM02が正しいかどうかは分かりません。

手持ち資料のカラーチップです。RLM02とRLM63は同じ色だと言うのはご存知の方も多いと思いますが、その63には2種類あって、Mr.カラーのようなウグイス色に似たもの(いわゆるRLMグレー)と、写真左上にあるライトグレーと表示されたものが存在します。キットによってはこちらのライトグレーを指定しているのもあって混乱してしまいますが、個人的にはこちらの方が正解なのではと言う気持ちの方が強いです。RLM02は試作機の塗装などに使われる事が多い事から、初期のRLM02(RLM63)はライトグレーだったのでは?と言うのが個人的な考えです。過去に作ったHe51はこちらで塗装しました。

上面の塗装が終わったので、ちょっと面倒な排気管からフィレット部分にかけての黒塗装を行なうためにマスキングを行ないました。左側にはエアインテークがあって、マスキングを難しくしています。

黒を吹きました。Mr.カラーで以前自作してあったセミグロスブラックを使用しましたが、薄め過ぎて塗料がのらないので、乾燥後、タミヤのラッカー塗料のLP-5セミグロスブラックを上吹きしています。タミヤの瓶入りラッカー塗料を使用するのは今回が初めてです。


黒吹きが終了したので、マスキングを除去しました。黒吹き部分には修正箇所が散見出来たので、筆塗りでタッチアップして修正しています。

下面はこんな感じです。

全体塗装が終わり、問題のデカール貼りに進みます。胴体の黒丸デカールに割れがあるので、ここは塗装で仕上げる事にしました。

キットのデカールをを採寸して、直径7.5mmの円をマスキングテープから切り抜き、貼り付けました。


塗料はタミヤのLP-5セミグロスブラックをここでも使用しています。良い感じに塗装が終了しました。フィレットの黒塗装もお分かり頂けると思います。若干タッチアップした所が目立っていますね。(あとで修正します。)

で、いよいよデカール貼り開始です。製作記#1で既報のように、デカールには割れが生じているので、デカール保護剤を塗布しておいたのですが…。

左側は何とか無事に貼る事が出来ましたが、もう片方のデカールが保護剤の効果も虚しく、写真のような状態となってしまいました。これでは修正のしようがないので、ここは潔くデカールの使用を諦める事にしました。😢 ストックを探しても、これと同じフォントのデカールはなくて、注文したデカールの到着を待つしかありません。幸い、同じ機体番号のデカールが印刷されているので、このままの状態で使用出来ると思いますが、なぜかスピナーが黄色となっています。使用時期によるものなのか、何か根拠があっての事なのかは分かりませんが、デカールが到着しても、スピナーはハセガワのキットの指定通りで仕上げようと思っています。

そんな訳で、エミールの製作はデカール到着まで一時中断となります。再開はデカール到着後になりますが、そのデカール、いつ届くんでしょうか? ショップ側からは早くて2月下旬との連絡を貰っていますが、予定通り届いたとしても完成は3月以降になりそうですね。明日から仕事も忙しくなるので、製作時間も限られてしまいますが、週末からは新しいキットの製作に入ろうと思っています。

製作再開が待ち遠しい、その6に続く。



ハセガワ1/72 メッサーシュミットBf109E-3”スペイン空軍”製作記 #4

2020年02月02日 17時50分00秒 | ハセガワ1/72Bf109E-3"スペイン空軍"製作記
令和2年ももう2月になってしまいました。1月後半の慌ただしさも少しずつ平穏を取り戻しつつあります。明日は、出産入院中だった娘が退院します。姉となった孫も母親に会えるのを楽しみにしているようです。

私の方はまだ少し風邪気味で、万全とは言えない状態ですが、10日から現場作業が始まりますので、体をそれように慣らそうと思い、明日から職場復帰です。

滞っていた模型作りも今日から再開しました。

ラダー部分のコンドル軍団塗装(黒のクロスライン)を塗装で仕上げる事にし、黒を塗装後マスキングを行ないました。

翼端部分を含め、白部分を塗装しました。白はいつものソリッドカラーの艶消しホワイトを使っています。もう手に入らない塗料ですが、隠蔽力の高さでお気に入りの塗料です。ラダー部分の黒のラインですが、これは2度目の状態で、1回目はラインが太く感じたのと、少し塗料滲みがあったので、やり直しました。

下面色はMr.カラー115番RLM65ライトブルーの瓶生を吹きました。下面色はこれで完了です。次は上面色であるRLM02(Mr.カラー60番)を吹く事になりますが、個人的に非常に難しい色だと思っています。塗料のままではそれ程暗いとは思わないのですが、塗料が乾燥すると一気に暗くなってしまう気がします。乾くと若干暗くなると言うのはどの塗料でも言える事ですが、このRLM02と言うのはその傾向が強い気がします。(個人的考察です。)
古い塗料しか持っていないので、最近の新しい塗料がどうなのかは分かりません。タミヤのRLM02は、Mr.カラー以上に暗い(濃い?)ですね。 自分で調合したRLM02もあるので、どちらを使うか検討して決めようと思っています。

1月中には完成させられると思っていましたが、思わぬ出来事が多発した関係で模型作りが出来なくなってしまい、まだ完成には至っていませんが、なるべく早く完成させたいと思っています。注文しているデカールも今月末には届くかもしれません。

上面塗装が完了しているであろう、その5に続く。