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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記 その7(最終回)・完成…はしたものの・・・

2023年03月17日 20時20分00秒 | ICM1/72九七戦 甲・乙製作記
各地から桜の開花のニュースが届き、お花見を楽しみにされている皆さんも多いと思います。今年はコロナ縛りも解禁されて、大勢のお花見客で賑わいそうですね。当地の方はまだ開花宣言は出ていませんが、もう間もなくだと思います。

さて、今年になって最初に手掛けたICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙型がなんとか形になり、一応完成としました。

それでは、完成までをどうぞ!

デカール貼りが終わって、次にプロペラの塗装に入りました。プロペラ裏面に少々ヒケがあるので、パテ埋めします。

ピンボケになっちゃいましたが、ラッカーパテを塗布しました。

そしてサンディング後、甲型はグレーサフを、乙型は黒サフを吹き、800番の神ヤスでザラツキを均しました。

プロペラを取り付け、これで全てのパーツの取り付け完了しました。写真をトリミングしてリサイズしたらちょっと粗くなっちゃいました。

上の写真との間違い探しじゃないですが、タミヤの墨入れ塗料のグレーと黒を適当に混合したもので、軽くウォッシングと墨入れを行ないました。この写真ではあまり良く分かりませんね。その後、翼端灯、排気管の塗装を行ない、煤汚れや車輪の土汚れを加えて完成としました。煤汚れは黒のパステル粉、土汚れはタミヤのウェザリングマスターAセットを使用しています。甲型の車輪にサポートステーを自作して追加しました。

説明書にある射撃監査用カメラ(A23)と90式翼下照明(B14)は実機の画像を見ても装備されていないようなので、取り付けていません。(選択したマーキングの機体にはアンテナ支柱もありません。)

と言う事で、曲りなりにも完成しましたので、いつものように完成写真はフォトチャンネルでご覧下さい。(甲型、乙型、順不同になってしまった上にピンボケも多いですが、ご了承ください。)

ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙型 完成画像

2月中には完成させられると思っていましたが、デカール貼りに苦労させられることになったり、予約していたハンターカブが納車されたことで、そちらのカスタマイズに時間を取られたりして完成が遅くなりましたが、なんとか完成報告できてホッとしています。ここ近年では最悪の完成度となり、満足度は60点が限度だと思います。キットとしては、マニア(現ハセガワ)の方が上のような感じがします。(RSモデルの1/72キットは持っていないので、分かりません。)

それでは最後の纏めで締めさせて頂きます。

ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙型
製作開始:2023年(令和5年)1月2日
完  成:2023年(令和5年)3月15日
キット購入日:不明
購入価格:不明
参考資料:世傑No.29 マニア1/48キット説明書
完成キット撮影カメラ:PENTAX K-SⅡ/moto g8

最後までご覧いただきありがとうございました。次は、1/35日本戦車のデカいのを作ります。

ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記:完


ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記 その6・デカール貼りに苦労す

2023年03月02日 19時00分00秒 | ICM1/72九七戦 甲・乙製作記
2月中には完成するだろうと考えていた九七式戦闘機ですが、ハンターカブの納車や親戚の訃報などがあり、模型製作の時間があまり確保出来なくて3月にずれ込んでしまいました。更に、予想以上にデカール貼りに手こずり、修正に時間がかかってしまったのが大きく響いてしまいました。特に、甲型胴体の赤ラインは、1枚貼って乾燥させてからでないと次のデカールが貼れない状況が続いてしまったのも時間がかかった一因ですね。

デカール貼りの途中の様子ですが、前回貼っていた日の丸のデカールが割れてしまっています。とにかくこのデカール、劣化もあるとは思いますが、糊分が少ないのか、密着しないし割れやすく、修正することの方が多くなってしまいました。これなら最初から塗装にしていた方が早かったかもしれません。胴体のはみ出している部分はあとでカットします。

甲型の胴体のラインも写真のような状態で、位置が決まりません。ここもあとでカットして調整です。主翼のラインもデカールを繋ぎ合わせて辻褄合わせしています。

なんとかデカール貼りが終わりました。乙型の胴体後部の白ラインは、どうやってもうまく貼れないので、結局塗装となりました。タミヤのエナメル塗料を使用しましたが、段差が生じたので、カッターで多少削って目立たなくはしましたが、若干の段差は止むを得ないですね。

デカール保護のために、Mr. プレミアムトップコート半光沢(缶スプレー)を吹きました。半光沢とは言え、やや光沢寄りになります。水性を使用したのは、乙型の白ラインの塗装にエナメル塗料を使用したためです。フラップは仮組み状態です。トップコートを吹いた後、一部デカール(甲型胴体の赤ライン)が剥がれているのを発見したので、残りのデカールから切り貼りして修正しました。乾燥後、もう一度トップコートを吹く事にしていますが、その前に他にも修正箇所がないか確かめてから行なおうと思っています。

今回はここまでとなります。デカール貼りの修正完了確認が無事に終われば、あとは小物の取り付けとなりますので、完成も見えて来そうです。

ここまでご覧頂き、有難うございました。

次回、完成報告出来ると思う、その7に続く。


ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記 その5・塗装完了

2023年02月19日 19時53分00秒 | ICM1/72九七戦 甲・乙製作記
暖かくなったかと思うと急に寒くなったりして、体調管理が難しいですが、春は少しづつ近付いているように思います。

九七式戦闘機の製作は塗装が完了しました。今回はその塗装編となります。

1回目のサフ吹きで見付かった修正部分を修正し、2度目のサフ吹きが終わった状態です。いつもならこの状態でシャドウ吹きに進むのですが、今回はシャドウ吹きせずに塗装に入ります。

全体の塗装前にキャノピーのマスキングを行ないました。分割された小さなパーツと言う事もあり、取り回しに少々苦労しました。上が乙型、下が甲型です。

キャノピーの仮付け前に、コクピット部分をMr.カラー14番ネイビーブルーで塗装しました。写真を撮り忘れましたが、この時に、キャノピーの窓枠部分にも下地として同色を吹きました。

下地塗装が終わったキャノピーを胴体に仮付けしました。塗料が吹き込まないようにひっつきむしを詰め込んでいます。

まずは甲型のラダーやエレベーター部分の塗装から開始です。Mr.カラー34番スカイブルーに旧版の5番ブルーを加えて青味を強くしたものを吹きました。もう少し青味が強くても良かったかもしれません。

スカイブルー部分をマスキングして、機首の黄色部分の塗装を行ないました。黄色は、ガイアカラー005サンシャインイエローに同社の035純色イエロー(Mr.カラーで言う所の色ノ源的な塗料)を加えて、少し赤味が出るように調色しています。Mr.カラー4番の黄色は隠蔽力が低いので最近は使っていません。

そして次に赤を吹くのですが、甲型の説明書に誤りが…。

塗装図はそれらしく黄色部分と赤部分が分かるように描かれているんですが、塗料リストを見ると、Cが赤、Dが黄となっていて、これをこのまま信じて塗装すると逆の塗装になってしまいます。鉛筆書きで訂正しているのが正解です。

続いて赤の塗装となりますが、デカールの色合いに合わそうと思い、Mr.カラー3番赤に同92番セミグロスブラックをごく僅か加えて、少し黒っぽくしました。当初マーキングは塗装仕上げしようと考えていましたが、面倒に思えて来たので、デカールで行く事にしました。デカールが使えないようなら塗装すりゃええやろ!って事で、デカールに保護剤を塗布しました。

甲型の黄色部分をマスキングして、乙型と一緒に調色した赤を吹きました。調色した黄色も含め、ちょっと作り過ぎたので、今後も登場機会があるかも?

破損した乙型の尾橇ですが、前回修復したものの、再び折れてしまったので、再度作り直しました。ちょっと太すぎですかね?

機首の塗装が終わったので、マスキングしてMr.カラー128番灰緑色を全体に吹きました。これが今回の下地色となります。

そして、Mr.カラーの旧56番明灰白色(2)を意図的にムラを残す感じで吹きました。個人的には、この旧56番が九七戦に似合っているように思います。マニアのキットも同色で塗装しています。写真で126番との違いが分かりますかね?

全体の塗装が終わったので、気になる機首部分の塗装の状態を確認するため、祈る思いでマスキングを除去しました。写真がピンボケになってしまいましたが、少し塗り分けラインが歪んでいたので、修正する事にしました。

甲型(右)の機首部分の黄色と赤の塗り分けもまずまず無事に修正が終わり、尾翼のマスキングも除去しました。乙型の方は修正の必要なく塗装完了です。ちょっと苦労したのは、灰緑色の塗装後、先に塗装した赤が浮き出して来てしまい、それを消すのに重ね吹きを何回か繰り返すことになってしまった点ですね。

そしてデカール貼り開始です。使用できるのか!と言う一抹の不安もありましたが、不要デカールで試し貼りして見た所、やはり割れてしまう場面もあって、やっぱりアカンかもしれへんな?と思いながらも、デカール保護剤を塗布したらなんとかなるんちゃうって言う希望的推測に期待して貼って見ました。まだ日の丸だけですが、今の所、破綻なく貼れています。保護剤を塗った事が関係しているのかもしれませんが、やや硬く感じるデカールです。デカールの赤に合わせて調色した赤ですが、もう少し黒っぽくした方が良かったかもしれませんね。日の丸のデカールが少しサイズオーバーに感じるのは私だけでしょうか?

今月も残り10日を切ってしまいましたが、果たして今月中の完成となるのでしょうか? デカール貼りが終われば完成も見えて来そうです。それでは、次回お楽しみに。最後までご覧頂き有難うございました。

完成目指して、その6に続く。

《おまけ》先日、車の運転中に現れた虹です。(写真は妻が撮影しました。)何か良い事あるかなと思ったら、バイクの納車日が決まりました。👏 納車されたら拙ブログで紹介します。



ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記 その4・サフ吹き前のアクシデント

2023年02月05日 19時37分30秒 | ICM1/72九七戦 甲・乙製作記
立春も過ぎ、少しずつ春の気配を感じるようになって来ましたが、まだ寒波の襲来があるようですので、体調にはお気をつけ下さい。花粉症の方は、そちらの対策も必要な季節かもしれないですね。

さて、九七戦ですが、前回のブログで今回は塗装準備編になると書きましたが、模型を作るうえで、全てが塗装準備と言う事に繋がるので、この表現ってよくよく考えてみると変な表現ですよね。と言う事で少し自己反省していますが、サフ吹き前に少しアクシデントがあり、修正するのに少々時間を取られる羽目になってしまいました。そのアクシデントも何とかクリア出来て、やっと最初のサフ吹きが完了しました。今回はそこまでの経過報告となります。前回同様、同じような画像ばかり(しかもピンボケ画像多し)になりますこと、ご了承下さい。

フラップは別パーツになっていて、下げ状態での取り付けが可能ですし、私もその状態で仕上げようと思っているのですが、右側のフラップの赤丸部分がなぜか凸状態になっています。正しくは左側のフラップのように凹になっている必要があります。このままでは取り付け出来ないので、カットして凹に彫り直しました。

尾部(尾橇)部分も別パーツになっていますが、接着するとご覧のような有様です。なぜこう言う分割にしたのか分かりませんが、ここはパテの出番となりました。この時はまだ尾橇は付いています。

左が甲型、右が乙型で、上下面を写したものです。タミヤのラッカーパテでパテ埋めしました。この時もまだ尾橇は健在。

ん!尾橇がない!! パテ埋め後のサンディング途中に乙型の尾橇を破損しちゃいました。(甲型は無事。) 翼端のラインの繋がりもほぼ修正出来ました。

破損した尾橇を復旧しました。何とか形になってホッとしていますが、この先、折らないよう要注意です。

主脚を取り付け、機首カウリング(エンジンカバー)を接着しましたが、うまくフィットしません。左が甲型、右が乙型ですが、乙型の方が酷い状態で、そのまま接着してしまうとプロペラ軸がセンターに来なくなってしまうので、ここは隙間や段差を覚悟で接着しました。甲型の方は少し隙間が生じる程度だったんですが、あとでちょっとした問題発生😲

甲型は溶きパテを塗布して修正しましたが、乙型は久々にポリパテの出番となりました。ラッカーパテでは修正出来ないと思ったからです。上に書いた甲型の問題発生と言うのは、プロペラの取り付け軸の出っ張りが乙型に比べて短く(2枚上の写真で分かります)、そのままプロペラを接着すると、エンジンカバーに接触してしまいます。そこで、延ばしランナーを接着して延長する事にしたのですが、その時にプロペラ軸が回転するか確認した所、なぜか固くて動きません。そこでクリップで挟んで回して見ようとしたら・・・、折れちゃいました😱 仕方ないので、軸を差し込み式にすることにして、ドリルで開口したんですが、少しセンターがずれてしまったので、ポリパテを充填して開口し直す事にしました。写真はポリパテを充填した状態です。乙型は問題なく回転します。

写真は乙型ですが、サンディング中にスパッツが折れてしまったので、左右とも真鍮パイプ(0.4mm)を介して補強しました。エンジンカバー部分のサンディングも一応完了しました。

そしてようやく修正や補強が終わり、写真のような状態になりました。甲型のプロペラシャフトは1㍉の真鍮パイプに置き換えての差し込み式にしましたが、抜け落ち対策が出来ないので、注意する必要があります。

開口部にスポンジを詰め込んでサフ吹き準備完了です。ここまで思った以上に手間取ってしまいました。

ずっとキットのグレー一辺倒の画像ばかりでしたが、やっと色違いの画像となりました。サフはガイアのエヴォホワイトで、エアブラシ塗装しました。これが今年最初のエアブラシ使用となりました。不具合個所を見付けるためだけのサフ吹きですので、缶スプレーの使用は控えました。案の定、前部エンジンカバーの接合部(パテ修正した部分)にサンディング不足を見付けました。ここを再修正して、もう一度サフ吹きします。それで問題なければ塗装開始ですね。甲型のマーキングは決まっていますが、乙型はまだちょっと迷っています。デカールの確認もしないといけませんね。

と言う事で、今回はここまでとなります。次回からの塗装編をお楽しみに! ここまでご覧頂きありがとうございました。

塗装開始のその5に続く。


ICM1/72 中島 Ki-27 九七式戦闘機 甲・乙 製作記 その3・乙型の製作

2023年01月27日 18時06分30秒 | ICM1/72九七戦 甲・乙製作記
寒中お見舞い申し上げます。

10年に一度の大寒波襲来で、各地で雪による交通障害や事故などが相次いでいましたが、皆さんお住まいの所では被害など発生しておりませんでしょうか? こちらは、強風で屋根の防水タイルが剥がれてしまい、補修が必要な状態となってしまいました。以前から屋根のリホームを考えていたのですが、喪中期間は動けないと言うことで放置していました。その喪中期間も明けましたので、これから具体的なリホームを検討しようと思っている所です。費用がどのくらいになるかは分かりませんが、軽自動車一台分以上の工賃が必要になるかもしれないですね。

九七戦の製作の方は、甲型が一応士の字状態になったので、乙型の製作に移りました。とは言え、甲型と全く同じなので、見映えしない画像ばかりとなりますが、ご了承下さい。

甲型で苦労したエンジンの取り付けですが、その同じ轍を踏みたくないと思い、組み立て手順を変更しました。説明書では、コクピットを主翼中央部に取り付けてから胴体と合体するよう指示されていますが、そうすると甲型のような状態となり、機銃がうまく接着できません。そこで、胴体片側に写真のように先にコクピットを取り付け、エンジンの収まりを確認した状態で、胴体左右を張り合わせました。機銃もうまく取り付けできました。エンジンマウント部分をかなり切り詰める必要があるのは甲型と同じです。写真は調整が終わり、合体前の状態です。

計器盤は、甲型と同じ手順で塗装しました。この後、コクピットに取り付け、胴体左右を張り合わせました。

そして、胴体と主翼を合体し、接着剤の乾燥待ち状態となりました。水平尾翼は仮付けした状態です。エンジンもあまり無理せず組み込むことができました。😄

一晩接着剤を乾燥させて固定用のテープやクリップを取り除きました。各部の接着面のアイは良好で、パテの出番はなさそうです。

甲型では隙間や段差が生じてしまった上部エンジンカバーの接着面ですが、乙型ではうまくフィットしました。サンディングだけの修正で済みそうで、こちらもパテは必要ないと思います。

甲・乙とも同じ状態まで来ましたが、主脚のスパッツの形状が甲と乙とでは異なります(今回選択した甲型のマーキングの機体にはスパッツはありません)し、キャノピーの形状も異なるので、混同しないよう注意して製作を進めようと思っています。次は塗装準備編となります。そろそろ乙型のマーキングも決めないと…。

ここまでご覧頂きありがとうございました。

その4に続く。

※今回の思い出の曲は映画シェーンの主題歌である”The Call for Far-away Hills”(邦題:遙かなる山の呼び声)です。私が生まれる前の昭和28年(1953年)の映画ですが、父が大好きだった映画で、私が物心ついた時、父が大切にしていたステレオでドーナツ盤をかけて聴いていたのを覚えています。私もその影響を受けて映画音楽が好きになった時期もありましたが、その切っ掛けとなった一曲です。映画は劇場では観たことありませんが、TVでは幾度となく放送されているし、録画したりもしていて、何度も観ています。因みにドーナツ盤のB面は”Oh My Darling Clementine”(日本での替え歌邦題:雪山讃歌)のinstrumental musicだったと思います。

シェーン・遥かなる山の呼び声 The Call for Far away Hills/ヴィクター・ヤング・オーケストラ Victor Young (1953年)