ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

造形村1/48 J7W1 震電 製作記 #4

2020年08月29日 10時05分30秒 | 造形村1/48震電製作記
7月に3日間のバイトに行ったあと、今日まで1日も仕事がなく、道の駅巡りなどに出る以外は家でゴロゴロしている状態でしたが、お蔭で暑い夏も熱中症の不安もないまま過ごしています。一眼レフの故障で道の駅巡りへのテンションも下がってしまい、お盆前からはどこにも行っていません。こんな事ではいけないと奮起して、8月に新規オープンした市民プールに行く事にしました。トレーニング用のジムやサウナなども併設されており、新しくなったプールは有料(旧プールは無料)になってしまいましたが、月額5,000円を支払い会員登録しました。数年前行ってたプール(こちらは有料)は事情で行かなくなっていましたが、自転車で数分の所に新しく出来た事もあって、ほぼ毎日通っています。成果が出るのはまだ先でしょうが、果たしてメタボ解消となるのでしょうか? 一眼レフもようやく修理から戻って来たので、再び道の駅巡りも再開しようと思っています。

いつものように前置きが長くなりましたが、震電の進捗状況です。

#2でエンジン本体の組立てが終わっていましたが、それに取り付ける排気管などのパーツの準備を行ないました。左上のパーツは胴体下面の排気口に続くダクトですが、この取り付けがあとで大いに悪さをすることになるとはこの時はまだ分かっていませんでした。

上のパーツに黒サフを吹きました。このキットでは、黒で塗装する部分は全てMr.カラー2番となっていて、33番や92番の出番はありません。

各パーツを指定色で塗装しました。排気管は自作の焼鉄色を使用しましたが、エアブラシが金属粒子(カッパー)で詰まってしまい、その洗浄に苦労させられました。調子悪いのが更に調子悪くなったみたいです。(修理に出そうと思っているのですが…。) この焼鉄色、大量に作っているので、当分の間、排気管の塗装はこの塗料になります。黒とシルバーは缶スプレーを使用しています。


前脚庫内部は下面色(説明書の2は下面色)で塗装するよう指示されているのですが、これには少し迷いました。世傑の画像ではどう見ても下面色には見えないのですが、ここは指示に従う事にしました。A-21はシルバーで塗装しました。

エンジンに排気管を取り付け、メインフレームを主翼下面に仮組みした状態です。ここへ来る前にミスに気付く事になりました。エンジンからの延長軸を包み込むシリンダー部分の取り付けを上下逆に接着していました。(#2の画像参照) 一旦取り外して付け直しましたが、接着面のフィット感の悪さが寧ろ助かった感じです。取れなかったら大惨事!だっかかも?😓 そして、前述の排気ダクトですが、説明書ではこの時点で、メインフレームに接着するようになっています。所が、エンジン下部の排気管と干渉してしまい、主翼下面の開口部とうまく位置決め出来ません。その為、後付けする事にしたのですが…。さらに、画像右端にある隔壁パーツがなぜか主翼下面の接着面よりも前に出てしまい、そのままでは接着出来ません。私の組立て下手で生じたものだと思いますが、ここも後で修正する事になりました。


仮組みして何ヶ所かの修正点を確認後、主翼下面内側及びコクピット外板内側を塗装しました。コクピット部分はMr.カラー127番中島系コクピット色で塗装し、タミヤの墨入れ塗料の黒で墨入れしました。右にある▢部分に排気ダクトの先端部分が繋がります。

メインフレームにコクピット外販パネルを接着しました。ここは割合スムーズに接着出来て、目立つ隙間は生じていません。

コクピット外販パネルの接着剤の乾燥後、主翼下面に仮組みしてみました。右端の隔壁パーツや排気ダクトのパーツは取り外しています。

下面はこんな感じです。前脚庫は説明書の指定通り下面色で塗装して黒で墨入れしました。(仮組み状態で接着していません。) 下面色はMr.カラー35番明灰白色(三菱系)に156番スーパーホワイトをほぼ1:1で混合した物を使っています。ほぼとしたのは、1:1だと白っぽ過ぎに思えたので、ほんの少し灰色を追加した為です。因みにファレフォの指定色はドイツホワイトとなっています。また、156番スーパーホワイトを使ったのは、1番の白を持っていない為です。(白はソリッドカラーを使用していて、Mr.カラーと混合したくなかったので…。)

主翼下面に接着前の状態で、前脚庫も接着しています。この時点でパーツを一つ取り付けていないのに気付いていません。

主翼下面にメインフレームを接着しました。この時点で、下面の開口部に合わせるように排気ダクトを接着しましたが、干渉を避けるために少し長さをカットして接着しました。外れない事を祈りたい。

メインフレームの接着剤の乾燥後、主翼上面を接着しました。フィレット部分にうまくフィットしないので、接着面をカットしたりして調整しましたが、隙間と段差が残る結果となりました。

で、ここでコクピットに取り付けるパーツを一つ忘れているのにやっと気付きました。外販の接着を早く済ませたくて、つい忘れていました。

これが取り付けを忘れていたパーツで、あとからでは少し取り付けが難しい場所への接着となります。パーツを塗装して、いざ接着しようとした所、あろうことか、ピンセットが弾けてパーツが吹っ飛んで行ってしまいました。どこかに落下したのは間違いないのですが、音もなく落ちてしまい家探ししても見つかりません。そこでどうしたか! パーツのないまま組み立てる事にしました。このパーツの為だけに部品請求するのもバカらしいし、部品請求した所でキットの在庫がないので、手に入らないだろうし、ここには何もなかったと言う事にして次に進みます。(その内忘れるだろうしね😓)キャノピーは閉じた状態にした方が良いかも?

主翼が完成して、やっと震電の特異なフォルムが見えて来ました。ここから外販を取り付けてしまえば今まで製作して来たエンジなどは全く見えなくなってしまうので、この画像が見納めになるかもしれないですね。何だか虚しいような・・・😢

胴体後部パネルの内側をシルバーで塗装し、排気ダクトも接着しました。排気管先端がこの凹部分に嵌るのですが、うまく行くんでしょうか?

で、パネルを接着した図です。やはりどこかで無理が生じているみたいで、ある程度は力技も必要となり、瞬間接着剤で押し切りました。えっ?排気管はうまく行ったのかって…。それは・・・ですね。

今の状態です。本体後部の隔壁パーツはやはりそのままでは前(うしろ?)に出てしまい接着出来ない為、エンジンのシリンダー部分を1mmほどカットして帳尻合わせしています。左側にあるカバーを取り付けてしまうともう何も見えなくなってしまいます。隙間や段差が生じなければ接着せずに取り外せるようにしようかとも考えているのですが、あまりフィット感が宜しくないようで…。うまくフィットするように悪あがきしてみようかと思っています。主翼にある黒いシミは、黒い接着剤を零してしまった部分です。

次は、機首部分のパネルを取り付ける事になりますが、ここも一部接着せずに取り外せるようにしたいと思っているのですが、思惑通り行くかどうかはやって見ないと分かりませんね。機銃を金属パーツに変更する予定でしたが、分かっていた事とは言え、組み込んでしまったあとでは交換出来ないので、このままの状態で製作します。脚注とピトー管は金属パーツに変更します。

この後パテのご厄介になりますが、イ式の二の舞にはならないと思います。でも、やはりサンディング作業は楽しくないっすね。それでは、今日はここまでと言う事で…。

パテ盛り開始の#5に続く。


和歌山県の道の駅 全部巡ってやるぜ! 第5回 日本のエーゲ海から旧中津村へ

2020年08月27日 00時45分45秒 | 道の駅
立秋を過ぎてからの方が暑くなってしまった今年の8月ですが、その8月も残りわずかとなりました。まだ当分厳しい残暑が続くと言う事ですが、季節は少しずつ秋に向かっているようです。

さて、道の駅巡りの第5回目は、国道から少し離れた場所に存在するポツンと一軒家的な道の駅へ行って来ました。一眼レフを修理に出したその週末(8月8日)に出掛けたので、画像は古いコンデジの写真となります。一眼レフの修理、まだ戻って来ません。

まず1ヶ所目は、”日本のエーゲ海”とも呼ばれている道の駅「白崎海洋公園」に向かいました。


▲通常ならGoogleマップのグレー表示のルートで行くのですが、この日はお盆も近いと言う事もあり、南へ向かう車で高速が大渋滞していて、それに伴い有田ICから国道に降りて来た車で、国道も大渋滞で動きません。それならばと言う事で、地元の利を活かして海外線をドライブする事にしました。やや急カーブが多いしアップダウンのあるルートですが、綺麗な海の景色を堪能出来るルートでもあります。マップはその海外線ルートの入り口からの表示ですが、そこまで行くのにも抜け道を利用したのは言うまでもありません。🧐

「道の駅 白崎海洋公園」入口です。日高郡由良町にある白崎海岸は、白い石灰岩で囲まれた白崎海洋公園を中心とする絶景スポットとなっている所です。今年のお正月企画のクイズとして画像をアップした三井造船にも近い場所にあります。今回は別ルートで来ましたので、三井造船の画像は撮れていません。紀伊水道の向こうは徳島県です。(画像の右に薄っすら見えるのは、広川町です。)


道の駅の案内標識と入り口のゲートです。道の駅になる以前は、ただ真っ白な岩があるだけで、石ころだらけの海岸で、道路も整備されておらず、アクセスは良くありませんでしたが、海洋公園として徐々に改良工事が進み、今では京阪神からも多くの観光客が訪れる所となっています。オートキャンプ場もあり、この日も県外ナンバーの車が結構宿泊していました。

この辺はかつての回天の積み出し場所でもあり、訓練もされていた所ですが、その跡地が今も近くに残っています。

道の駅と言えば産直と言う感じで、こちらの道の駅でも産地の直売所があります。軽い食事も出来るレストランも併設されています。

海岸はご覧のように砂浜ではなく石ころだらけですが、足を浸す程度の海遊びは可能です。

展望台へ続く遊歩道も整備されています。展望台へ行かず途中で引き返して来ましたが、夕方の日の入り時には綺麗な夕景が見られる事もあり、カップルが多く訪れる場所となっているようです。

コロナの影響で現在は閉鎖中ですが、ロッジ風の宿泊設備もあります。夜は周りに何もないので、綺麗な星空を堪能出来ます。私も昔、若かった頃にファミリーで星を見に来た事がありますが、真っ暗な道路を走行するのに神経を使った事くらいしか記憶に残っていません。😓 YouTubeにドローンで撮影した海洋公園の動画がアップされているので、貼っておきます。是非ご覧下さい。

ドローンで楽しむ自然(4K)/和歌山県「白崎海洋公園(白崎海岸)」(Enjoying the nature with drone)



「道の駅 白崎海洋公園」を後にして、次に向かったのは旧中津村(現在の日高川町)にある道の駅「SanPin中津」です。こちらも地方の幹線道路沿いにある道の駅で、沿線上にはこれ以外に道の駅はありません。

地図を見て頂ければお分かりだと思いますが、県道26号線が日高川沿いを走行するようになって暫く行った所にある道の駅です。このまま県道を進むと旧龍神村(現在は田辺市)に辿り着き、国道424号線と合流します。

案内標識です。かなり汚れていますが、反対方向から写したものです。


走行側からだとこうなります。こちらの画像は公式HPからのものです。左が県道26号線です。”San Pin”と言うのは”産品”の事で、この辺で生産された品物を販売している所から、”San Pin”となったらしいです。その名の由来通り、この地で生産された品物が沢山売られています。ここにも軽く食事が出来るレストランがあります。


こちらの画像は、Googleマップのストリートビューからのものですが、道の駅の看板には”中津ふるさと産品展示販売所”と書かれています。

この日は午後から出掛けたので、2ヶ所の道の駅訪問となりましたが、帰りは湯浅御坊道路・川辺ICから南行きの大渋滞を尻目に気持ちよく高速を使って帰って来ました。😊 一眼レフが戻って来たら、少し遠くの道の駅まで足を延ばしたいと思っているのですが、まだ修理から戻って来ません。もう直ぐ4週間になるんですけどね。第6回目迄の訪問は終わっているので、近日アップしようと思っていますが、それ以後は出掛けていません。もう少し涼しくなって、カメラも復帰したら残りの道の駅を巡りたいと思っています。それでは、第6回をお楽しみに!


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本日の到着キット(2020-34・35)「ドラウィングス1/72&48 メッサーシュミットBf109A/B”コンドル軍団”」

2020年08月21日 23時39分00秒 | 趣味
この所予約しているキットの入荷が滞っていたので、これ幸いにと先日造形村のHs129を注文したら、さにあらん、注文した数日後に予約しているキットの入荷日が確定したとの連絡があり、ちょっと予想外となってしまいました。ホント、海外キットの入荷は掴めないですね。予定では8月下旬となっていたので、もう少し後だと踏んでいたんですけどね。

それでは、予想より少し早く届いたキットの紹介です。2キット纏めての紹介となります。


今日届いたのは、こちらの「ドラウィングス1/72&48 メッサーシュミットBf109A/B”コンドル軍団”」です。上が1/72、下が1/48のパッケージです。Bf109のA/B型は珍しいし、E型を含めてコンドル軍団を並べられると思って予約していました。


1/72キットのパーツ群です。1/48をスケールダウンしたキットです。実はこのキット、AMG(アーゼナル)のキットのOEMで、1/48キットも同様です。AMGオリジナルキットは1/48を購入しましたが、1/72の方は未購入だったので、今回、ドラウィングスからオリジナルキットよりも安価で再販されたのを機会に1/48も含めて購入しました。

こちらが1/48です。デカール以外はAMGのキットと同じ物です。簡イキットだと思いますが、過去ログでも書いたように、パーツ精度は悪くない印象です。とは言ってもそこは簡イ、製作すると簡イトラップが潜んでいるかもしれないですね。

1/72キットの塗装図です。1/48も同じマーキングとなっており、単色及び迷彩塗装のマーキングがそれぞれコードレター違いで2種類ずつとなっています。塗装図にあるRLM01ってシルバーの事ですよね? メーカーの作例を見てもシルバーで塗られているようにしか見えないのですが、ん~、悩みますね。😓

デカールです。上が1/48で下が1/72です。配置が異なっていますが、マーキングは同じ物です。

ここ暫く新キットの予約はしていません。私の好きな大戦機のニューキットがないのが理由ですが、もうアイテム的に出尽くしてしまったんでしょうか? なんて事はないと思いますが、飛行機キット(特に大戦機)は商売にならないと言う事なんですかね? 今回のキットの到着で、残っている予約キットは一つになってしまいました。赤くて小っちゃくて3枚も翼がある飛行機ですが、もう直ぐ届くかもしれません。

あっと驚くような、ニューキットが欲しいですね。



本日の到着キット(2020-33)「造形村1/32 ヘンシェルHs129B-2/R3」

2020年08月19日 23時25分00秒 | 趣味
例年ならそろそろ秋の気配が漂い始めてもおかしくない頃ですが、少し陽が短くなった程度で、それ以外は全く秋の気配すら感じないこの異常な暑さ、一体いつまで続くのでしょうか? そんな暑い中、先日注文したキットがやっと届きました。 酷暑の中、配達してくれているドライバーさんには頭が下がる思いです。今日はS川急便さんでした。

今日の午後届いたのが、こちらの「造形村1/32 ヘンシェルHs129B-2/R3」です。去年11月下旬に登場したキットで、直ぐに注文しようと思っていたのですが、ちょうどその頃、予約していたキットの到着ラッシュと重なり、予算的に厳しい状況に追い込まれていたせいで、注文の機会を失ったまま今に至ってしまいました。以前からコロナが落ち着いたら大阪へ行って買いたいキットがあると言っていたのがこのキットです。コロナが落ち着くどころか、逆に再び感染拡大傾向にある中、大阪には行けそうもないと判断し、予約キットの入荷予定もない(と思っていたんですが…)事から、ネット注文する事にしました。同社の屠龍に継ぐ1/32キットですが、次の新製品の発表はまだありません。コロナの影響で開発が遅れているのでしょうか? 何しろ金型製作は中国ですからね😅 予定では、Ar234、Bf109G-6、P-51B(だったと思う。これは出ても買いません。)などが計画されているのですが、その情報が聞こえて来ません。

以下パーツ群となります。
上段左がAパーツ、右がBパーツ、中段左がCパーツ、中央がDパーツ、右がEパーツ、同様に下段がF、G、Hパーツとなります。

EとFパーツはそれぞれランナー枠が2枚あります。(上段左と中央) 透明パーツがIパーツとなっています。下段左からJ、K、Lパーツとなります。

上段左がM、右がN、下段左からか右へO、R、Tパーツです。なぜかPとQがありません。写真が光って少し見辛くなってしまいすみません。ご覧のように、このキットには内部構造を見せる為のクリアパーツはありません。コストの関係からでしょうか?

説明書、デカール、それにキャノピーマスキングシールです。説明書はいつもの造形村スタイルですが、もう少し見易くして欲しいように思います。個人的にはやはり現在ではタミヤの説明書が一番だと思っています。デカールはカルトグラフ製ですが、ハーケンクロイツは分割されて印刷されています。

完成写真を使ったマーキング(塗装指示)も造形村スタイルですが、これも好みではありません。塗料はファレフォがメインとなっていますが、Mr.カラーの番号も書かれています。 マーキングが1種類と言うのがちょっと残念で淋しいですね。せめてロシア戦線で活躍したマーキングも選択肢に入れて欲しかったと思います。別売デカールって出る可能性はないでしょうね。ハセガワキットのデカールを拡大コピーして自作すると言う手段もありますが、キットのデカールを無駄にしたくない気持ちの方が強いですね。

この内容で定価13,000円(税別)ならそれほど高くないと思いますが、それも最近のぼったくりとも思える法外な値段設定のキットに幻惑されてしまっているからでしょうか? 少し前なら造形村のキット=高価と言うイメージでしたが、今はそれ程でもないですね。今作っている震電に比べると、パーツ精度も向上しているように見えます。発売から約9ヶ月経っての購入となり、既に模型誌などでも作例が紹介されていますが、ドイツ機としてはややマイナーな機体を1/32でキット化してくれた事は、ドイツ機ファンとしては嬉しいですね。今後のバリ展はあるのでしょうか?

上に「予約キットの入荷予定もない(と思っていたんですが…)」と書きましたが、このキットを注文してから数日後、予約キットの入荷日が確定したと言うメールが届きました。一瞬えっ?と思いましたが、仕方ありません。20日の入荷だと言う事なので、こちらには21日頃に届くと思います。届いたら紹介しますので、お待ち下さい。

それでは、今日はこの辺で…。


和歌山県の道の駅 全部巡ってやるぜ! 第4回 熊野灘から枯木灘へ 国道42号線に沿って

2020年08月19日 02時25分30秒 | 道の駅
皆さん、暑いですね。立秋を過ぎてからの方が暑さが厳しいとは、地球温暖化が加速しているようにも感じてしまいます。季節がどうも少しずつずれて来ているように思うのは私だけでしょうか?

道の駅巡り第4回は、第2回に続いて南紀の方に出掛けました。本当は第4回のタイトルは「古座川弧状岩脈探訪」とでもするつもりでしたが、なんと、訪れた道の駅(4ヶ所)の写真がカメラの故障のせいで真っ黒で使い物にならず、その分の道の駅はいつか再訪する事にして、途中からスマホで撮影する事にした道の駅を紹介したいと思います。

古座川沿岸にある道の駅3ヶ所を訪ねてから、古座交差点から国道42号線に出て、スタンプラリーで訪ねた「道の駅 なち」に行き、ここから海岸線に沿って点在する道の駅を訪ねる事にしました。つまり「道の駅なち」が海岸沿いにある道の駅の最東端と言う事になります。ここではまだカメラの故障に気付いていません。一通り写真を撮って、次は「道の駅 たいじ」を目指す事にしました。

「道の駅 たいじ」に到着して写真を撮ろうとした所、なぜかシャッターが反応しなくて、中々シャッターが切れません。ここでようやくカメラの故障に気付き、今までの写真を確認したら全て真っ暗状態で、何が写っているのかさえ良く分からないありさまでした。意気阻喪と言った気分になってしまいましたが、また再訪すりゃ良いじゃん!と気持ちを切り替え、ここからはスマホで写す事にしました。ここからが第4回の始まりです。

太地町は周囲を那智勝浦町に囲まれた小さな半島の町で、森浦湾と太地湾の二つの湾からなる熊野灘に面した町です。「道の駅 なち」からは車で約10分ほどで到着します。

「道の駅 たいじ」の案内標識です。画像はGoogleマップのストリートビューからのものです。太地(たいじ)と言えば、鯨の町として有名で、反捕鯨団体からの圧力の的にもなっている町ですが、ある意味、一番鯨を大切に思っている町でもあります。町内にはくじらの博物館もあり、道の駅はちょうど国道42号線から博物館に向かう交差点の角に存在します。2015年に出来た比較的新しい道の駅です。


スマホのカメラで写しました。フードコートでは、太地ならではの鯨料理を楽しめます。直売所では鯨の加工品も売られています。足を延ばせば直ぐ近くのくじらの博物館にも行けます。上のGoogleマップをスクロールさせて見て下さい。

人口僅か2,800人にも満たない県内で最小面積の町ですが、町内には本数は少ないものの、循環バスも走っているみたいです。

「道の駅 たいじ」で少し休憩してから、熊野灘に沿って本州最南端の町である串本町を目指します。ここにあるのが「道の駅 くしもと橋杭岩 」ですが、過去にも拙ブログに何度か登場している道の駅でもあります。過去に訪問した時の画像はこちらをご覧下さい。



「道の駅 くしもと橋杭岩 」にも立ち寄るつもりでしたが、駐車場が満車(観光バスも数台停まっていました)で混雑していて、結局、駐車場に入れずそのままスルーする事になってしまいました。カメラが復帰したら再び出掛けるので、その時に改めて訪問する事にしています。

「道の駅 くしもと橋杭岩 」を横目で見送り、次に向かうのは「道の駅 すさみ」です。こちらも拙ブログには過去に何度も登場している道の駅です。本州最南端から西は枯木灘となり、熊野灘とはお別れですが、風光明媚なリアス式海岸はまだ暫く続きます。海岸沿いを走る国道42号線は、この辺からアップダウン度が増し、急カーブも増えるので事故の多い所でもあります。早く高速道路が欲しいですね。



「道の駅 すさみ」の案内看板です。画像はビデオ動画からのものです。(動画編集はまだ当分先になります。) 大阪方面から串本や新宮方面に行く場合、目的地をカーナビ設定していると、高速出口(すさみ南IC)を左折しろとの案内が流れるカーナビがあります。(私の車もそうです。)左折して直進してしまうと県道36号線を進む事になり、山間部に入ってしまいます。もしナビに従って左折してしまった場合は、左折後直ぐの所に右折する旧県道36号線(幅員やや狭し)がありますので、そちらの道を使って国道に出られます。ただその場合、「道の駅 すさみ」をスルーしてしまう事になりますので、道の駅に行く場合は、高速終点出口を右折するのが正しいルートです。


いつも南紀方面へドライブに行く際、高速終点のすさみ南ICから国道に出る時に立ち寄る道の駅です。敷地内には「エビとカニの水族館」が併設されています。この水族館、かつては別の場所にあって無料でしたが、こちらに移転してからは有料になりました。規模としては小さな水族館です。(上段画像はGoogleマップから、水族館の写真はWikipediaからのものです。) こちらの道の駅も2015年に出来た比較的新しい道の駅で、土産物店やレストランもある大きな道の駅です。かつて江住中学校があった所です。

次に向かうのは、同じくすさみ町にある「道の駅 イノブータンランド・すさみ」です。ナビで「道の駅 すさみ」として設定すると、こちらの道の駅が設定されてしまう場合がありますので、注意が必要です。

今まで紹介して来た道の駅は全て海側にありますが、こちらの道の駅は山側にあります。この案内看板は、白浜側を背にして写したものです。


すさみ町はいのぶたの生産が盛んで、それに因んで1995年に登録された道の駅です。かつてのすさみ町の道の駅としてはこちらが唯一の道の駅でしたが、紀勢自動車道の延伸に伴い、新たに上で紹介した「道の駅 すさみ」が作られ、規模的には小さな道の駅となってしまいました。以前は物産品の販売所などもありましたが、現在ではトイレ休憩に寄るだけの道の駅と化してしまっています。ちょっと残念ですね。詳しくはこちらをご覧下さい。


かつて存在したイノブータン王国は無くなっていますが、その建物は現存しています。(上段画像左) 道の駅からは枯木灘の景色を見る事が出来ます。山を越えた向こうは白浜町になります。

「道の駅 イノブータンランド・すさみ」でトイレ休憩と道の駅のスタンプをゲットし、足早に次の目的地「道の駅 志原海岸」に向かう事にしました。陽も少し傾き始めた頃で、西日が眩しくなって来ました。昔は和歌山県内の42号線で一番難所と言われた区間ですが、今では長大なトンネルのお蔭で、その難所も難なくクリア出来るようになっています。

「道の駅 志原海岸」の案内標識です。旧日置川町(現白浜町)にある道の駅で、高速道路がまだ出来ていない時に何度か立ち寄った事がありますが、道の駅になる前は「海来館」と言うドライブインだったと記憶しています。道の駅として登録されたのは1995年です。


道の駅の建屋の裏側(駐車場側)に志原海岸があります。潮の流れが早く海水浴には適さないようですが、その荒波のせいで、干潮の時しか辿り着けない巨大な海蝕洞「鳥毛洞窟」が存在する海岸でもあります。道の駅には物産品の販売所やレストランもあります。

熊野灘から枯木灘に沿って国道42号線を走行して来ましたが、次の目的地が今回の海岸沿い最後の道の駅となります。初めて訪問する道の駅でもあります。

次に向かうのは「道の駅 椿はなの湯」で、ここで枯木灘ともお別れです。

「道の駅 椿はなの湯」の案内標識です。進行方向からだと西日で逆光になるので、白浜側を背にして写しました。

昔は白浜の奥座敷と言われた椿温泉にある道の駅です。その昔、猿が温泉に入るので名を馳せましたが、他にこれと言った観光施設や名所もないせいで、今では白浜温泉ばかりが持て囃されています。ただ、温泉宿やホテルは残っているので、日本一高いと言われている白浜のホテルを避けたい場合は、穴場スポットかもしれません。ここの道の駅は温泉がメインで物産品の販売などはやっていないようです。足湯の設備もあるし、温泉の販売もしているようです。温泉にはそれほど興味がない二人ですので、用事を済ませて本日の最終目的地に向かう事にしました。

第4回の最後となるのは紀勢道のSAとなっている「道の駅 くちくまの」です。自動車道上にある道の駅としては、第3回で紹介した「道の駅 かつらぎ西」(両方向共に存在)がありますが、こちらは下り方向にしか存在しない道の駅で、一般道からでは直接訪れる事が出来ない道の駅でもあります。なので、帰りの道中に立ち寄る事にしていました。

紀勢道白浜ICから高速に入りました。道の駅の案内標識は緑色となっています。写真はGoogleマップのストリートビューからのものです。

今回最後に訪ねるのは、上富田町にある「道の駅 くちくまの」です。紀勢道の延伸に伴って出来た道の駅で、2015年に登録されています。

SAとしての色合いが濃い道の駅ですが、土産物屋やレストラン、物産品の販売コーナーなども設置されています。私たちもお土産を買って家路を急ぐことにしました。

第4回で南紀にある道の駅を全て回りましたが、カメラの故障や駐車場が満車やらで紹介出来なかった道の駅が5ヶ所もあります。これらについては、カメラが修理から復帰したら再訪する事にしていますが、もう少し季節が良くなってから出掛けようと思っています。ちょっと暑すぎですね。それでは、長々とお付き合い頂き有難うございました。第5回をお楽しみに!

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