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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

本日の到着キット(2020-31)「ダス・ヴェルク1/32 ユンカースJu EF-126「エリ」 / EF-127「ウォーリー」」

2020年07月31日 19時07分40秒 | 趣味
お暑うございます。今日、近畿地方の梅雨明けの発表がありました。各地に豪雨被害を齎した今年の梅雨でしたが、改めて1日でも早い復旧を願っています。これからいよいよ夏本番となりますが、新型コロナの感染が再び拡がっていて、熱中症と併せてコロナにも注意する必要のある夏となりそうです。お気を付け下さい。

そんな梅雨明けとなった今日、予約していたキットが届きましたので、紹介させて頂きます。

「ダス・ヴェルク1/32 ユンカースJu EF-126”エリ” / EF-127”ウォーリー”」です。「ダス・ヴェルク」とは聞き慣れないメーカーですが、今まではAFVキットを中心に販売展開していたドイツのメーカーのようです。箱には”made in china”と印刷されていることから、製造は中国で行なっているようです。造形村と同じ形態でしょうか? 今回が初めての飛行機キットのようですが、中身を見て、この飛行機にここまでやるの?って位、濃密な内容となっています。そのパーツが下です。



パッケージに3in1と書かれていますが、3キット分入ってると言うのではなく、3タイプからお好きなタイプを一つ選択して作れますよ!と言う事のようで、その分のパーツが含まれている関係からか、機体の割りにパーツ数は多いですね。つまり、不要パーツも多いと言う事になります。

こちらは透明パーツです。透明度は問題なさそうです。


デカールも中々豪華です。ハーケンクロイツは分割されてはいますが、ちゃんと印刷されています。(使わないでしょうが…。)

マーキングは各タイプ含めて7種類となっています。どのタイプで作るかでマーキングも変わりますが、箱絵にあるダブルエンジンタイプで作りたいですね。

ユンカースJu EF-126”エリ” と言うのは、パルスジェットエンジンを搭載したタイプで、プロトタイプ1機が完成していたらしいです。それをロケット化したのが、EF-127「ウォーリー」」となります。以前、拙ブログで紹介したAZモデル1/72EF128に続く飛行機です。

下にキット紹介文を載せておきます。(コピペしたものです。)

≪1944年にドイツ航空省は航空機メーカーに対し、最小限の戦略的資材を使用し且つ容易に製造が可能な単純な構造を持つ戦闘機の開発生産計画である「緊急戦闘機計画」を提示し、これに対しユンカース社はアルグスパルスジェットエンジンを機体後部上面に、補助ロケットブースターを胴体後部横に4基設置し、胴体は金属製で翼は木製のEF-126(コードネーム="エリ")の設計案を提出しました。
EF-126はエンジンを1基搭載したモデルと2基搭載したモデルが計画されましたが、パルスジェットエンジンでは能力不足であると考えたユンカースはEF-126を基にパルスジェットエンジンの代わりにヴァルターロケットエンジンを機体後部に搭載したEF-127(コードネーム="ウォーリー")も設計しました。
このキットはEF-126のパルスジェットエンジンを1基搭載したモデルと2基搭載したモデル、EF-127の3種の内どれか1つを選択して組み立てることができます。
コックピットは精密に再現されていて、離陸用のスキッド(橇)は着陸時の展開した状態と飛行時の格納した状態を選ぶことができます。
キットには離陸用のトロリーと工場での生産時に胴体を設置する作業台が付属、マーキングは7種入っています。≫


昔はガレージキットの好アイテムとなっていた機体で、私もメーカー不明のレジンキットを持っていますが、まさかそんな飛行機が1/32のフルインジェクションキットで登場するとは驚きました。ある意味良い時代になったなと思うものの、反面、もうキット化する有名どころの飛行機が飽和状態になりつつあると言う表れなのかもしれませんね。 個人的にはこう言う試作機が大好きなので、どんどんキット化して欲しいですね(^^♪

明日もキットが届きます。お楽しみに!



造形村1/48 J7W1 震電 製作記 #1

2020年07月30日 23時00分00秒 | 造形村1/48震電製作記
飛行機モデラーの皆さん、大変長らくお待たせしました。約4ヶ月振りに飛行機(大戦機)キットの製作を始めます。61式戦車の2キット同時製作がやっと完成し、その後片付けも終わり、気持ちも新たに製作するのはこちらのキットとなります。▼

「造形村1/48 J7W1 震電」です。1/48震電はハセガワの古いキットしかなく、パネルラインのスジボリが凸モールドと言う、どうしても今の目では古さを隠し切れないキットと言わざるを得ません。反面、価格も安く、パーツ数も少ない事から、これから飛行機のプラモを作って見ようと思われる人には好キットと言えるかもしれません。今でも店頭で買える息の長いキットです。私も発売当時に購入し、完成させましたが、完成機が今どこにあるのか行方不明のままとなっています。 

そんな状況の中、新しいキットの登場を待ち侘びていましたが、突如として造形村なるブランドを引っ提げて、ボークスから1/32震電が登場したのが2009年だったと思います。(間違っていたらすみません。) ただ、一般の店には並ばないキットで、ボークス店頭で購入するか、ネット通販でしか入手出来ないと言うキットでした。(これは現在も殆ど変わっていません。)当時の私としては自分で入手するのは無理な状況だったため、友人が購入するのに便乗して買ってもらいました。その1/32キットは積んだままで、今回の1/48キットを作るに当たり、一瞬、1/32を作ろうかとの思いもよぎりました。

1/32の登場から数年たった2013年8月に登場したのが、今回製作する事にした1/48キットです。1/32を選択しなかったのは、完成まで時間がかかると思ったからで、下手すると年内完成は難しくなる可能性があります。昨年のイ式の二の舞は御免被りたい気持ちがあって、今年は、この後、もう1キット(AFVキット)完成させたいと考えています。つまり、この震電は秋が深まる頃までには完成させたいと思っています。因みにこのキットは、自分でネット購入したものです。(^.^)

文字が多くなりましたが、中身の紹介です。



全パーツとデカールです。造形村のキットの特徴として、内部構造を再現すると言うのがあり、その分パーツ数が若干多くなっていますが、最新のキットを見慣れていると無茶苦茶多いと言うほどでもありませんね。このキットには、クリアの胴体パーツは入っていませんし、エッチングパーツもありません。マーキングは1種類です。

説明書は白黒印刷されたもので、カラー図はありません。キットは、武装状態で組み上がりますが、実機は試験飛行した1機しか完成しておらず、その機体には武装はありませんので、架空状態と言う事になりますね。塗装指示はファレフォがメインですが、Mr.カラーの対応表も併記されています。

では、エンジン部分から製作開始です。▼

エンジンを構成しているパーツの全てです。左上のクリップで挟んであるのは流体接手のマニホールドですが、合わせ目に隙間が生じるので、溶きパテを塗布しています。溶きパテ部分を修正後、この状態で黒サフを吹いてから塗装となります。右の隔壁?の塗装指示がシャインシルバーとなっていて、Mr.カラーでは90番なんですが、どんな感じのシルバーなんですかね。持っていないんですよ。これだけの為に塗料を買い足すのもイヤな気がして、手持ちのシルバーで代用可能ならそうしたいと思っています。
パーツを切り出して、ゲート処理やパーティングラインのサンディングをしていて感じたのは、パーツのキレがイマイチだと感じた点です。ご存知だと思いますが、造形村のキットの金型は中国の金型製作会社で作られています。中国キットに良く見られる素材が梨地と言うのはありませんが、ゲートの太い所があったり、パーティングラインが目立つ部分も多く見られます。(モールドかパーティングラインなのか区別出来ない!) 一見豪華で良く出来たキットに見えますが、やはりタミヤなどの国産キット(って言っても、最近は殆どフィリピンで製造されていますが)に比べると、ややパーツ精度が劣るように感じると言うのが正直な感想です。初めて作る造形村のキットですが、ほぼ素組で完成を目指します。

資料として、世界の傑作機しか持ち合わせがないので、密林さんに同社発行のコンセプトノートを注文しました。1/32用ですが、1/48でも充分参考になると思います。
 
コロナが無ければ、大阪のボークスに行って、購入しようと思っている造形村のキットがあるのですが、感染拡大が続いている状況では大阪へは行けないですね。こうなればネット購入しかなさそうです。

それでは、次回の製作記をお楽しみに!

エンジン部分の完成を目指して、その2に続く。


ファインモールド1/35 陸自61式戦車製作記 その14 完成

2020年07月28日 23時35分30秒 | ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記
今日は天気が回復して梅雨明けを思わせるような夏空が広がりましたが、夕方から雨になってしまい、梅雨明けはどうやらお預けのようです。でも、梅雨明けはもう間もなくだと思います。

2月から製作を開始したファインモールド1/35陸自61式戦車の従来型と改修型の2キット同時製作ですが、ようやく完成しましたので、今回は前回の予告通り、完成報告となります。その前に、フィギュアの製作の続きから開始です。


▲サフ吹きが終わり、顔の下地塗装が終わったので、顔以外の塗装を開始しました。塗装指示を見間違ってしまい、ヘルメットをフラットブラックで塗装してしまいましたが、正しくはOD色で、あとで塗装し直しています。下段の写真は、ヘルメット塗装後、艶消しクリア(油性)を吹いたら湿度の影響で白くカブってしまった画像です。この後、OD色(タミヤLP64)で塗り直しました。

▲迷彩柄のデカール貼りを開始しました。頂いたデカールですが、腰が強いと伺っていたので、そのつもりで貼り付けを開始しました。クレオスのデカール軟化剤をたっぷり塗布した上に、適当な大きさにカットしたデカール置き、暫く放置してから凸凹面に押し付けるように貼って行きました。タミヤのデカール糊なども使っています。貼った部分が乾燥するまで次の作業には移らないようにして、結局貼っては乾燥を繰り返しながら3日かかりました。どうしても馴染まない部分は、モデラーズの強力軟化剤を使って馴染ませました。若干、デカール溶けます。

▲で、完成したのがこちらです。相変わらずの下手さですが、まぁ、私のスキルではこんなもんだと思って下さい。戦車長のヘルメットは迷彩柄にしましたので、ゴーグルにも迷彩デカールを貼っています。クリア部分には、タミヤの水性クリアを塗りました。従来型のフィギュアも製作しましたが、腕を接着する際に吹っ飛び、机の裏側まで散歩に行ってしまい、帰って来ませんので、仕方なく従来型の方は今回はお休みして頂く事にしました。戦車長の左腕は、正規のパーツではありません。貼り付け乾燥後、油性の艶消しクリア(缶スプ)を吹いて保護しました。最後に、タミヤの墨入れ塗料(ブラウン)でウォッシングしています。頂いたデカールはまだ残っていますので、いつかまた陸自のフィギュアを作る時まで大切に保管させて頂きます。

フィギュアが完成したので、本体上下を接着し、残っていたアンテナと砲身固定パーツを取り付け、全てのパーツの取り付けが完了しました。一部ウェザリングを追加して完成となりました。改修型の方は、先にフィギュア(操縦手)をセットすると砲塔を後からでは本体に嵌め込めなくなるので、一旦接着したのを取り外し、あとから無理矢理突っ込みました。セット出来て良かったです。(本体上部を接着した後で分かったので、一瞬、フィギュアを乗せられないのではと思いましたが、何とかセット出来ました。但し、接着はしていません。) 戦車長の方は、キューポラに機銃を取り付けると乗せられなくなるようで、車外に立って頂く事にしました。下が完成直後の画像です。▼



それでは完成画像をご覧下さい。コンデジとスマホで撮影したのが混在している事を先にお断りしておきます。まずは従来型からです。▼







続いて改修型(夜戦仕様)です。▼





一番上と一番下の画像は同じカメラ位置ですが、上がスマホ、下がコンデジで写したものです。

そして最後はツーショットです。▼




画像は一部トリミングしてリサイズしています。今回、バックに黒の模造紙を使用しましたが、ライトの光が反射すると言う欠点があるのが分かり、今後の使用はないかもしれません。本当は黒いネル生地を探したのですが、良い大きさの物が見付からず、止むを得ず模造紙になりましたが、やはり結果としてはイマイチ感があります。照明用のライトが強すぎて、画像そのものが白っぽくなってしまったのも今後の課題となりますね。やはり、一眼レフを修理した方が良さそうです。

今回、61式戦車を作る切っ掛けを頂いた黒猫2号殿には、改めてこの場をお借りしてお礼申し上げます。有難うございました。陸自迷彩デカールをお送り頂いた事で、そのご厚意に応えるには陸自の戦車を作る以外ないと思い、ちょうどタイミング良く、AFVキット製作の順番となり、迷わずこちらのキットを選択しましたが、肝心のフィギュアが入っていないと言うのがあとから分かると言うお粗末な製作となり、慌てて別売フィギュアのキットを追加購入する事になってしまいました。途中で、エミールの製作を行なったり、仕事で製作が中断したりして、完成まで5ケ月もかかってしまいましたが、2キット同時製作と言う事で、単純に2で割ると、一つ2.5ヶ月になりますので、自分のペースとしてはまずまずかなと思っています。製作期間内に嘱託期間終了を迎え、今は無職の身ですが、その分、今後は製作スピードも少しはアップするかもしれません。

タミヤの1/35AFVキットは古いキットばかり作っていますが、今回の61式は比較的新しいキットと言う事もあり、コンピュータで作られたキットだと思います。タミヤに比べると細かなパーツが多く、若干作り難さを感じる部分もありますが、そこはファインモールドの職人気質の表れだと思います。完成したキットを眺めながら、国産第1号戦車と言う事を考えても結構カッコイイ戦車に見えませんか! アナログ的な部分を感じるのが、昭和していると思います。映画ではゴジラやキングギドラにいつもやられるだけの存在ですが、この戦車があったからこそ、映画の演出効果もアップしたのではないでしょうか? ファインモールドにはそろそろ大戦機の新金型キットを期待したいですね。

では、恒例の最後の纏めです。

ファインモールド1/35 陸上自衛隊 61式戦車 従来型&改修型及び陸上自衛隊 戦車乗員セット〈'65~'90年代〉
製作開始:2020年(令和2年)2月16日
完  成:2020年(令和2年)7月27日
キット購入日:従来型2014年9月20日/改修型2016年6月17日 戦車兵セット2020年2月6日
購入価格:従来型&改修型各3,800円 戦車兵セット1,360円(全て送料・税込み)
フィギュア用迷彩デカール:新撰組オリジナルデカール(黒猫2号殿から頂いた物)
別売ディティールアップ用純正エッチングパーツ使用
参考資料:手持ちの模型雑誌 各PCサイト様(日の丸航空隊殿からのアドバイス😊)
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V及びmoto mg8


ファインモールド1/35陸自61式戦車製作記:完






和歌山県の道の駅 全部巡ってやるぜ! 第2回 熊野古道に沿って奥瀞へ

2020年07月25日 20時47分00秒 | 道の駅
7月から当分の間、“毎日が日曜日”状態になるので、6月下旬に新企画として「和歌山県の道の駅全駅制覇」を思い立ったものの、足の怪我やバイトなどで、危うく企画倒れに終わってしまうんじゃ?と危機感さえ漂い始めていましたが、バイト疲れも解消し、体調も回復したので、先日、梅雨の中休みを利用して、第2回目を敢行して来ました。

第1回目は成り行きで新企画としてしまったきらいがありましたが、正式に企画として立ち上げた今回の第2回目からは、最初から「道の駅」を目指して出掛ける事にしました。妻と二人相談した結果、我が家から一番遠くにある道の駅から攻めようと言う事で意見が一致し、19日の日曜日の朝8時過ぎに我が家を出発しました。 実は、この日の早朝、母が玄関先で躓いて、顔面を強打・切傷すると言う事故があり、救急車で和歌山市内の病院まで搬送されたと言う、思わぬ出来事があったのですが、怪我は大したこともなく、治療しただけで帰宅する事が出来ました。そんな日の朝でしたが、予定していた8時出発から少し遅くはなったものの、天気にも恵まれ、無事に出発となりました。

我が家から一番遠くにある道の駅は、北山村にある「おくとろ」と言う道の駅で、4年前に息子と二人で国道169号線全線走破した時に立ち寄った所です。私は今回が2度目ですが、妻は初めて訪れる所です。

「おくとろ」に行くに当たり、だったらそこに行くまでの間に存在する道の駅を回ってしまおうと言う事で、熊野古道沿線に点在する道の駅から攻略する事にしました。 紀勢自動車道の上富田(かみとんだ)ICを降りて国道42号線に出て、いつもなら岩崎交差点を左折して国道311号線に入るのですが、今回は一つ手前の旧国道311号線の終点である「朝来(あっそ)駅前」交差点から311号線に入りました。まず最初に目指すのは「道の駅 ふるさとセンター 大塔」で、かつての大塔村(現田辺市)にある道の駅です。



第2回目最初の道の駅「ふるさとセンター大塔」に到着しました。富田川沿いにあるこじんまりとした道の駅です。



車が走っている方向が今走って来た方向(西側)になります。道の駅内のショップでお店の方に伺った所、やはりコロナの影響で観光客は少ないと言う事ですが、越県解除後、北海道からのお客さんがあったと言う事です。熊野古道を歩きに来たのでしょうか? 私たちは用事を済ませ、そそくさと次の道の駅を目指す事にしました。

次に目指す道の駅は、同じく国道311号線沿いにある「熊野古道中辺路(くまのこどうなかへち)」で、熊野古道の牛馬童子休憩所への入口にある道の駅です。たまに観光バスが駐車しているのを見かける事もありますが、道の駅としての規模はそれほど大きなものではありません。こちらも裏側に富田川が流れています。



走行側から表示看板を写しましたが、逆光で暗くなってしまいました。下は、反対方向から写し直したものですが、ほぼ真ん中に小さく写っている表示看板が牛馬童子休憩所への入口で、熊野古道中辺路ルートの一部です。ここから大坂本王子へと続いています。

反対方向から写しました。背中側が本宮方向で、この後向かう事になります。

道の駅の全景です。自前のスマホで写した画像がやはり逆光で見辛いものとなっていたので、公式HPから画像を拝借しました。

JR紀伊田辺駅及び白浜駅方面へのバス停がありましたので、写しておきました。本数的には多くないようですが、利用客も少なからずいると言う事でしょうね。

上の2ヶ所は過去に何度か訪れた事のある道の駅ですが、次に向かうのは初めて訪れる道の駅で、国道311号線から国道168号線に出て、熊野川沿いを北上する事になります。



国道311号線から国道168号線(169号線重複)が交差する本宮交差点を左折し、熊野川沿いを北に向かい、熊野本宮大社をスルーして暫く行った所の脇道を入った所にあるのが道の駅「奥熊野古道ほんぐう」です。国道から少し逸れた所にあるので、普通に走行していると見逃してしまう道の駅で、私たちも初めて訪れた道の駅です。


上段画像が道の駅入り口で、向こうの川は熊野川です。メイン道路から少し離れた場所にある道の駅ですが、JAが経営している道の駅のようで、マーケットが併設されており、地元民が食材を買い求めに訪れる、生活に密着した道の駅でもあるようです。結構他府県ナンバーの車も見かけました。

当初の予定では、この後、最終目的地である「おくとろ」へ向かうつもりでしたが、国道168号線沿いにもう1ヶ所道の駅があり、次回に回そうと思っていたのですが、時間もあるし、次回に回すとなると再びここまで走って来なくてはならず、だったら先に攻略してしまおうと言う事になり、少し逆戻りになるのを承知で、次の道の駅に向かう事にしました。いずれ、南紀方面の道の駅を訪問する事になるので、その時に行こうと思っていたのですが、先に片付けた方が後の事を考えると楽になるのではとの思いもあっての予定変更です。

来た道を引き返し、本宮交差点から再び国道168・169・311号線の3重複区間に入り、「おくとろ」方面に行く宮井交差点を一旦スルーして、予定変更で向かったのが道の駅「瀞峡街道・熊野川」です。

こちらの道の駅も熊野川沿いにある道の駅で、平成23年9月の紀伊半島水害で流されてしまった道の駅ですが、現在では無事に復旧して、ドライバーの憩いの場所になっています。私も過去何度か立ち寄った事があります。


上段画像はWikipediaから拝借した画像で(スマホの写真がうまく撮れていませんでした。下段は私が写した写真です。) 国道の反対側から全景を写したものです。熊野川を挟んだ対岸は三重県で、三重県道740号線が通っています。この県道も水害で復旧するのにかなりの時間を要したようです。現在でも通行困難な個所があるようですが、一度、ドライブしてみたいと思っている県道(険道)でもあります。

予定を変更して立ち寄る事にした「瀞峡街道・熊野川」も無事に訪れる事が出来たので、残すは今回の本命である「おくとろ」に向かいます。再び国道168号線を北上し、169号線が分岐する宮井交差点を目指します。この辺は、過去ログの169号線全線走破と同じルートになります。


道の駅「おくとろ」は全国で唯一の飛び地の村である「北山村」にあります。ですので、ここに行くには必ず他県を通過する事になります。奈良県・三重県をかすめながら、北山川沿いのやや狭隘区間を走行します。北山村は、筏下りやじゃばら(柑橘系の果物)の産地として有名ですね。

今回の最終目的地、道の駅「おくとろ」に到着しました。私は2度目となりますが、妻は初めての訪問です。道の駅としてはかなり規模が大きくて、温泉や宿泊施設、キャンプ場なども併設されています。また、ここは筏下りのチケット販売所にもなっていて、ここでチケットを購入(もしくは予約券と交換)し、専用バスに乗って、少し下った所にある筏下りの発着場へ行く事になっています。 私たちはここで少し遅い昼食タイムとなりました。

道の駅の俯瞰です。公式HPから画像を拝借しました。右の川は北山川で、熊野川の支流の一つです。春には写真のように桜が楽しめる所でもあるようです。上にも少し書きましたが、ここへ辿り着く国道169号線の道路事情がやや悪く、バスなどと出くわすと離合が困難な所もあり、道路状況が良ければもっと観光客も増えるように思います。少しずつ拡張工事が進めれらているようですが、かなり時間がかかりそうです。今後、訪問する事はあるのでしょうか?

飛び地の村である事を知ってもらおうと言う意図の看板です。実は、奈良県には上北山村と下北山村があり、こちらの北山村と併せて3ヶ所の自治体で北山村共同体なる取り組みを行なっているそうです。

この「おくとろ」が今回の最終目的地で、この後は家路を急ぐことになりますが、ルート選択で、妻の”走った事のない道を楽しみたい”の一言で、169号線を北上し、奈良県側から帰る事にしたのですが、この選択があとでエライ事になるとは思ってもいませんでした。

こちらが帰路のルートです。地図が小さくて分かり辛いかもしれませんが、”その他のオプション”をクリックすると大きな地図が表示されますので、宜しければそちらをご覧下さい。(先に掲載しているGoogleマップも同様です。)

国道169号線がこの先、土砂崩れで通行止めとなっており、迂回路を走行する事になるのですが、その道路と言うのが日本三大酷道の一つである国道425号線との事で、少々不安を抱きながらの走行となりました。予定では、国道169号線から国道370号線、国道24号線を通り、五條ICから京奈和道・阪和道を経由して、海南ICから国道42号線に出るルートを考えていたのですが、そのルートの一部を迂回する事になり、奈良県道229号線及び国道425号線で大きく迂回させられてしまいました。Googleマップをズームすればその迂回ルートがお分かり頂けます。ただ、今回の迂回ルートは比較的道路状況も良く、離合に困るような事はありませんでしたが、急勾配のヘアピンカーブが連続する箇所があったりして、速度を落として走行する必要がありました。普段なら絶対通る事のない奈良県道も走れて、楽しめただけ良かったかもしれないですね。 自宅に戻ったのは、17時半頃でした。帰り、奈良県側の道の駅2ヶ所にも立ち寄り、スタンプをゲットして来ました。この道の駅は、国道169号線全線走破時に立ち寄った道の駅ですので、詳しくは過去ログをご覧下さい。

2回目となった今回の道の駅訪問は、我が家から一番遠距離にある「おくとろ」が第一目標でしたが、そこに辿り着くルート上にある他の道の駅も含め、5ヶ所(奈良県側は含まず)を攻略して来ました。これで企画として開始後、計6ヶ所を訪れた事になります。県内の道の駅全34ケ所(年内、もう1ヶ所オープン予定)を制覇するのはまだかなり先になりそうですが、妻と二人でドライブがてら攻略しようと思っているので、これからも楽しんで頂ければ嬉しく思います。 今回感じたのは、やはりスマホでの撮影には限界があると言う事です。一眼レフが故障中で使えない為、やむを得ずスマホで写しましたが、一眼レフを修理に出そうか新調しようか迷いが生じています。コロナの給付金がまだ少し残っているし、保険解約の払い戻し金ももう直ぐ入って来る予定ですので、取り敢えずは修理に出して見ようと思います。

それでは、第3回をお楽しみに! 長文、最後までご覧頂き有難うございました。 次はどこに行きましょうかね…って、既に何ヶ所か訪問しました。😊

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本日の到着キット(2020-30)「エイビス1/48 英・リー・リチャーズ環状翼単発機」

2020年07月20日 19時00分00秒 | 趣味
この所、梅雨明けを思わせるような晴れの日が続いていますが、今週半ばには再び梅雨空になるようで、梅雨明けは8月になるかもしれないとの予報となっています。早く梅雨明けとなって欲しいものです。今年はコロナの影響で、夏の旅行は県内の移動だけになりそうですが、Go Toキャンペーンでコロナが更に拡大しなければ良いのですが…。

さて、今日、今月最初の予約キットが到着しました。7月発売予定のキットを幾つか予約しているのですが、その内の一つとなります。

この箱絵を見て、「あれっ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、今年2月に届いた「エイビス1/72 英・リー・リチャーズ環状翼単発機」の1/48キットです。イラストは1/72版を反転させたのではと思う程良く似ていますが、ちゃんと1/48版として書き起こしたイラストとなっています。1/72版と同じ限定500個の簡イキットです。

中身ですが、こちらも1/72版をそのままスケールアップしたパーツ構成となっていて、新たに追加されたパーツなどは一切存在しません。 説明書と塗装図は1/72版のものがそのまま入っています。

こちらが塗装図ですが、リンギングが描かれていないのは不親切と言わざるを得ません。箱絵を見ろと言う事でしょうか? デカールはありません。機体の解説は、1/72版のキット紹介ブログをご覧下さい。

今月新たに予約したキットは今の所1キットですが、これからどんなキットが登場するのか楽しみです。タミヤ1/35MMの新キットが近々、予約開始となりそうですね。 今月の到着キットはまだあるんでしょうか? それでは、次の到着キットをお楽しみに!