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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その13・完成

2017年10月09日 20時26分00秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
私の誕生日の7月2日から製作を開始した「スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ」が今日完成しました。いや~、久々に完成まで危機感を持った状態で製作したキットでした。

プロペラブレ―ドの艶出しが残っていたので、クリア吹きを行ない、充分乾燥させてからコンパウンドで磨きました。艶出しする事で、木目塗装がより鮮明になりました。
クリアはMr.カラー155番スーパークリアーを使用しましたが、現在は欠番となっている塗料です。(再販は望めないでしょうね。)

プロペラブレードの艶出しが終わり、スピナに取り付けてプロペラ本体がやっと出来上がりました。(写真撮り忘れ!) 続いて、クリアパーツのマスキングを剥がし、塗装のチェックを行ないました。若干の手直しを行ないましたが、大した修正点はなくて助かりました。その後、残っていたピトー管、尾輪などの小物パーツを取付け、アンテナ線を張りました。最後にプロペラを取付けて完成です。墨入れなど、ウェザリングは一切行っていません。プロペラ、ちゃんと回転します。今年6個目の完成キットになりました。(今年になってから取り掛かったキットとしては4キット目です。)それでは完成写真をご覧下さい。




カメラはSONY DSC-HX50Vを使用しましたが、以前ハリケーンの完成機を撮った時のような色合いになってしまいました。照明のせいなのか、ホワイトバランスが狂っているのか、ちょっと変な色彩ですみません。スマホで撮った方が良かったかも?

正面から見た図。巨大なプロペラが異様さを醸し出しています。水平尾翼の取り付け角度が左右で少し異なっていますが、気付いた時には時既に遅しで、修正不可能。そのままとしました。(涙)


上下面はこんな感じです。デカール保護の為、プロペラブレードの艶出しに使ったクリアを吹いています。


手元にあった展示台に乗せてみました。この飛行機はやはりこの角度から見るのが一番バランスが良いように思います。(単なる主観)

で、前回の「ん?」ですが、下の写真をご覧下さい。
下面にある赤丸で囲んだモールドが、左右で位置が異なっているのです。実機がこうなのかは不明ですが、説明書では左右対称となっています。デカールを貼っていて気付いたのですが、果たしてどっちが正しいのでしょうね?

と言う事で、約3ヶ月かかりましたが、無事に完成しました。パーツ変更したのは、排気管を1.5mmφ真鍮パイプで自作、プロペラ軸を2mmφ真鍮パイプに変更、機首先端突起物(アンテナ?)を延ばしランナーを加工して取り付けただけです。他には強度アップの為の加工を施しました。

途中で投げ出したくなる気持ちを抑える事が出来たのは、コメント頂いた皆様のお蔭だと思っています。応援ブログまでアップして頂いたヒロシ殿はじめ、多くの皆様の応援で完成させる事が出来ました。改めてお礼申し上げます。有難うございました。殆ど素組ですが、素組ですらパーツ合わせなどに非常に苦労させられました。簡易インジェクションキットの怖さを改めて痛感させられたキットでもありましたが、本当に無事完成して良かったです。

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ
使用デカール:キット同梱デカール
製作開始:2017年7月2日
完  成:2017年10月9日
シートベルト:ファインモールド ナノ・アヴィエーションシリーズ WWII 米軍機用シートベルト
購入価格:4,000円(税込み)
参考資料:PC Web Site、ヒロシ殿ブログ(ヒロシのホビーライフ雑記帳)←資料が殆どない中、ホントに助かりました。
完成キット撮影カメラ:SONY DSC-HX50V

V-173製作記:完

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その12・プロペラの塗装&デカール貼り

2017年10月05日 20時00分00秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
10月に入り仕事も平穏状態に戻り、残業なしで帰宅出来るようになりました。定時で帰って来ると多少模型作りの時間があるので、少しずつ製作を進めていました。

本体の塗装が終わり、残っていたプロペラブレードの塗装にかかりました。巨大なプロペラを構成するブレードが6枚、バラバラに成形されています。また、トルク打ち消しのために左右でピッチが逆になっているので、混同しないように注意して塗装に入りました。まず、付け根付近にある金属補強のモールド部分のマスキングを行ないました。ここは本体塗装時に一緒に黄色を塗った部分です。この状態で、先端部分の塗り分けに入りました。まず、下地もかねてMr.カラー316番ホワイトFS17875(説明書では318番レドーム色指定となっていますが、何かのミスでしょう。多分…?)を吹き、乾燥後白部分をマスキングして黄色(本体と同色)を吹きました。続いて、黄色部分をマスキングして赤(ガイア003ブライトレッド)を吹き、更にマスキングを行ない、青を吹きました。それぞれの工程で写真を撮っていましたが、枚数が多くなるので、割愛させて頂きます。

青はMr.カラーの復刻塗料05番ブリビアスブルーを使用しました。この復刻は嬉しいです。


先端部分の4色塗り分けが無事に終わり、先端部分のマスキング後、本体の塗装に入りました。ブレードは木製ですので、木目を再現したいと思って買っておいた秘密兵器がこれです。
木目エッチングパーツです。以前、奈良線を走破した時の帰りに、大阪日本橋のボークスに行って購入しました。1/32しかないと思っていたら1/48もあるよと言われて、迷わず1/48用を購入しました。柾目と板目の2種類ありますが、今回は柾目の方を使用しました。

こちらが今回使用した柾目バージョンです。

これが塗装終了後の写真です。Mr.カラー43番ウッドブラウンの上に同42番マホガニーを吹きました。結果としては微妙としか言いようがなく、あとは各人の判断にお任せするしかありません。(汗) ウッドブラウンよりもっと薄目のタンの方が良かったかもしれません。

で、最終的に塗装が終わった状態がこちらです。
デカールを貼る前の写真です。最終的には、デカールを貼ってからクリアを吹いて、艶ピカにします。

プロペラブレードの塗装の乾燥待ちの間に、デカール貼りも少しずつ進めました。デカールの質が気になっていましたが、実際貼って見て、フィルムも薄く、非常に貼りやすいものでした。このキットの中で一番の出来かも?です(笑)

デカール貼りが終わった現在の状態です。デカールがイマイチだったら、黒のラインは塗装しようと思っていたのですが、思いのほかうまく貼れましたので、そのままにしました。画像処理の関係でラインが歪んで見えますが、実際は問題ありません。

下面はこんな感じです。写真では分かり難いのですが、ちょっと、ん?と思う箇所があります。どこか分かりますか? キットが正しいのか、それとも説明書の図面が間違っているのか、資料がないので判断出来ませんが、どうなんでしょうね。
ちょっと疑問を抱きつつ、その13に続きます。では…。

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その11・黄色吹きました

2017年09月24日 23時04分30秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
9月は仕事が立て込み、辛うじて休日出勤は免れてはいるものの、連日ハードワークが続いています。そんな関係で、休日しか模型作りが出来なくて、製作記の更新もウィークリー状態となっています。先週の3連休は台風の影響で、予定していた黄色の塗装が出来ませんでしたが、1週遅れの土・日休みを利用して、黄色の塗装を行ないました。

下面のシルバー塗装が終わった状態から、黄色の塗装に備えてマスキングを行ないました。シルバー塗装面のマスキングはけっこう気を使いますが、今回クリア40%を加えたシルバーを使っているのは、塗装剥がれ防御のためでもあります。

マスキング終了後、余分なシルバー塗装部分に再度艶ありホワイト(ソリッドカラー)を吹きました。この状態でいよいよ黄色の塗装開始です。

黄色を吹いた直後の状態です。黄色はさんざん迷いましたが、実機写真の黄色のイメージに一番近いと感じたガイアカラー005サンシャインイエローを使用しました。写真はまだ半乾き状態です。プロペラブレード先端にも黄色の帯があるのですが、塗装するのを忘れました。(^^; 

塗料の乾燥を待ってマスキングを剥がしました。黄色は3回重ね塗りしているので、テープ部分の段差が気になりましたが、それほど目立つ段差もなく、特に修正する箇所も見当たらず、無事に黄色の塗装が終わりました。

下面はこんな感じ。今までグレーや白の写真ばかりだったのが、塗装が終わった事で、一気に雰囲気が変わりました。

黄色の塗装も無事に終了し、次はプロペラブレードの塗装を行なおうと思っています。先端の塗り分けや、ブレード本体の木目塗装など、まだ面倒な作業が残っていますが、本体の塗装が終わった事で、完成が近付いて来たように思います。キャノピーのマスキングを剥がすまでまだ安心出来ませんが、このまますんなりと製作が進む事を願っています。

その12に続く。(次回、新兵器登場か?)

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その10・塗装開始

2017年09月18日 21時26分00秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
罪作りな台風18号のお蔭で、せっかくの3連休が台無しになってしまう所でしたが、なんとか最終日の今日は、台風一過の青空となりました。
この3連休を利用して、V-173の塗装を済まそうと考えていましたが、結果は…?

キャノピー接着面に塗布したおいた溶きパテのサンペ掛けを行なったあと、再度窓枠部分にMr.カラー306番グレーFS36270を吹きました。

グレーFS36270を残したまま黄色を吹くのはさすがに黄色に影響が出ると思い、ソリッドカラーの艶ありホワイトを吹いてグレーを消しました。下地にはブロ友さんから色々アドバイスを頂きましたが、結局、白の下地としました。このソリッドカラーのホワイトはお気に入りの塗料ですが、なくなればもう入手は困難な塗料です。今手元に残っているのは、かつての友人から譲って頂いた物です。大切に使わせてもらっています。

これで一応全体塗装の準備が終わり、まずは下面のシルバーから塗装を開始しました。シャドウ吹きの効果を出そうと思ってシルバーを吹き始めましたが、黒の幅が広すぎた事で何だか違和感を覚えてしまったので、結局黒を目立たなくすべく塗装しました。その結果が下の写真です。

こちらがシルバー吹きが終わった状態の写真です。シルバーは20数年前のP-38J製作時に自作したMr.カラー8番にクリアを40%加えたものを使用しました。いつか使う機会があるかもしれないと思い保存していましたが、問題なく使用出来ました。
主脚や、画像には含まれていませんが、垂直尾翼なども同時に塗装しました。危うく尾輪の支柱パーツを失くす所でしたが、見付かってホッとしました。ただ、この尾輪の支柱、折れそうで怖いです。補強したい所ですが、難しかも?

ここまでがこの3連休中の製作です。台風で1日棒に振ってしまったせいで、シルバーまでしか塗装出来ず、思惑通りとは行きませんでした。予定では黄色の塗装も終わっている筈でしたが、仕方ありません。次の休みまでお預けとなりました。マスキングだけでもやろうかなと思いましたが、シルバーの塗装面にマスキングテープを貼ったまま1週間放置するのも気持ち悪いので、次の土・日で黄色の塗装を行なおうと思っています。

その11に続く。(塗装は終わるかな?)

スペシャルホビー1/48 ヴォートV-173 試作戦闘機フライングパンケーキ 製作記 その9・キャノピー取付け他

2017年09月10日 21時59分00秒 | スペシャルホビー1/48V-173製作記
V-173はどうなってんの?と言われそうなので、現状報告させて頂きます。

サフ吹きまで終わり、全体塗装の準備を始めましたが、その前にやっておくべき事、そうキャノピーの取り付けを行ないました。まず、コクピット内部をMr.カラー306番グレーFS36270で塗装してから、キャノピーを接着しました。3分割されてはいるものの、そのままでは開状態にはなりませんので、閉じた状態で接着しました。接着剤はつい最近発売されたばかりのMr.セメントSP(スーパーパワー)を使用しました。

キャノピーを接着した状態です。第2風防と第3風防との合いが悪く、若干段差が生じますが、修正が難しいのでそのままとしました。これが開状態に出来れば問題ないのでしょうが、ちょっと残念です。

接着面には大した隙間は生じないのでパテでの修正は不要かとも思いましたが、全体塗装時の黄色の吹き込み防止の意味もあって、溶きパテを塗布しました。

下面のシルバー塗装に備えて、黒でシャドウ吹きを行ないました。下面全体に黒を吹こうかとも思ったのですが、上面の黄色の事を考えて、シャドウ吹きに留めました。

下面の状態です。黒はガイアのEX-ブラックを使用しました。エアブラシの調子が悪く、細吹き出来なくて、ご覧のような結果になってしまいました。エアブラシは分解洗浄しましたが、一度メーカーで点検整備してもらう必要があるかもしれませんね。

ここまでが昨日の状態です。で、今日はキャノピーのパテの修正と、下面のシルバー塗装を行なおうと思っていたのですが、突然息子が帰って来て、どこかに行こうと言う事になってしまい、今日は全く模型を作る時間がありませんでした。

塗装の手順で、シルバー塗装前に黄色の下地として白を吹く方が良いのかもしれません。この辺、ちょっと迷いますね。

で、その黄色ですが、塗料をどうしようか迷っていて、先日、ヒロシ殿に相談させて頂きました。(ヒロシ殿、どうも有難うございました。)

左がキット指定のMr.カラー329番イエローFS13538、真ん中がガイアの005サンシャインイエロー、右が自作したものです。展示機の色調に一番近いのがガイアの005サンシャインイエローのように感じているのですが、どうなんでしょうか?(大方こちらになるとは思いますが…?)シェードを入れて塗装すると言う手もありますが、この機体にはあまり似合わないかもしれないですね。

今日予定していた作業が、息子の予想外の帰宅で全く出来ないまま終わってしまいましたが、次の3連休には塗装に入りたいですね。

その10に続く。