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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その7 完成

2022年07月27日 00時28分00秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
7月中の完成を目指して、酷暑の中、汗だくになりながら製作を続けていたコンベアB-36Bピースメーカーがやっと完成しました。最後に少しアクシデントが続きましたが、なんとか形になってくれて良かったです。

それでは、完成までをご覧下さい。


エンジンナセル後端部のウォークウェイラインのデカールをカットした(後端のパーツを取り外すため)のですが、「NO STEP」のデカールが剝がれてしまいました。代わりのデカールなんてないし、自作しようと思い、自作用のデカールを注文したのですが、待っている時間が勿体なく思い、適当に雰囲気だけでええやろ!となり、それらしくでっち上げました。左側のエンジンナセル部分が正しい状態です。

デカール貼りが完了して、水性の半艶クリアプレミアムを吹くためのマスキングを行ないました。シルバー塗装の変化がちょっと不安でしたが、デカールの保護とニス部分を目立たなくするためには避けられません。

水性の半艶クリアプレミアムを吹き終えた状態です。シルバー塗装のギラギラ感は若干減少したように感じますが、寧ろ落ち着いたように思います。灰色になるような事もなく、一安心です。デカールのニス部分もかなり目立たなくなりました。これでデカール貼りは完了で、最後の組み立てに移ります。


水平尾翼を取り付けました。接着剤の乾燥までマステで固定したのですが、気を付けていたにも関わらずその時にふとした弾みでマステがデカールに貼り付いてしまい、一部デカールが持って行かれました。不要デカールを切り貼りして修正したのが下の画像です。この後、もう一度水性の半艶クリアプレミアムを吹きました。

前脚は真鍮パイプ0.7mmを埋め込み補強しました。(本体取り付け時に長さ調整しました。)メインギアは特に補強していませんが、問題ないでしょう。

前脚庫カバー裏側に目立つ押し出しピン跡があったので、ラッカーパテで修正しました。(右が修正後)

仮組み時から取り付けに苦労するのが分かっていたメインギアを組込みました。ホゾ穴に差し込むピンが長すぎるので、少々カットして力技で位置合わせしました。破損せずに無事に第一関門突破です。まだこの後、最大の難関が待ち構えています。

こちらが問題の脚の作動アームパーツです。これを翼内に落とし込んだら九分九厘取り出し不可能なので、取り付けには細心の注意を要求されます。

ネコの手を使って、落とし込まないよう位置合わせを行ない、瞬間接着剤で固定しました。左右とも無事に取り付け完了して、安堵です。

脚の取り付けが完了し、やっと3点姿勢状態になりました。ここからは、完成目指してのラストスパートとなりますが、スムーズに行かないのはいつもの事のようで…(-_-;)

プロペラを組み立てました。回転軸には7Bの鉛筆を擦り付けました。(鉛筆より上が組み上がった状態。)

胴体に取り付ける機銃です。最初、取り付けようか迷いましたが、本体がのっぺりしているので、少しでもアクセントになればと思い、取り付けることにしました。キットには取り付けない場合のカバーパーツも用意されています。

キャノピーです。左側はマスキングして、エアブラシ塗装しましたが、右側(機首先端部)はマスキング不可能なので、筆塗りで塗装しました。久々にマスキングなしでの窓枠塗装となりました。

上記のプロペラ、キャノピー、銃座を取り付けて殆どのパーツの取り付けが完了しました。右主翼の右側プロペラが取れかかっているのに気付かず写真を撮ってしまいましたが、あとで再接着していますので、ご安心を!

下面はこんな感じです。写真を撮り忘れていますが、主脚カバーの取り付けで位置合わせが非常にやり辛く、少々苦労させられました。機首先端と後端にある機銃部分は、0.6mmの真鍮パイプに置き換えました。キットのパーツでは、120%折ってしまう自信あります。

機首キャノピーのフィッティングが悪く、少し段差と隙間が生じるので、クリアフィックスを充填したのですが、それが却って悪い結果を招く事になってしまい、少々汚くなってしまいました。ここは反省点となりました。(いらんことするからやぁ!の声が聞こえて来そう…😓) 最後に、胴体6ヶ所の透明パーツ(覗き窓? 明かり取りかも?)を取り付けて完成です。今回は、墨入れやウェザリングの類は行なわず完成としました。唯一、排気汚れを黒のパステル粉を擦り付けて再現しましたが、写真では殆ど分かりませんね。

久々のアメリカ機で、シルバー塗装となりましたが、最初、アルクラッドのダークアルミを吹いた時に、やっちゃったかなと一瞬思ったりもしましたが、完成してみるとまんざら失敗と言う訳でもなく、まずまずのシルバー塗装になったように思います。ウクライナ&ローデン応援との名目で製作を行ないましたが、無事に完成して微力ながらお役に立てたのでしたら嬉しく思います。ウクライナ情勢はまだこの先どうなるのか分かりませんが、1日でも早く平和な暮らしに戻れるよう、祈りたいと思います。がんばれウクライナ!、がんばれローデン!

完成写真はいつものようにフォトチャンネルに纏めましたので、そちらをご覧下さい。撮影場所の確保が難しいと思い、野外撮影を敢行しようとしたのですが、あまりの暑さに敢え無く中止。キットにもダメージがあるはずなので、何とか撮影場所を確保しての屋内撮影となりました。いつもながらの稚拙な完成度&写真ですが、ご笑覧頂ければ幸いです。

ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 完成写真


それでは、最後の纏めです。

ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー
製作開始:2022年(令和4年)5月24日
完  成:2022年(令和4年)7月26日
キット購入日:2020年(令和2年)11月30日(キット到着日)
購入価格:7,600円(税込み・送料無料)
参考資料:世界の傑作機No.125 他
完成キット撮影カメラ:moto g8/PENTAX K-S2


ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記:完


ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その6 デカール貼り

2022年07月18日 18時46分00秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
各地で不純な天気が続いているし、コロナの第7波もちょっと心配ですが、皆さんお変わりございませんでしょうか?

酷暑と湿気に悩まされながらも、B-36Bはデカール貼りがやっと終わりました。最後の最後にちょっとしたアクシデントがありましたが、それも含めての報告となります。

全体の塗装が終わり、デカール貼りに移りましたが、ローデンのデカールのイメージは”硬くて割れやすい”と言う既成概念のようなものがあり、手こずるのをある意味覚悟していたのですが、このキットのデカールはその概念を根本から覆す非常に上質で貼り易いデカールに生まれ変わっていました。とは言え、全てが順調に行くことはなく、上にも書いたように、最後に少々手こずることになりました。(前振りが長くてすみません。いつもの事ですが…😅)

デカール貼りも最終段階に入りもう少しで終わりやぁ!と思っていた所に思わぬ落とし穴が…。エンジンナセルにあるウォークウェイラインが、ナセル後端にある赤丸で囲ったパーツに一部かかってしまうのです。実はその前に左側のナセルにデカールを貼って、なんかちょっとヘンだなと感じてはいたんですが、まぁええか!って事でそのまま右側を貼ろうとしたんですが、やっとこの時にこのことに気付いて、慌てて左側に貼ったデカールを剥がしました。乾燥前で良かったと一安心したのですが、これがあとで面倒なことを引き起こすことになろうとは、この時は全く予期していませんでした。なお、デカール軟化剤はクレオスのMr.マークセッター以外使用していません。

この赤丸で囲んだパーツを先に接着してしまうと、プロペラの回転ができなくなってしまうので、後付けする事にしていたのですが、さぁ、どうするか!と考えた末、タミヤのクラフトボンドで仮付けすることにしました。デカール貼りが終わってから、カットして取り外します。


インストとデカールです。鉛筆で〇した部分のデカールが、下段の赤で囲んだデカールになりますが、どこに貼って良いのか分からず、実機画像を確認しても確認出来なかったので、オミットすることにしました。恐らくエンジンナンバーだと思います。(デカールは4からになっていますが、1~6まで揃っています。)その隣にある18R・Lのデカールも貼っていません。更にもう1枚、インストに番号表示されていないデカール(画像なし)があって、これも貼っていません。

タミヤのクラフトボンドで、ナセル後端のパーツを仮付けしました。写真は右側ですが、左側もくっ付けています。合いはあまり良くありません。デカールのニス部分がちょっと目立っていますね。

クラフトボンドの乾燥を待って、デカールを貼りましたが、ご覧のようにサイズが合いません。画像にある歯ブラシとデカールの台紙、それにドライブラシ用の筆、これが意味するのは…??

デカールをカットして長さを調整しました。乾燥前に写したのでちょっとズレが生じていますが、あとで修正しています。最終的に後部パーツはデカールをカットして一旦取り外します。右側は取り敢えずこれで終了です。

ここで上の画像にある歯ブラシとデカールの台紙、それにドライブラシ用の筆についての説明です。ミスに気付いて慌てて剥がした左側のデカールを元の台紙の上に戻していたのですが、貼り直しの時に水に浸けてもなぜかデカールが浮いて来ません。60℃近いお湯に浸けたらどうだろうと思ってやってみても浮いて来ないので、こりゃもうアカンかもしれへんなとの気持ちになりましたが、フィルムの一部がピンセットで摘まめる状態だったので、ちょっと強引に引き剝がしてみました。(破れなくて良かった!昔の同社のデカールでは恐らく割れていたはず?) 引き剥がした結果が画像にある台紙です。(赤の矢印) なんと、台紙の青い部分と一緒に剥がれてしまったのです。なので、台紙の一部が白くなっています。と言う事は、青い部分がデカールに貼り付いていると言うことで、そのままでは使用できません。この青い部分を除去できないかと思い、まずは歯ブラシでゴシゴシしてみましたが、効果なし。だったらと持ち出したのが殆ど使用していないドライブラシ用の筆で、これで少しずつお湯で濡らしながら擦ってみた所、ちょっと時間はかかりましたが、使用できる状態まで青い部分を除去する事ができました。言い換えればそれだけの力技にも耐えられるデカールと言う事になります。


一部オミットしたデカールはありますが、一応デカール貼りが完了しました。ニス部分が少々目立つので、デカールを十分乾燥させてから水性の半艶クリアプレミアムを軽く吹こうと思っています。これによってシルバーがどう変化するか気になる所ですが、試し吹きを行なってから判断する予定です。

下面です。左主翼下面の機番「BM-033」の位置が実機に比べるとちょっと異なっているようにも見えるのですが、ここはインストに従いました。

前脚庫内にもご覧のようなデカールを貼りました。塗装した部分とちょっと色合いが異なりますが、覗かないと見えないので、これで良いでしょう。前脚柱は金属パーツを介して補強する事にしています。かなりの重量がありますからね。機首にある黄色のデカールは赤が正解のようですが、そのまま貼りました。


水平尾翼を仮組みしました。デカールが乾燥したら本付けしてクリア掛けする予定ですが、判断は上に書いた通りです。まだどうするか決まっていません。

最後に、このキット(モノグラムのキットも)最大の欠点(と言うかミス)が分かる証拠画像を載せて置きますので、どこがおかしいか分かりますか?



完成までもう暫くかかりますが、今月中には何とか完成させたいと思っています。この後、最後の試練は主脚の取り付けになりそうで、パーツを落とし込んだら取り出し不可能です。

それでは、次回をお楽しみに! ここまでご覧頂きありがとうございました。

完成目指して、その7に続く。

PS:ん?これは…。
←次期作です。何だか分かりますか! 正解者には豪華景品を用意(しようかな?)😉


ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その5 塗装編②

2022年07月10日 18時58分00秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
今日は参議院選挙の投票日でしたが、皆さん投票には行かれましたか? 私はもちろんお昼前に投票に行って来ました。安倍さんの事件はとても痛ましく残念な思いですが、ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

さて、B-36Bピースメーカーですが、雨と湿度、それに気温に悩まされ、思うように塗装出来ない日もありましたが、ようやく塗装が完了しました。今回は、塗装完了までの経過報告となります。


前回、赤部分の塗装が終わり、マスキング後、シルバー塗装に備えて黒サフ吹きまで終わった状態でしたが、サフ吹き後のザラツキを1000番のスポンジヤスリで均し、最初のシルバーを吹きました。塗料を迷いましたが、アルクラッドIIのダークアルミをムラ気味に吹きました。


次に、塗装図にシルバーと指定されている部分を塗装するために、マスキングを施した状態です。このマスキングに3日要しました。(正味の時間は4時間くらい?) 次のシルバーはクレオスのスーパーメタリックシルバー2を吹きますが、下地はアルクラッドのダークアルミ部分と黒サフ部分になるので、ダークアルミ部分に黒サフを吹こうか迷いましたが、スジボリが消滅する恐れがあったので、そのまま塗装する事にしました。


台風4号の影響で雨が続き、塗装待ちとなってしまいましたが、スーパーメタリックシルバー2を吹きました。ダークアルミ地と黒サフ地でやはり若干の輝度の違いが生じてしまいましたが、気にしないでこのまま次に進みます。

続いて細部の塗装に移りますが、実機の画像を見てもこう言う塗り分けになっている画像にはお目にかかれません。とは言え、このキットの塗装図には塗装指示があるので、それに従って塗装する事にしました。ただ、マステでマスキングするのはちょっと面倒だし難しく感じたので、塗装図をキットの大きさに拡大コピーしたものを切り抜き、型紙にして塗装する事にしました。

塗料はタミヤラッカーLP-20ライトガンメタルを使用しました。パネルごとの塗り分けと言う訳でもなく、ここは何なのか分かりません。

下面にも同じような塗装指示があるので、上面と同じように型紙を作り塗装します。ただ、こちらの塗装指示はミディアムグレー指定となっているので、Mr.カラー335番ミディアムシーグレー BS381Cを使用しました。

マスキングを剥がした状態ですが、なんか違和感ありありです。一体ここはなんなのでしょうか?


全体塗装が終わったので、マスキングを除去します。一番ドキドキするメインイベントですね。結果はご覧の通り。大きな破綻個所もなく、ほぼ問題ない状態で仕上がりましたが、100%OKと言うのは難しく、少々修正箇所があります。


塗装の修正前に、黒で塗装する部分をMr.カラーGX2ウイノーブラックで塗装しました。(下の写真、ちょっとピンボケですみません。😅)

こちらが修正個所です。ひっつきむしでマスキングしていたのですが、塗装中にはみ出してしまっていたのに気付かずに塗装してしまったようです。銃座部分の機内色にもシルバーが付着しているので、ここも修正します。


修正途中の写真を取り忘れてしまいましたが、修正が終わった状態です。銃座の機内色部分3ヶ所も塗装し直しました。水平尾翼は仮組みした状態ですが、胴体の下面部分の赤と若干色合いが違っているのは、シャドウ部分を目立たなくしようと何度も赤を重ね吹きした結果、Mr.カラー3番の特徴とも言えるかもしれない「重ねると黒っぽくなる」と言う特性が現れた結果だと思います。また、シルバー塗装部分にシャドウを残さなかった結果、赤部分のシャドウだけが目立ってしまうと言う結果になってしまいました。この後、デカール貼りに移りますが、最後は半艶クリアを吹くだけに留め、墨入れやウェザリングは施さないつもりです。

で、そのデカールですが、過去の経験からローデンのデカールは硬くて割れやすいと言うイメージがあります。ヒロシ殿も経験されているようで、最近のキットでもその特徴が残っているとの事でしたので、使わないデカールで試してから本チャンに臨もうと思っています。ウォークウェイのラインなんか貼り辛そうですね。😰

次回は「デカール貼り編」になります。ここまでご覧頂きありがとうございました。

デカール貼りに苦労しそうな、その6に続く。


ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その4 塗装編①

2022年06月28日 21時00分00秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
関東甲信越や九州などに続いて今日、近畿地方も梅雨明けの発表があったようです。観測史上最短最速の梅雨明けの所も多いみたいですが、このの先の水不足や電力不足が心配になって来そうですね。この猛暑で農作物にも影響が出ているようですし、梅雨明けを喜んでばかりもいられないですね。また、梅雨明けが早い年と言うのは、大雨被害が発生する年でもあるようなので、被害が発生しない事を願いたいものです。(こんなことを書いている時に、串本の国道42号線で土砂崩れが発生しています。)

のり面の復旧工事続く 和歌山県串本町、通行止めの国道42号:紀伊民報AGARA

和歌山県串本町串本の国道42号での通行止めに関し、国土交通省は28日、崩れたのり面の復旧工事を始めた。一定程度、固定でき次第、片側交互通行に切り替える方針だが、...

 

さて、エアコンのない模型小屋で、汗だくになりながら製作を続けているB-36Bですが、やっと塗装編に突入です。今回はサフ吹き完了までの経緯報告となります。

最初の合わせ目処理(サンディング)を行なったあと、ガイアの白サフを吹いて状態確認を行なった所、修正箇所が見付かりました。画像では良く分かりませんが、少しパテ盛り不足部分があって接着面に凹みがあります。

こう言う時はイージーサンディングが便利なので、塗布しました。以前は良く黒瞬を使っていましたが、最近は出番が少ないですね。

途中の写真を撮り忘れましたが、イージーサンディングの塗布後、ペーパー掛けを行ない、再度捨てサフを吹き、合わせ目の状態を確認しました。修正が完了したので、消えてしまったスジボリの再生を行ない、彫り直した際に発生した捲れを1000番のスポンジヤスリで均した状態です。

下面の方もスジボリを再生しました。100%復元とは行きませんし、少々歪んでしまった部分もありますが、大体の部分は再生出来たと思っています。

前回も書きましたが、赤部分の塗装で少々迷いが生じ、手順をどうしようか悩みましたが、Choro-Poo殿からのコメントに後押しされて、サフを使い分けることにしました。赤部分が無ければこの状態で、全面に黒サフを吹く所ですが、黒地に赤を吹くのは無理(証拠写真はこの後登場)なので、まず赤で塗装する部分に白サフを吹く事にしました。最初はシルバー地に赤を吹く事も考えていて、試し吹きもしましたが、シルバー地にマステを貼るのをなるべく避けたい気持ちが強く、結局先にに赤を吹く事にしました。

赤を吹く前にタミヤラッカーのセミグロスブラックでシャドウ吹きを行なったのですが、これが思わぬ時間ロスを招く結果になってしまうとは…😢

やっと色付き画像の登場となりました。赤は最初ガイアのブライトレッドを吹きました。こちらの方が隠蔽力が強いと思ったからですが、2回目の塗装完了後の状態でもシャドウ吹きの黒が思ったほど消えてくれません。これが黒地に赤を吹いたらこうなるよ!と言う証拠画像です。なんちゃって😂 〇部分に少し異物が付着していたので、ペーパーを当てて修正しました。


赤を吹き終えた上下面の状態です。結局、ガイアのブライトレッド3回、Mr.カラー3番の赤を3回、都合6回ほど重ね吹きしましたが、黒は消える事はありませんでした。(若干、目立たなくなったくらい。)赤の隠蔽力の無さをここでも思い知らされた感じで、シャドウ吹きしない方が良かったのかとも思うようになって来ました。これ以上重ね吹きしても厚塗りになるだけだし、スジボリも塗料で埋まってしまいそうなので、ある程度の所で妥協した形となりました。(塗料を剥がして再塗装と言うのは全く考えていません。)この赤の塗装で時間を喰われてしまい、かなり時間をロスしてしまいました。

赤部分をマスキングして、黒サフ吹きに備えます。赤とシルバーの境界部分は上下面とも直線ではなく、僅かにカーブしているようです。Wikipediaの画像では、下面はエンジンナセルのカーブに合わせる形で塗り分けされていますが、上面は直線的に塗り分けられているように塗装図には描かれています。でも、そうすると上面の塗り分けラインは直線では下面のラインと繋がらなくなります。この辺の画像がないので、どのようになっているのか不明ですが、上面も僅かにカーブして下面のラインと繋がっていると推測してマスキングしました。そうしないと上下でラインがチグハグ状態になってしまいます。

上部キャノピーはマスキングして、機内色を塗装しました。透明感が残っているので、この後、黒サフを吹きます。(ここまでが昨日の編集分です。)

今日はあれこれ雑用が重なり、模型小屋に入れたのは4時過ぎになってしまいました。猛暑で空気が淀んでいる感じで、入るなり汗が吹き出しました。部屋には小さな扇風機しかなく、これで暑さを凌いでいますが、エアブラシ使用時は停止させているので、汗が塗面に滴り落ちないか気を使いながらの塗装となります。


そんな過酷?な環境の中、黒サフを吹きました。普段は缶スプレーを使用する事の方が多いですが、今回は厚塗りを避けたいがために、クレオスの瓶サフをエアブラシで吹きました。(エアブラシは0.5mmのシングルアクション) 上面の赤丸部分がちょっと光っていますが、ここだけ修正箇所があったので、修正して再度サフ吹きしています。その修正と言うのは、汗の滴りではなく、エアブラシのカップ(蓋はしていない)からネタが零れ落ちてしまったせいです。これ以外は大きな修正箇所もなく、無事にサフ吹きが完了しました。一晩乾燥させてザラツキを均したらいよいよシルバー吹き開始となります。キットの塗装図に縛られず、自分なりの方法でシルバー塗装しようと思っています。そもそも塗装図にはミスが多いし、ファレホの塗料なんて持ってませんからね。写真を撮り忘れましたが、キャノピーにも黒サフ吹いています。

いつもの事とは言え、予定より若干ペースダウンですが、7月中には完成させて67歳記念作品になれば良いかも? もう直ぐ67歳なんて信じられへん😱 (運転免許証の更新ができて良かった!)

次回、塗装編②(シルバー塗装)に続きます。
 


ローデン1/144 コンベアB-36Bピースメーカー 製作記 その3 塗装準備完了

2022年06月16日 20時00分00秒 | ローデン1/144コンベアB-36B製作記
近畿地方も梅雨入りし、うっとおしい天気が続いていますが、雨は今の所あまり降っていません。今年は梅雨明けが早いとの予想ですが、豪雨被害などが発生しない事を願いたいですね。

模型作りでは塗装に気を使うシーズンになって来ましたが、B-36Bは塗装に向けての作業を継続中です。以下、同じような画像ばかり続きますが、予めご承知おき下さい

前回、オモリの調整時に水平尾翼を取り付けていないまま3点支持を確認すると言うアホな事をしてしまいましたが、改めて尾翼を取り付けた所、やはり尻餅を付いてしまう結果となりました。モーメントって凄いですね。

と言う事で、オモリを追加する事に! 昔、知り合いからもらった釣り用の6号鉛玉があったので、それを使う事にして確認しました。この状態でお尻部分を押し下げて手を離しても立ち上がります。

胴体後部にある窓枠部分は別パーツになっているので、胴体左右合体前に接着しましたが、そのままでは収まらず、かなり削り合わせしました。結果はご覧の通りで、隙間や段差が生じます。なぜ、別パーツにしたんですかね? 機首部分は胴体に直接モールドされているんですけどね。


オモリをセットしました。パチンコ玉の一つが左右合体時に干渉する事が分かり、取り出して後部に接着し直しています。エポキシパテで固めたもので、決して💩じゃないですよ😄 隙間に糸鉛を追加しています。コクピット内は何もありません。

上記窓枠部分は、パテ盛り&サンディングでご覧のような状態になりました。これで胴体左右合体に進みます。

胴体左右を合体し、Iの字状態になりました。フィット感はイマイチ良くありません。

士の字状態にして、再度3点支持が保持できるかの確認を行ない、問題ない事を確かめました。

接着面の修正(サンディング)を行なう前に、スジボリ消去をなるべく減らそうと思い、保護用のマステを貼り付けました。効果のほどはのちほど。


機首の上下面に若干の隙間と段差が生じます。恐らく内部に取り付けた前脚を取りつけるためのパーツが邪魔しているんだと思います。ここはホワイトパテを塗布しました。


ラダー下部にある後部コーンパーツは後付けしようと思っていましたが、仮組みするとかなり隙間が生じるので、先に取り付けてパテ盛り修正する事にしました。こちらもホワイトパテを使用しました。


一先ず合わせ目のサンディングが終了しました。スジボリ保護のために貼ったマステの効果を確かめるべくマステを剥がした所、思わぬ結果になってしまいました。この後の画像でお分かり頂けますが、サンディング個所がやや平面的になってしまいました。😢


ラダー下部の修正はこのようになりました。

前脚収納庫に隙間があったのをパテ埋めして修正しました。


そしてついに主翼と胴体の合体式を執り行なう事になりました。一方を合わすともう一方がずれると言った感じで、フィット感はあまり良くなくて、隙間や段差は避けられませんが、下面の主翼と胴体の接合部は隙間なく合体出来ました。


合体後の上下面の状態です。けっこう上面に隙間や段差があるのがお分かりかと思います。胴体の合わせ面にも修正箇所があります。この画像で胴体の合わせ面が平面的になっているのが分かりますね。

接合部の段差と隙間を修正するためにポリパテを塗布しました。胴体部分の合わせ面にも少し気になる所があったので、同時進行でパテを塗布しています。(写真は一部分です。) 

サンディングが完了しました。胴体の合わせ面の平面状態も少々修正しましたが、その分、スジボリが消えてしまった範囲が広がってしまいました。最後は1000番のスポンジヤスリで研磨していますが、この後、サフ吹きでどうなるかですね。

パテの乾燥待ちの間にキャノピーのマスキングをチマチマ進めていました。上部キャノピーのマスキングはなんとか出来上がりましたが、先端キャノピーのマスキングはマステでのマスキングは一部不可能(マステの切出しが不可能)個所があるので、筆塗りで塗装する事になります。

消えてしまったスジ彫りを一部再生しました。胴体真ん中にもパネルラインがあるので、スジボリを入れました。これで塗装前の製作完了となり、いよいよ塗装に入ります。


塗装に備えて銃座部分をマスキングし、各開口部にも詰め物を施しました。この状態でまずサフ吹きから開始となります。シルバー塗装と言う事で、黒サフを吹こうと思っていますが、赤の塗装個所があるので、白サフにした方がいいのかちょっと迷っています。スジボリが繊細すぎて塗装で消えてしまいかねないので、厚塗りはなるべく回避したいのですが、黒サフ地に赤を塗装する場合、どうしても下地塗装が必要になり、白などを吹く必要があります。(つまり厚塗りになると言う事。)シルバー部分は黒サフ、赤部分は白サフなんてことはできるんですかね? ここはお知恵を拝借したい所ですので、よろしくお願いします。🙇(湿度上昇で塗装困難状況が続くようなら、次のキット製作に移ります。製作小屋にはエアコンはありません。😰)

今回は少々長くなりましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。

次回、塗装開始のその4に続きます。