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模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

クラシックエアフレーム1/48 イ式重爆撃機製作記 その16 完成

2019年12月20日 20時52分00秒 | クラシックエアフレーム1/48イ式重爆製作記
令和元年も残りわずかとなり、カウントダウンが近付いて来ました。こちらのイ式も完成に向けてのカウントダウン状態でしたが、無事に完成しました🙌 幾多の困難を乗り越え、時にはめげそうになりながらも、ブロ友諸氏の応援、励ましのお蔭で、何とか曲りなりではありますが、完成報告出来る運びとなりました。

こちらが完成したイ式重爆です。😲 って言うのは冗談です(冗談キツイですかね?)が、偶然見付けた画像です。私が埼玉に住んでいた時に懇意にして頂いた模型店の広告に掲載されていた完成写真で、最初見た時はちょっとショックでした。今回私が選択したマーキングは、この迷彩塗装の可能性もあると、以前書いた事がありますが、その塗装で仕上げた素晴らしい作品でしたので、拝借させて頂きました。出展先はこちらです。クラキン殿も寄稿されている月刊webmodelersの広告画像です。

そんなショックを引き摺りながら、我が道を行く信念のもと(どんな信念なんやねん?)完成を目指しましたが、まずはミスった所の紹介です😓

アップにするとアラが目立ってしまうのですが、それを承知で恥晒しです。赤丸で囲んだ部分、ここにはエッチングパーツが用意されているのですが、既に塗装・デカールを貼ってしまったあとで気付き、どうしようもないので、そのままとなっています。エッチングパーツを取り付けるには、このモールドを削り取る必要があるのですが、気付いた時には時すでに遅し状態でした😢 方向舵の作動索部分だけは取り付け可能でしたので、取り付けました。もう少し早く気付いていれば…。ちょっと後悔。

翼端灯と尾灯はUVレジンを使っています。キットにもそれ用のパーツは用意されていますが、小さなパーツで非常に取り付けが難しく、案の定どっかに吹っ飛んでしまったと言うのがオチですが…(^^; 作動用のワイヤー部分は、0.2mmのピアノ線で追加しました。

機種と後部銃座の機銃には、ファインモールドのドイツ機関銃照準器セットから適当にチョイスして取り付けましたが、ちょっと小さ過ぎたかも? 雰囲気だけでもって感じでお許しを!

アンテナ線は、最初、0.2mmのピアノ線を使おうと思っていましたが、ちょっと太過ぎるように思えたので、モデルカステンの1/48張り線用ストレッチリギングを使用しました。ちょっと細すぎじゃないのって思ったりしないでもないのですが、どんなもんですかね?(上の画像でアンテナ線見えます?)

それでは、稚拙ではありますが、一応完成しましたので、完成写真の羅列となります。










今回は一眼レフで撮影しました。ちょっとピントの甘いのもありますが、その辺はご了承いただくとして、サイズを一回り大きくしました。(いつもは長辺640ピクセルですが、今回は800ピクセル) アップには到底耐えられませんので、アップ画像はありません。(笑) ループアンテナはこちらのマーキングの機体には取り付けられていない(キットの塗装図には描かれていません)ようなので、取り付けていません。

下面はこんな感じです。脚庫内などは何も弄っていません。

4月から製作を始め、遅くても秋頃までには完成するだろうと考えていましたが、予想以上に手こずり、気が付けばもう年末。途中、仕事が超多忙で2ヶ月間、殆ど模型作りが出来ない時期があったとは言え、その間も含め、完成まで8ヶ月かかってしまい、かつてのHe111とほぼ同じとなってしまいました。ほぼ同じと言えば、その機体の大きさもほぼ同じです。最初は、He111より一回り小さいと感じていましたが、完成すると予想以上の大きさで、He111と並べて見たらほぼ同じ(やや小さい)大きさでした。調べて見た所、He111は全長16.4メートルに対し、イ式は16.1メートル、翼スパンは22.5メートルに対し21.5メートルとなっています。

いきなり機内色で迷い、続いてエッチングパーツにウンザリし、パテ盛り&サンディングループに陥り、塗料で苦労し、艶の調整でアクシデントが起こり、何度投げ出そうと思った事か! それでも、せっかく皆が応援してくれているのに、その応援に応えなきゃと言う気持ちで、何とかモチベも維持出来たと思っています。ブロ友諸氏が次々にキットを完成させてらっしゃるのを横目で拝見しながら、やっと私も完成報告出来る事を嬉しく思っています。改めて応援して頂いたブロ友諸氏にお礼申し上げます。特に、先達製作経験者でいらっしゃるoni氏には大変お世話になりました。氏のブログを見付けていなければ完成していなかったと言っても過言ではない程、氏のブログには大いに助けられました。oni氏の完成品の足元には及ぶべくもない稚拙なデキですが、ご覧頂ければ嬉しく思います。

完成した事で今までの苦労が報われた思いですが、お世辞にもカッコイイとは言い難い飛行機ですね。でも、どこか垢抜けないスタイルがこの飛行機の魅力なのかもしれないですね。暫くは完成の余韻に浸り、次の製作キットに着手しようと思っている所です。まだ具体的なキットは未定ですが、1/72ドイツ機を作る予定でキットを選択中です。(年内着手は難しいかな?)

それでは、今年最後の完成機の纏めです。(結局、今年は6キットしか完成しませんでしたね。)

クラシックエアフレーム1/48 イ式重爆撃機(フィアット BR.20)
製作開始:2019年(平成31年)4月21日
完  成:2019年(令和元年)12月19日
キット購入日:2010年(平成22年)9月6日
購入価格:12,300円(税&送料込み)
参考資料:マスターモデラーズ、各Webサイト様(oni殿ブログ)等
完成キット撮影カメラ:PENTAX K-S2


クラシックエアフレーム1/48イ式重爆撃機製作記:完

1/144 完成品 IXO フィアット BR.20 爆撃機 ダイキャスト
イクソ
イクソ




クラシックエアフレーム1/48 イ式重爆撃機製作記 その15 やっとこさの三点姿勢(アクシデントを乗り越えろ!)

2019年12月09日 21時36分30秒 | クラシックエアフレーム1/48イ式重爆製作記
イ式の製作をほったらかしていた訳ではないのですが、思わぬトラブルと言うかアクシデントが発生し、その修正に時間が掛かってしまい、更新が暫く途絶えていましたが、やっとの事で三点姿勢まで辿り着きましたので、それまでの経過をアップしたいと思います。完成までもう少し!

主脚の方は車輪も含め既に塗装も終わり、いつでも取り付け出来る状態になっていましたが、尾輪の方の製作がまだでしたので、三点姿勢にすべく組立てを行ないました。

大きな機体を支えるには強度的に少々不安があったので、0.4mmの真鍮パイプを埋め込み、補強しました。センターがずれていますが、大丈夫でしょう。

車輪の取り付けもイモ付け状態で、ここも強度不足は明らかなので、金属線を埋め込み補強しました。車輪は一応回転しますが、あまり意味はありません。(^^;)

塗装して組み上げた状態です。本体への取り付けはもう少し先になります。

垂直尾翼のサポート支柱が、なぜか2本長過ぎてそのままでは取り付け出来ません。修正せずに取り付け出来たのがこの2本で、あとの2本は仕方ないので、カットして修正する事にしました。写真でもお分かりかと思いますが、塗装の艶があり過ぎですよね。これが気になって、あとで予想外のトラブルを招く事になります😱

一旦切断し、約2mmカット後再接着した所です。長さ調整は現物合わせですが、何とか無事に取り付け出来ました。

そして、気になっていた艶の状態を修正しようと思い、クレオスの水性プレミアム半光沢と、同じく艶消しの缶スプレーを用意し、それらを混合すれば75%艶消しになるだろうと安直単純に考えて、ビンに取り出す事にしました。(瓶入りを買いに行ったのですが、なぜか艶消しの瓶入りがどの店でも在庫切れで、ひょっとして生産休止なんでしょうか?)

ビンに取り出しました。ガス分が多くて、ガス抜きにかなり時間が掛かりました。エアブラシで吹くためには希釈する必要があるのは言うまでもありませんが、その希釈用の薄め液はクレオス製を持っていない為、以前、互換があると聞いていたタミヤの薄め液が残っていたので、それを使用する事にしました。(これを使い切ってしまいたかったと言う思いもありました。) これら全てを混合し、試し吹きした結果、艶消し度も自分が描いていた艶消し度で、良いじゃん良いじゃん!てな感じで、全く問題は発生していなかったのですが・・・。

本番塗装には、自作したクリアの量が足りないのでは?と、一瞬思ったのが運の尽き。量を増やすために、もう少し薄め液を加えれば良いだろうとなったのですが、手元には元々クレオス製はないし、タミヤの薄め液も使い切ってしまっていたし、だったら、同じ水性のライフカラーの薄め液でも良いんじゃねえのとなってしまいました。この選択が大きな誤りで、結果、下の写真のような状態になってしまったのです。

ガーン😨 試し吹きでは問題なかったのですが、乾燥したら艶消し剤だけが残ってしまい、粉を噴いてしまったのです。天気が悪かったと言う事もあるかもしれないですし、希釈し過ぎと言う事も考えられますが、やはり異なるメーカー(海外製品も含まれる)の薄め液を混合してしまったと言うのが、一番の原因かもしれません。自分の貧乏性が招いてしまった事ですが、これを見て、もうこのキットもここまでだなと頭をよぎったのも事実です。艶の状態はいい感じなんですけどね。

このショックから立ち直るにはちょっと時間を要しましたが、オイやん(和歌山弁でオッサンの事)がんばるでぇ! で、どうすればこの粉噴きを修正出来るだろうかと考え、まず思いついたのが強目のウォッシングでした。いつもAFVキットで行うのと同じ、タミヤエナメルのレッドブラウンとフラットアースを適当に混合し、やや濃い目に希釈したものでウォッシングしてみました。結果は、一部分は多少誤魔化す事が出来ましたが、満足出来る状態には程遠いものでした。ウォッシング後に、エナメルシンナーで拭き取り中、マスバランスを吹っ飛ばしてしまい、自作を強いられることにもなるし、ホント厄介モノですわ! 笑うしかない😢

もうこうなりゃ塗装し直すしかなく、筆塗りで目立つ部分を塗装し直しました。日の丸の赤部分もタッチアップしましたが、赤は重ね塗りすると黒っぽくなると言う性質が如実に表れてしまいました。まぁ、不幸中の幸いと言えるかどうかは分かりませんが、下面は大丈夫だったのがせめてもの救いだったかもしれません。

そんな厄介モノ扱いに成り下がってしまったキットですが、めげずに修正を施し、再度半艶クリアを吹き、ようやく三点姿勢となる日を迎えました。👏

ジャーン!これが現在の状態です。アップには耐えられそうにないので、遠目でご覧下さい。見た目では粉噴きはなくなっているように見えませんか! 垂直尾翼のサポート支柱もちゃんと取り付け出来ているのがお分かり頂けると思います。

写真はありませんが、機首と胴体後部の銃座部分の組立てもほぼ終わっているし、あとはアンテナ支柱などを取り付ければ、全体の形としては完了となります。墨入れなどの仕上げを経て完成にしようと思っていますが、もうアクシデントが発生しない事を願いたいですね。 今回のアクシデントを今後の教訓として活かして行きたいと思っています。

このトラブル以外にもミスを連発している部分があるのですが、それに関しては次回報告させて頂くと言う事にして、今回はここまでとします。

年内完成が見えて来た、その16に続く。(完成報告出来るかな?)


ハセガワ 1/72 日本陸軍 三菱 キ67 四式重爆撃機 飛龍 イ号一型甲 誘導弾搭載機 プラモデル 02298
ハセガワ
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クラシックエアフレーム1/48 イ式重爆撃機製作記 その14 機首銃座部分の修正

2019年11月17日 21時10分00秒 | クラシックエアフレーム1/48イ式重爆製作記
日中はまだ陽射しは暖かく感じますが、朝晩はかなり冷え込み、暖房が必要な位になって来ましたね。風邪が流行っているようなので、お気を付け下さい。インフルエンザも流行の兆しですので、こちらも要注意ですね。

さて、イ式ですが、本体の塗装が終わって製作も一気にスピードアップと行きたい所ですが、そうは問屋が卸してくれないのがこのキット。新たな修正箇所が見付かり、その修正を行ないました。

透明パーツのマスキングを剥がして、取り付け箇所のフィット感を確かめたのですが、なぜか機首銃座部分に大きな隙間と段差が生じるのが分かり、その修正を余儀なくされる事となりました。塗装前に確認してたはずなんですが、確認不足だったようです。😢 (写真には1個写っていないパーツがあります。)

修正の進捗状況を順番に並べました。①透明パーツの接着面に隙間ができるので、その部分にプラ板を加工して敷物を誂えました。隙間はそれで解消されましたが、一方その事で段差が生じるようになり、機首部分にエポキシパテを盛り付けました。 ②③エポキシパテの乾燥後、大まかにサンディングを行なった後、溶きパテを塗布しました。消えてしまったモールド部分は、プラ板を加工して取り付けています。 ④⑤溶きパテ乾燥後、サンディングを行ない、白サフを吹いた状態です。 ⑥最後に緑色を再塗装しました。まだ少し隙間がありますが、許容範囲の状態まで修正出来たと思っています。合わせ目部分(接着面)にパテ盛り出来ないので、これでOKとしました。

本体の塗装の修正も終わり、Mr.プレミアムトップコートスプレー(半光沢)を吹いた後、デカール貼りを行ないました。本当は「寿」を貼りたくてこのキットを作り始めましたが、後にその「寿」のフォントがおかしいと言う事が分かり、泣く泣く別のマーキングを選択しました。

デカールは垂直尾翼に貼る2枚しかありません。カルトグラフ製の上質デカールですが、いくら上質でもフォントがおかしいとなるとやはり使用を躊躇いますね。漢字を使わない国で漢字のデカールを作る時には時々このような事象が発生するようです。そこで止むを得ず選択したのが、こちらの八咫鏡です。(写真は右側ですが、左側も貼っています。)塗装図には、胴体後部に白帯が描かれているので、そのように塗装しておきました。(「寿」機にはこの白帯は描かれていません。)また、この迷彩もあやふやで、正しいかどうかの判断が出来ません。イタリア機に良く見られる、濃密な斑点迷彩の可能性もあるようですが、もしそうだとしたらその塗装は非常に難しいものになり、私には出来そうにありません。😅


デカール貼りが終わった後、デカール保護の為に再度Mr.プレミアムトップコートスプレー(半光沢)を吹きましたが、半光沢と言うよりどちらか言えば光沢よりになってしまいました。出来ればもう少し艶を抑えたいのですが、油性クリアは使用出来ません。プレミアムよりノーマル品(青缶)の方が艶消し度が高い気がするので、そちらを使用してみようと思います。(製品ロットにもよるんですかね?) 取り敢えず完全フラット状態は解消され、塗装の保護も出来ました。日の丸の赤も良い感じです。

クリアの乾燥待ちの間に、プロペラを組み立てました。良く見ると、赤のライン、ちょっと曲がっているように見えますが、気にしない事にします。😓 因みにカウリングには、青缶の方の半艶クリアを吹いています。(青缶の残量が少なかったので、こちらで使い切りたかったと言うのが理由ですが、半艶度はこちらの方が良い感じです。)

裏側はこんな感じで、抜け落ち防止の為のストッパーをプラ板で自作して取り付けました。(まだ接着していません。最終的にシャフトをカットして接着します。)

余計な修正を強いられた関係で、思った以上に進んでいませんが、あとは小物類の取り付けがメインとなります。もうこの後、大きな修正が発生しない事を願って、完成を目指したいですね。

ホンマに年内完成するのか…、その15に続く。

Mr.トップコートスプレー 半光沢 B502 水性スプレー クレオス
ジーエスアイ クレオス
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GSIクレオス Mr.トップコート 水性プレミアムトップコート 半光沢 スプレー 88ml ホビー用仕上材 B602
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クラシックエアフレーム1/48 イ式重爆撃機製作記 その13 塗装編❸塗装は完了したけれど…

2019年11月05日 20時30分00秒 | クラシックエアフレーム1/48イ式重爆製作記
陽の短さと共に、季節の移ろいを感じずにはいられません。もう直ぐ立冬、季節は冬に向かっています。

桜の季節から製作を開始したイ式ですが、もう紅葉の季節となってしまいました。我ながら随分と時間がかかっているなと思っていますが、まぁ、そこはいつもの事ですので、別に焦ってはいませんが、出来れば年内に完成させたいと思っています。

そんな訳で、ようやく本体の塗装が終わりました。が…?

本体の塗装に入る前に、プロペラ裏面をフラットブラックで塗装し直しました。シルバーだと思っていたのですが、実機の写真やoni殿の作例を拝見して、黒が正解だと分かりました。シャドウ吹きの時に同時に行ないました。

そして本体の塗装開始です。今回、秘密兵器を導入しました。

これが今回使用した、タミヤスプレーワークベーシックエアブラシです。以前からサフ吹きやクリア吹きの時に、シングルアクションのエアブラシが欲しいと思っていたのですが、高価なものは必要ないと思い、数年振りの購入となりました。旅客機に嵌っていた時にいつも使っていたエアブラシでしたが、いつの間にか壊れてしまい、そのまま使用しなくなっていました。昔は箱に入っていたと思うのですが、現在は写真のような袋入りになっています。コンプレッサー接続用のジョイントも同時に購入しました。接続した状態が下の写真です。

イ式の大きな機体をダブルアクションのエアブラシで塗装するのは大変だろうなとの思いもあって、こちらを使用する事にしたのですが、結果的に大正解となりました。

ライフカラー[UA113]LIGHT BLUEGREY 1で下面を塗装しました。ライフカラーを使用するのは今回が初めてで、希釈率やらエア圧の調整に苦労しました。最初、いつも使っているダブルアクション(0.3mm)で吹こうとしたのですが、塗料(顔料)の粒子が粗いのか、それとも艶消し剤のせいなのか、頻繁にノズル詰まりが発生して、正直使い辛い塗料と言うのが第一印象です。容器の縁で乾いてしまった塗料は乾いていない塗料容器に戻しても溶けず、これがそのままエアブラシのカップに混入するとエアブラシ内で詰まってしまい、分解してラッカーシンナーで洗浄する場面も何度か発生しました。思ったのは、エア圧をやや高目にして、シングルアクションのエアブラシで吹くのが良いみたいです。なので、今回購入したタミヤスプレーワークベーシックエアブラシが大いに役に立つ結果となりました(^_-)-☆ ただ、問題はまだ全て解決した訳ではありません。(後述)

下面の塗装が終わり、上面の塗装に備えてマスキングを行ないました。全てマスキングテープ使用ではテープの使用量も増えてしまうし、時間も無駄になるので、ここは紙を使ってのハイブリマスキングとしました。紙は仕事で使った仕様書のコピー用紙で、メモ用紙に再利用しているのを使っています。

上面は、ライフカラー[UA080]ITALIAN YELLOW 3を吹きました。学校で使っていた水性絵の具の黄土色に近い感じの色調です。

キットに入っている塗装図を信じて、迷彩用のマスキングを行ないましたが、これが正しいかどうか分かりません。箱絵のパターンとも違っているし、oni殿の作例ともパターンは異なります。この塗装図に従ってマスキングを進めると、ある部分で辻褄が合わなくなる箇所が生じるのですが、そこは適当にごまかしました😅

迷彩2色目はマスキングの事を考えて、緑色を吹く事にしました。使用したのは、ライフカラー[UA008]MEDIUM GREEN 42です。Mr.カラー129番濃緑色に近いように思います。

最後に茶色を吹きます。その為のマスキングを行ないました。この時はまだミスに気付いていません。

そして、ミスに気付かないまま3色目の茶色を吹きました。塗料は、ライフカラー[LC16]Matt Raw Siennaです。Mr.カラーの旧レッドブラウンに近いと思います。現在のレッドブラウンとでは色調が異なります。

これで塗装は一応完了となりました。先にも書きましたが、初めて使用するライフカラーに戸惑う事も多かったですが、何とか迷彩塗装が終わりました。完全艶消しですし、水性と言う事もあり乾燥時間が遅く、1色吹いては一晩乾燥して次の塗装と言う事で進めましたが、その間にマスキングもあり、思った以上に時間が掛かりました。そしてついに運命のドキドキ💓タイムです。


一部を残していますが、殆どのマスキングを除去しました。この画像からでも完全艶消しと言うのがお分かり頂けると思います。それよりも問題なのが赤丸部分です。マスキングテープを剥がすと、塗料も一緒に剥がれてしまい、塗料の食い付きの悪さが露呈しました。塗り分けラインは比較的綺麗に仕上がり、吹きこぼれや滲みは殆どないのが救いかもしれません。ここで、ようやくミスに気付きました。右側水平尾翼の赤丸部分が塗装図では茶色になっているので、マスキングして塗装しましたが、なんと、先にマスキングテープを貼っていた上に更にマスキングテープを貼ってしまっていました。😓 ですので、塗装出来ていません。

現在はこんな感じとなっています。次は塗装の不備部分の修正を行なう事になりますが、筆で行ける所は筆塗りでタッチアップしようと思っています。どうしてもエアブラシでないと修正出来ない部分だけエアブラシで修正する事にしています。幸い、筆塗りでは乾燥時間が長い事もあってかムラは発生しません。まだ日の丸やカウリング先端の赤色部分、それに胴体後部の白帯のマスキングが残ったままですが、最終的には水性の半艶クリアを吹いて塗膜保護を行なうことにしています。このままではデカールも貼り難いでしょうしね。

次回、デカール貼り完了まで行ければと思っています。たった2枚ですが…。

ちょとずつ完成が近付きつつあるかもしれない、その14に続く。


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クラシックエアフレーム1/48 イ式重爆撃機製作記 その12 塗装編❷準備完了?

2019年10月20日 21時20分00秒 | クラシックエアフレーム1/48イ式重爆製作記
ラグビーワールドカップ・南アフリカ戦の真っ只中、ブログを作成しています。ブログ所じゃない!と仰る方も多いと思いますが、個人的にはそれ程興味がないので、悪しからず。でも日本の活躍は凄いと思います。

イ式の製作状況ですが、まだ本体の迷彩塗装まで進んでいません。粗相した後の修正や、思わぬ急用で時間を取られてしまったりしたのがその原因ですが、それでも、迷彩塗装に向けての作業は少しずつ進んでいます。

粗相してしまった部分の修正が完了した状態です。この修正に仕事から帰ってから2日(2晩)かかりました。

白帯部分のマスキングを行ないました。幅は10mmにしましたが、これは塗装図から計算して割り出した数値です。ちょっと幅広に思わなくもないのですが…。

塗装に入る前にシャドウ吹きを行なう事にして、今日はその作業を行ないました。


パネルラインに沿って艶消しブラック(Mr.カラー33番)を吹きました。今までは、ガイアのジャーマングレーを使用していましたが、手持ちがなくなったので、黒に変更しました。この効果が出るかどうかは、本体の塗装で決まりますね。垂直尾翼の内側など、エアブラシを近付ける事が出来ない部分もあって、大まかになってしまった所もあります。写真にはカウリングが写っていませんが、こちらもシャドウ吹きしています。(箱には白の塗料を零してしまった形跡が…😅)これで一応迷彩塗装の準備完了となり、いよいよ次回から本体の塗装に入る事になりますが、キット製作開始時からどうしようか迷っていた塗料については、ライフカラーを使用する事にしました。このキットの為だけに購入したと言って良いと思いますが、今後使用する機会はあるかどうか分かりませんね。

茨城県ひたちなか市にあるM.S Modelsさんのウェブサイトから注文しました。AFVモデラーにはかなり有名なショップさんのようですね。塗料と薄め液、それに送料で約3,300円でした。

ライフカラーと言う名前は知っていましたが、使用するのは勿論初体験です。そろそも水性塗料にはある意味トラウマがあり、使用しないと決めていましたが、塗装図に指定されているFSカラーの番号からMr.カラーの近似色を探し出すのが面倒で、だったらその物ズバリの塗料が揃っているライフカラーの選択もありかなと思い、今回、使用する事にしました。

写真がなくて申し訳ないのですが、プラ板に試し吹きした感じでは、やや隠蔽力が弱いかなと思わなくもないし、乾燥時間も水性と言う事もあって遅いです。塗膜の強度はまずまずで、タミヤエナメルのような事はありません。エアブラシでの塗装では、ビン生のままでも吹ける程ですが、ごく僅かシンナーを加える程度が丁度良さそうです。下面色から塗装開始ですが、1本で足りるんでしょうか?

所で、先日、Amazonのマーケットプレイスに注文したマスターモデラーズ誌の中古本が昨日届き、中身を見ていて驚きました。 Vol.37(2006年7月発売号)に、アルファ―フライトと言うメーカーの1/48キットの作例記事が掲載されていたのです。イ式が載っているからと意図してVol.37を注文した訳ではなく、全くの偶然です。(いゃ~、ホント😲)アルファ―フライトと言うメーカーは初耳ですが、レジン製キットを発売していたメーカーのようです。ググって見てもヒットしませんでした。このキットのエンジンパーツをクラエアのキットで使用している可能性があります。

その掲載ページをスキャンしたのが下の画像です。(別々のページをスキャンして貼り合わせています。)

右下に側面の塗装図が掲載されていますが、クラエアキットの塗装図とは微妙に異なっています。「寿」機の迷彩パターンは側面図を見るだけでは同じですが、その下の機体では迷彩パターンが異なっていますね。また、キットの「寿」のデカールを使用し辛い事から、私が選択した八咫鏡のマーキングの機体が、この記事の作例では、濃密斑点塗装で仕上げられています。こうなって来ると、本当はどうだったの?って感じになって来ますが、ここはクラエアを信じる事にします。(単に、斑点塗装が出来ないだけの事ですが…😅)プロペラ裏面は黒のようなので、黒に塗り直しました。(画像がなくてすみません。)

明日、塗装の為の秘密兵器が届く事になっています。

全体塗装が終わっているかもしれない、その13に続く。


Mr.カラー C33 つや消しブラック
GSI クレオス(GSI Creos)
GSI クレオス(GSI Creos)