写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

鷹の仲間「チュウヒ?」ー野鳥の楽園 河北潟で見るー

2012年02月12日 | 写真
いつかこのブログで能登半島の付け根にある河北潟を全国的に知られた野鳥、それも多くの猛禽の種が集まる地域として紹介したことがある。冬鳥のいるこの季節だと干拓地の車道を走っていると道の脇の電柱や畑の畦、干拓地の中の用水の岸に生えている木々の枝や梢に大型の鳥がテリトリーを見張っているのに出会います。そのほとんどは鷹の仲間、ミサゴやノスリ、ケアシノスリ、ハヤブサ、オオタカ、チョウゲンボウやコミミヅク時にはオジロワシやオオワシなども姿を見せる珍しい地域です。
私は鳥の見わけ方に詳しくないので、自分なりのおおまかな分類ですが気になる鳥を見つけてはレンズを向けています。ただ猛禽が多いと言うことはその鳥達の餌になる小動物など多くの生き物がその地域に生息する分厚い自然が保たれていることを示しています。「分厚い自然」とはいってもご多分に漏れず、この地域でも自然の豊かさは潟の埋め立てや工場、住宅の進出の中で砂上の楼閣のようにあちこちから崩れ始めています。
この地域には冬になると北から数百羽のコハクチョウが越冬のために訪れますが、そのコハクチョウたちのねぐらや採餌の場となる水田が住宅地になったりして少なくなっています。このままではやがてコハクチョウの姿がなくなるのではと心配する人もいます。
そんなこともときには考えながら野鳥の姿を楽しみながらのカメラ散歩を楽しんでいると、この日はチュウヒらしい鳥を見つけてカメラに収めました。
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