写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

夏(ひまわり)と秋(キノコ)を見つけた日

2012年07月12日 | 写真
私のなかにはヒマワリは盛夏、キノコは秋というイメージが住みついています。カメラを持ちいろいろなものを見つめるようになってそういう意識が事実と遠くはなれたものであることを教えてくれる被写体に出会うことが多々あります。
例えば「ミズバショウ」は初夏に高原に咲く花だと思う方たちが多いのですが、私の住む金沢では早いものでは4月に山里でときには雪のなかで白く清楚な花を見せてくれます。
同じようにいまは梅雨の季節ですがもうヒマワリがあちらこちらで元気な姿を見せてくれていて

このヒマワリの花が咲いていた近くの山の斜面にはキノコが姿を現していました。

気をつけなければ・・・、いつの間にか作られたイメージ「原発の安全神話」に惑わされているうちに福島原発事故という史上最悪の事故をもたらされるという昨年3.11の教訓を生かす事無くいま政府と財界の企む新しい「原発安全神話」のイメージがマスコミなどを通じて国民に刷り込まれ酔うとしています。ものごとはリアルに見ることを念じる日々です。
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高原の朝 -花菖蒲・アキアカネ-

2012年07月11日 | 写真

第二回目の「どいね☆原発~」が明後日13日(金)となりました。石川でも若者達が中心にインターネットでの呼びかけをはじめ口コミ、原発ゼロへのオールドパワーも合流して大雨の中の第一回の成功でしたが、13日の第二回目にもぜひ参加したいと思っています。

その金沢の市内では花菖蒲の花も盛りを過ぎましたが昨日の朝訪れた金沢市東部のスキー場もある高原の公園ではいまを盛りと花菖蒲が咲いていて朝日を受けてさまざまな表情を見せてくれ、棚田には羽化したばかりでまだ色の薄いトンボのアキアカネ?も姿を見せていて、ついついシャッターを押す場面が多くなります。公開の写真はそのうちの花菖蒲とアキアカネです。
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予期せぬ出会い。「ニホンカモシカ」

2012年07月10日 | 写真
夜明け前の林道を行くと思わぬ出会いがある。ここ数日は報道で熊(ツキノワグマ)との遭遇と人の被害が出ているようですが、まだ暗い動物の活動する時間の山道は人間が使わせていただいている立場だと思って、私は極力注意して間違ってもクルマで轢いたりしないように走行しています。そんな運転中に車のライトに大きな動物の姿が飛び込んできました。金沢周辺の丘陵ではそう珍しくなくなった天然記念物のニホンカモシカです。しばらく道路際でこちらを見ていましたがやがて路肩から外れてライトの届かない谷間に向って下ってゆきました。みなさんも暗い林道ではさまざまな動物達が活動していますので気をつけてくださいね。今日の写真はそのカモシカです。
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「梅雨のバラ園」& 「虫送り行列と太鼓の夜」

2012年07月09日 | 写真
随分欲張った表題のようですが中身はいたってシンプル、というより最新の写真と昨年のアルバムを単純に同時公開したものです。

久しぶりに晴れ間が見えたので昨夜の雨の雫を纏った薔薇の花を撮影したいと三脚とカメラを携えて近くのバラ園に行き、春薔薇の見物客も途絶え静かになった近所のバラ園まで行ってきました。狙っていた大玉の雫はありませんでしたが、写真のような小さな水玉をまとい雨よけに葉っぱを使っているかのような薔薇を始め色々な花を撮影することが出来ました。ただ盛りを過ぎているので痛んだ花も多々あったのでどうしても痛みの無い花をアップで撮るということにはなりましたが・・・。

話しは変わりますが、私が金沢に住み始めてもう40年を越えました、それでも毎年12月~3月までの雪のなかの暮しはどうしてもストレスの溜まる暮しになります。除雪技術の進んだ現代でもそう思うのですから、機械技術の進まない時代の北陸、加賀の暮しは自らのエネルギーを内部に蓄積する事になるのでしょう、そして雪のない季節に加賀や能登の民衆は祭りなどにそのエネルギーを発散させるのでしよう。現代のYOSAKOIの興隆、能登の暴れ祭りに代表される激しい祭りなどが沢山あるのはそういう背景があるからかもしれません。
石川県には7月、かつて水田の害虫を追い払ったと言う「虫送り」行事が残っています。そしてそこで打たれる太鼓打ちは想像を絶するほどの激しさを見せます。私はその激しさに魅せられて毎年のように、白山市指定の民俗無形文化財「横江の虫送り」を撮影に訪れています。その昨年のようすをアルバムにして公開しました。今年も7月15日におこなわれる予定です。

デジブック 『虫送り行列と太鼓の夜』
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岸辺に上がった水鳥「バンの親子」

2012年07月08日 | 写真
ハスの花が咲いたと聞いて金沢市の海岸線に近い水辺に行ってきました。(「ぎゃらりーたちばな日々撮りたて」で写真公開)
その直ぐ近くの水辺でバンを発見。

水鳥としてはそう珍しいということは無いのですが、いつも水路や池の遠くで泳ぐのを見ているだけなので岸に上がっている姿を見て一瞬この黒い鳥は???、と頭の中が混乱してしまいましたが、とにかくシャッターを押しました。
幸運にもその直ぐ近くで親子づれも撮影できました。

帰ってきて撮った写真をゆっくり見返して「ああバンだ」と気づきました。
金沢の海岸近くの干拓地の水路や潟では留鳥として泳ぐ姿がよく見られる水鳥です。ただこういう陸上の姿は珍しいのではないかと思い写真を公開しました。
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大雨警報のなか金沢で「大飯原発の再稼動中止」と「能登原発再稼動するな」の声を上げました

2012年07月07日 | 写真
昨日(7月6日)東京の官邸前の紫陽花行動に連帯する金沢の「どいね☆原発~」行動に参加してきました。おりから大雨警報のなかときおり激しく降る雨をものともせず幼も若きも老いもインターネットでの呼びかけに応えて北陸電力石川支店前に100人もあつまりました。取り組みは数人の青年が一週間ほど前に企画してフェースブックで呼びかけ、さまざまな賛同する人たちの広がり当日を迎えるという集まりでした。
雨のなかで集会の成功のために働く青年達を目の前で見ていると未来への希望のようなものも感じるとてもよい集いでした。毎週続けると言うこの集いのこれからがとても楽しみです。
写真はその集会の様子です。
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どいね☆原発~ 北電前に集まろう~ 『7月の花たちー02』

2012年07月06日 | 写真
今日は大飯原発の稼動中止と能登原発の再稼動を許さないための市民の行動「どいね☆原発~ 北電前に集まろう~」の最初の行動日です。天候は雨ですがこれから出発します。原発にもしものことがあればこれ以上の環境破壊は無いほどの影響がある原発。原発ゼロへの願いと環境の保護を願って2008年7月撮影の花々のアルバムを公開します。
写真は近所で咲いた月下美人です。

デジブック 『7月の花たちー02』
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北陸ダンスバトルチャンピオンシップ2012

2012年07月05日 | 写真
なんとか日付の変わる前にブログの更新が出来るようです。今日の話題は例年楽しみにしているダンスの撮影。
会場の石川県立音楽堂に7月1日(日)開演の少し前の時間に到着、会場は出演者や関係者で満杯で撮影に良い場所どころか座る場所も確保が難しい状況でした。
10時~15時までその会場の片隅に座ってシャッターを押し続けた5時間、約600回シャッターを押していました。欲を言えばカメラの位置はもう少し上の席で中央よりが希望だったのですが、条件はよくない場所ですがすでに場所取りをしていた方にお願いしてその片隅で撮影させていただきました。
この大会は当初はたしか、「北陸ストリートダンス選手権」と言う名称で各地のストリートで鍛えた個性豊かなパワフルなダンスを持ち味とするチームが沢山出演し、私を魅了したものでしたが・・・。いまは「ストリート」とは無縁のダンス教室育のキッズ部門から育ったチームが主力となり、見るものを魅了する見事な演技を繰り広げています。かつての野性味溢れる荒削りな「ストリート」の名前にふさわしいダンスか、見事な演技と演出で観衆を魅了するいまのダンスがよいか、人それぞれに評価は違うでしょうが、私はかつてのストリートダンスにより強い魅力を感じます。
今日の写真はそのなかの当日のダンスシーンです。
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蛍の里でひなたちゃんたちと そしてやはり「どいね☆原発~ 」

2012年07月04日 | 写真

写真は今日の朝食、じつは民主書店時代にお世話になり、つれあいの病気でも直接お世話になったドクターのご家族からいただいた手作りのパンと黍饅頭(?)で、とても美味しくいただきました。(表題の「ひなたちゃん」はこの家族の小さなお嬢さん)
そのご家族を「蛍の里」へご案内したのですが、あいにく昨夜は蛍たちがお疲れのようで、ある程度の数の蛍が光ってはいるのですが時々思い出したように数匹が飛ぶ程度で「蛍の飛び交う」といった光景にはならないままで少し残念でした。
私が訪ねた夜はいずれも少し寂しい蛍の状態が多かったのですがそれでも他の蛍の名所に比べれば多くの蛍が姿を見せその舞を見せてくれています。ひなたちゃんと昨夜行った場所の6月25日の写真をアップします。

そしていまはどうしても7月6日の「どいね原発☆北電前へ・・・」のことです。
大飯原発再稼動の中止と能登原発を稼動させないために金沢市の北陸電力石川支店前に集まりましょう。

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原発ゼロで自然を守ろう 『7月の花たちー01』

2012年07月03日 | 写真

昨日再稼動のボタンが押された福井県の大飯原発1・2号機、まだ福島原発における過酷事故の収束はおろかいまだに放射性物質の放出も続き、事故の検証も原因もわからないで原発推進を進めてきた安全保安院や原子力機構の御用学者でさえためらった原発の再稼動を首相の「政治決断」「政治責任」というあまりにも軽い言葉で進めていく政治状況に異を唱えて首相官邸には20万人と言う市民、国民が思い思いに集まり声を上げます。その大飯原発のある福井県のお隣に当たる私達の住む石川県金沢市でも「どいね原発・・・」を市民レベルで立ち上げての取り組みも始まりました。

私はいま最も自然環境を破壊する元凶のひとつに「原発」があることを3.11の福島原発事故で学びました。いま福島をはじめ多くの地では線量の強弱はあるものの人間が立ち入ることを禁止されている地をはじめ人が手入れすることもかなわぬまま放置されている自然が広大な広がりを見せ、そのなかで大小の生きもの達がそのことを知らないままに暮し、人に見られることの無い花たちも咲き続けていることでしょう。私は長い間の山里観察の中で「豊かな自然」というものは人の手が入ることによってこそ保たれ、豊かさを増していくことを学びました。そして多くの花々を撮ってきました。
一見、花を撮ることと原発ゼロへの運動は全く別なことと思われますが実は根っこのところで切り離すことの出来ないほど関係の深いことを知っています。
ということで今日は昨年の7月に撮影した花たちをアルバムにまとめたデジブック「7月の花たち-01」を公開します。忙しい日々でしょうがほんのひとときゆったりとした時間をどうぞ。

デジブック 『7月の花たちー01』
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