記事が飛んだので2つに分けました。
後半はアポロンの恋について少しお話しましょう。
アポロンというのは、ギリシャ人にとって理想の人間としてえがかれた神様で、
鼻から火を吹く天馬に乗って、毎日太陽として太陽をつかさどっていたと、
先回お話しましたよね。
芸術特に音楽は生まれおちての天才でした。
医学を修める神様でもあるのです。
容姿はみての通り金髪で甘いマスク、超いけ面ですね。
そんな彼は女性に関してもストレートで手も早い。
こんなおはなしが・・
ある日、アポロンはエロス(キューピッド)が弓矢で遊んでいるのを見て、子供がそんなものをおもちゃにしてはいけない、とからかった。
エロス(キューピッド)は、怒って、金の矢をアポロンに向かって放った。そして、鉛の矢を川の神の娘、ダフネに射た。
金の矢は恋に陥る矢である。鉛の矢は恋を拒む矢である。
二本の矢が、二人の胸にささった瞬間から、アポロンはダフネを恋し、ダフネはアポロンを拒否した。
アポロンはダフネを追いかけた。ダフネはどこまでも逃げた。
エロス(キューピッド)は、怒って、金の矢をアポロンに向かって放った。そして、鉛の矢を川の神の娘、ダフネに射た。
金の矢は恋に陥る矢である。鉛の矢は恋を拒む矢である。
二本の矢が、二人の胸にささった瞬間から、アポロンはダフネを恋し、ダフネはアポロンを拒否した。
アポロンはダフネを追いかけた。ダフネはどこまでも逃げた。
ダフネは父親の川の神のところへ駆け込み、言った。
「助けてください、お父様、私の姿を変えてください。」
彼女の姿が変化してきた。足元から月桂樹の木になっていった。
アポロンが追いついたとき、ダフネは最後の心臓の鼓動を鳴らせていた。
アポロンは、ダフネへの愛の記念に、ダフネの月桂樹の葉で冠を作り、生涯それを頭にかぶっていた
「助けてください、お父様、私の姿を変えてください。」
彼女の姿が変化してきた。足元から月桂樹の木になっていった。
アポロンが追いついたとき、ダフネは最後の心臓の鼓動を鳴らせていた。
アポロンは、ダフネへの愛の記念に、ダフネの月桂樹の葉で冠を作り、生涯それを頭にかぶっていた
これはイタリアの彫刻家ベルニーニが1622~25年に制作しました。
アポロに迫られ、
菩提樹に変わるダフネの変身過程がまるで動画のように動きのある彫刻です、
これが大理石で制作されてる~
と感嘆せずには居られません、
かれの彫刻は、「天使と悪魔」のなかでも重ようなキーワードになってできていますね、
こんなアポロンを思い描きながら、木炭デッサンをするのもまた楽しいです。
もう3~4枚は描かないといけませんね、
またいろいろなアポロのお話をお聞かせしましょう、
おたのしみに~
この暑い太陽をアポロはどうあやつっているんでしょうと夏空をみあげますね。
この暑い太陽をアポロはどうあやつっているんでしょうと夏空をみあげますね。