(あまり長いので半分ずつです)
パリのルーブル美術館に毎日通っていたころ、
美術館で偶然、東京の中近東関係の画商の方と話をする機会がありました。
ルーブルの作品の素晴らしいもの、そうでないものをおしえていただきました。
その時にこの大原美術館の収蔵品のことを言われました。
「田舎の金持ちが、金にあかせて、ろくにわからない田舎画家に美術品をかわせた。
エジプト関係のものは碌なものはない。ぼられただけ・・・」
と・・・・
私は当時、この美術館のことを知りませんでした。
今はエジプトに出かけたりして、少しは、いい悪いがわかってきました。
確かに、エジプト関係は超一流と言えないかもしれません、
当時、ヨーロッパに行くのに船で一カ月もかかった時代のこと。
これを見てどれだかに人がエジプトへの夢を膨らませたことだろう、
月の砂漠を王子様と王女様を載せたラクダが歩むイメージしかないんですものね~
と思って眺めてきました。
ヨーロッパ近代絵画のコレクションの素晴らしさは私がいわなくても
このホームペ―ジでご堪能ください。
http://www.ohara.or.jp/201001/jp/C/C1.html
やっぱり時代が変わっても
素晴らしい作品が人々の心をうつのは変わらないと思うのですよ~
あなたはいかがですか?