信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

GW・ドラマの始まり

2010年05月02日 22時06分52秒 | Weblog
金曜日、休みを取って用事を足しに東京へ出かけた。
12時の約束だが、早めに高速バスに乗り、余裕たっぷりの思惑だったが、何と上り方面も渋滞でぎりぎりセーフで間に合った。

信州はまだ春浅く、木も芽吹きも始まらず、ところどころ遅い桜の花が点々と咲いており、
バスの中で読み始めた野菜作りの特集号が面白く、気付いて目を外へ向けたら、すっかり緑色に染まった景色となっていて驚いた。

八王子あたりからずるずる渋滞が始まり、GWの高速道路の渋滞は下り方面とばかり思っていたのに、のぼりが混むとは・・・・。

気温は都内に近づくにつれ上がっていき、新宿は既に初夏の様子で、薄着で良かったとひと安心した。

用事を済ませ折り返し下りのバスで7時に原村のバス停に到着し、今夜から実家の兄と、神奈川の姉とやってくるので落ち合った。

夕食時間にかかり、そのまま車に二人を乗せて富士見高原にあるカントリーキッチンという
レストランに向かった。
温かい土地に住んでいる姉たちは盛んに寒い寒いという。
初夏の気候の場所から標高1300メートルの高原へ来て夜になってから冷え込むので、
薪ストーブの燃えるログハウスにとても好感を持ったらしい。
ゆっくりと夕食を頂き、既に近くの温泉は閉店時間を過ぎていたので、家に戻ることになった。

まさかのことが起きた。

近道を選んで、山道を走って間もなく、前方に鹿の群れが飛び出してきた。
あと2,3秒早かったら間違いなく、鹿達と衝突していた。
びっくりしてしばし止まって、間もなく走り出したら、又もや別の鹿の群れが直ぐ前を通過して行った。
ヘッドライトで尻尾をピント張り、お尻の毛が白く浮き上がり可愛いが引いたりしたら車は大破するので危ないところであった。

生まれて初めて、山道で鹿に会った姉や兄は驚き、賑やかに話しているうちに家に到着した。
ストーブを炊き、炬燵に入り、犬達に熱烈歓迎され、夜中までしゃべり床に就いた。
話はちっともまとまらず、人の話を聞かず、勝手に喋り捲る人たちで、明日からさぞかし手間ひまのかかることになるであろうと予測しながら、めまぐるしかった一日は終わり、ベッドに入ったら直ぐに意識不明となってしまった。



    唐松林で群生している野のスミレ