信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

熱中症寸前

2010年07月18日 22時36分54秒 | Weblog
ムスメが原村の農業大学校の友人から紹介され友人となった就農家ご夫婦の
ブルーベリー園のもぎ取りが始まった。
八ヶ岳を真正面に仰ぎ、広い農園でカブトムシも出るという。

今日が初日の第一号になった。
朝早く起きて兎に角暑くなる前に収穫しなければならないと、聞いていたので
8時には現地に到着した。

まあ広いこと、しかも何100本もの木にはびっしりと実が付いている。

                  


自分が育てているブルーベリーなど足元にも及ばない。
それは実の多さと、一粒の大きさで、剪定を思いきってやれば実は大きくなるというが
冬の真っ最中に枝を切るのは勿体ないと思ってなかなか思いきれないので駄目なのか。

欲が絡んで次々と摘んでいる内に3時間も経っていた。
1時間で終わって帰るつもりが、3時間とは・・・。
しかも汗を相当かいて下着までびっしょり、ご馳走になった麦茶の美味しかったこと。
宅急便で友人達に送るために夢中で摘んで回ったが、これほど面白いとは思わなかった。

格安のブルーベリーは9月まで収穫が出来るとのこと、是非おいで下さい。
地元のJAで売っているものに比べれば、大粒で半分くらいの値段であろうと思う。

お昼からは北杜市の林の中の土地の草刈に行く。
一年に一回か二回、150坪の空き地の草を刈るが、ビーバーで刈らねば追いつかない。
練習するわけに行かず、道具を積んで現地でいきなり草刈を始めるが、ビーバーは
細腕ジョシには振り回されてしまい、草を刈るまでかなり時間を使い、予定の倍以上の
燃料を使うのが毎年の結果だ。
始めれば一気にやらねば疲れて嫌になるので、延々4時間もかかり終了した。

アフター、ビフォーの差は明らかに大きく満足するが疲れてフラフラだ。

よおし、帰りは途中の小淵沢の温泉に寄って、筋肉痛を起こさないようゆっくり
お風呂の中で手足を伸ばそうと思ったのに、3連休というのを忘れていた。
車は路上駐車が延々と続き、近寄れない。

歳を取ってくると、空き地の管理が年々きつくなる。
特に草刈はこの暑い時期に勢い良く伸びる草を、器械で駆る作業は、根性だけでは
最後はへたってしまう。
林の中といえど熱中症はありえる。
自己管理の範囲は自分次第だが無理をすれば何とか納まるが、危うさと背中合わせにいるのを知った。



  

手入れをすれば・・・・

2010年07月18日 00時18分45秒 | Weblog
 



昨年、友人の奥様から庭に植えてある山紫陽花を頂いた。
真っ白の玉のようなこんもりとした花は上品で、スコップで掘り起こして、3本頂いた。

持ち帰って庭に植えたが、果たして土が合うかどうか心配で、
いつ枯れてしまうかもしれない危うさがあり、冬になって寒さで凍みて
これも冬越しが出来るか心配した。

春になって新芽がどんどん出て、これはものになると嬉しくなった。
花が咲き始めたが、数えてみたら42個の花が固まりになり咲いているではないか。

友人は昨年肝臓がんが見つかり、東京の大学病院で2度の手術を行い
現在抗がん剤の治療中である。
頂いた紫陽花の花のように元気になって美しい花を一杯つけるほどの
エネルギーを取り戻して欲しいと白い花に向かって祈った。

また、退職記念にブルーベリーのきを3本頂いた。
今年で3年目だがこれもまたそれぞれの木が沢山の実を付けた。

ブルーベリーは寒冷な土地のほうが育つらしいが、手入れ法もきちんと行なわなければ
ならない。
自然の作品は毎日眺めるたびに、姿は変わり、綺麗な色に日曜園芸家は、たのしみが増すばかりである。

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