Il film del sogno

現実逃避の夢日記

デイジー/花よりもなほ

2006-06-05 02:31:00 | 日記
6/4(日)曇り時々晴れ
徹夜をすると数日体調がすぐれない。
当たり前のことであるが、加齢を実感する。

ワーナーマイカル板橋にて新作映画の梯子。

韓国映画、『デイジー』。
『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ監督最新作。
『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン、『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン、『エンジェル・スノー』のイ・ソンジェという布陣で、恋愛映画の古典である三角関係と非情な運命を描く。
ロマンスとアクションの融合やいかに。
全編オランダロケ敢行。
異国情緒の風景麗し。
主役3人も当然美男美女。
しかし、どうにもお話は辻褄が合わない。
やや憮然。

『誰も知らない』の是枝裕和監督の新作は
出演に岡田准一・宮沢りえをすえた時代劇。
山田洋次が藤沢作品で鉱脈を当てたように、どちらかと言うと単館系の作風が多かった是枝監督の新境地である。
脇役陣が皆々好演していた。
古田新太、浅野忠信、香川照之、國村隼、原田芳雄、中村賀津雄、田畑智子、夏川結衣、石橋蓮司、上島竜平、千原靖史、加瀬亮、平泉成、絵沢萌子、寺島進等々、豪華キャストである。
貧乏長屋のセットや汚れた衣装もよし。
ラストは忠臣蔵とシンクロさせての大芝居。
シナリオも完成度高し。
観て損はない邦画でありました。
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ポセイドン

2006-06-05 00:56:00 | 日記
6/3(土)曇り
烏賊ショックからなかなか立ち直れない。
起床後、午後も無為に過ごす。

景気づけに近所のシネコンでハリウッド大作のリメイク『ポセイドン』をレイト鑑賞。

オリジナルは72年製作。
これと翌年公開の『タワーリング・インフェルノ』は、パニック・アドベンチャーの両雄でありましょう。

監督はヴォルフガンク・ペーターゼン。
同系統のヒット作、『パーフェクト・ストーム』『エアフォース・ワン』で実績あり。
カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、ジャシンダ・バレット、リチャード・ドレイファス、ジミー・ベネット、エミー・ロッサムなどなどの配役は若干地味ではあるが、まぁ主役は転覆した豪華客船とCG(確かにこれは凄い!)だと思えばよいか。
実際、ドラマ部分より、脱出劇に重点を置いた作りであった。
100分弱の上映時間はコンパクトで良し。
自己犠牲やら親子愛やらはお約束。
しかし、あれだけの阿鼻叫喚・地獄絵の中で人々がわらわら死んでゆくのを見せられて、生存者のサバイバルを楽しめなかったのは旧作同様であった。

大スペクタクルは聖林ものに限る。
ただし、大味ではある。



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