Il film del sogno

現実逃避の夢日記

成層圏発見の日

2006-06-09 00:06:00 | 日記
6/8(木)晴れ時々曇り
早朝、田端へ行く。
マックで薄いコーヒーを飲んで、駅前の人波を漫然と眺める。
わたくしはいつまでも人間観察の達人でいたい。
隣のテーブルでは職業婦人ふたりが、仕事の打ち合わせ。
年齢不詳の丸顔のおばはんの鼻から出る太いタバコの煙に彼女の逞しき半生を垣間見た。
携帯が震える。
待ち人より電車事故で遅れるとの一報。
新聞をくまなく読む。
週末公開の映画をチェック。
過剰な宣伝惹句を頭の中で割り引く。

同行者あらわる。
ふたりで緩やかな坂道をのぼる。
訪問先には中年紳士がこれまたふたり。
商談1時間。
向かって右手の下役の頭髪が、あきらかに不自然である。
どうしても生え際に目が行く。
人生の最も尊き美徳は潔さであることを痛感する。

午後、全国会議あり。
北海道から九州までの担当者が勢ぞろい。
議論百出。紛糾。

夕刻、来客あり。
某スポーツ国際大会への融資を検討。

さらに懇親。
全国風俗繁華街自慢で盛り上がる。

酔眼のまま久々に残業する。
ディスプレイにお絵かき。

帰宅後、インコと遊ぶ。
禽獣にもストレスはありや。

1902(明治35)年の今日、フランスの気象学者テスラン・ド・ポールにより、成層圏が発見された。
大気圏は高度10~15kmを境にして、下が対流圏、上が成層圏と分かれているそうな。
空気が対流し雲が生じるのは対流圏で、成層圏は雲がなくいつも快晴だそうである。

一点の曇りなき天空に思いを馳せる。


コメント
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