Il film del sogno

現実逃避の夢日記

アンジェラ

2006-06-06 01:14:00 | 日記
6/5(月)晴れのち曇り
爽やかな週明け、と言いたいところであるが、未明に就寝で睡眠不足のブルーマンディ。
早朝より来客あり。
金の無心である。
打ち合わせを数件。

夕刻、銀座シネパトスにてリュック・ベッソンの新作『アンジェラ』を鑑賞。
公開は日劇だったにも拘らず2週間で都落ち。
不入りなのでしょうな。現に観客20名弱。
シネパトスは都内で最も個性的(ロケーションも演目も)な劇場の一つだと思う。
好んで行きたかないやね。

やはりこの監督は『グラン・ブルー』と『ニキータ』あたりが頂点だったと思う。
90分飽きることはなかったが、どうも小骨のように引っかかる展開が最後まで払拭できなかった。
モノクロームのパリの風景は美しい。
凝ったカットも多く音楽も悪くない。
メルヘンですからね。
テーマは『ベルリン・天使の詩』へのオマージュだろう。
アンジェラ役のリー・ラスムッセンは確かにビジュアルとしては素晴らしいが、科白が多すぎる。
ベッソンって、少し幼稚なのではないか?
隔靴掻痒たる心持ちで、夜の銀座を徘徊して帰路についた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする