Il film del sogno

現実逃避の夢日記

冬の小鳥/ゲーマー

2010-12-13 02:55:00 | 日記
12/12(日)晴れ
年に何度か机の前で朝を迎えることがある。そのままうたた寝を続けて昼前にようやく行動開始。朝食も摂らずに新宿へ出張る。神保町にある単館系での上映を見逃していた、というより実はお高くとまった従業員とインテリ然とした観客が多いあの小屋が大嫌いなのだ。椅子も小さく傾斜もなく都内で一番観にくい劇場だと思う。武蔵野館での再上映を聞いて快哉を叫んだ。さて本編。父親に捨てられた頑是ない可憐な少女のお話である。観て楽しいわけもなく辛く切ない。シナリオも書いた女流監督の生い立ちが基となっているという。主人公を演じた美少女子役は複雑な役柄を天才的な表情で演じまさに末恐ろしい。知的なフレームワークと繊細な描写が随所に見られ非凡な才気を感じる。そして希望を託したラスト。監督の冷徹な客観性が単なるお涙ちょうだいのメロドラマにしていない。
続いては一転、米国製の近未来SF。オンライン・ゲームの為に脳手術を施された死刑囚が遠隔操作により激戦を繰り広げている。勝ち進めば無罪放免、愛する家族と再会できる・・・。ややB級テイストを匂わせているが、贔屓役者を主演に据えて戦闘シーンやら筋立ては気合が入って面白かった。あまり話題になっていないのは何故だろう。ちょいとした佳作也。夜はジムで遠泳と身体測定。不規則な食生活が祟って1ポイント減。体調管理は難しい。
コメント
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