Il film del sogno

現実逃避の夢日記

女の中にいる他人/けものみち

2011-01-10 02:12:00 | 日記
1/9(日)晴れ
三連休中日。昨日同様、夕食後のうたた寝で朝まで眠れず、そのまま朝食を摂ってこれも昨日同様インドアで2時間体を廻す。その後、ジムで遠泳。身体測定を行い前月比3ポイントアップ。但し体重は1キロ増。3キロほど減量すれば理想的であろうが甘味を控えてストレスに影響してもつまらぬ。午後は銀座へ出張る。愛すべきシネパトスでは小林圭樹の追悼上映がかかっている。両作とも60年代中盤の作品であるが画面が鮮明なのに驚いた。ニュープリントなのだろう。弱年の大昔にどこぞの名画座で何度か鑑賞した記憶があるのだが、すっかり筋を忘れて当時の風俗描写と併せて新鮮であった。馬齢を重ねると忘却と云う老人力がついてきて、これはめでたい。松本清張原作作品と云うのは何度も映像化されるが、サスペンスを基本に愛憎の葛藤が描かれ、これは製作者としても役者としても技量を示す好題材でありましょう。当たり前であるが、池内淳子に新珠三千代、草笛光子や若林映子が若い若い。多くの鬼籍に入った役者たちをスクリーンで観て感慨無量である。銀座の裏通りを逍遥して帰路に就く。
コメント
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