1/22(土)晴れ
明け方就寝、10:00起床。定番の朝食を孤食して池袋へ出張る。米寿を記念する三國連太郎特集がかかる新文芸坐通いは続く。本日は難解なイメージのある吉田喜重作品の2本立てを再見した。同監督作品で最も感銘した『エロス+虐殺』を鑑賞したのはハイティーンの頃だった。問題作を多数扱ったATGの諸作品のなかでも衝撃度は高かった。四半世紀前の86年に製作された人間~は、既に高齢化社会のひずみに警鐘を鳴らしている。一転70年に公開された北一輝を描いた作品は、やや哲学的である。僥倖であったのは監督自身のトークショーがあったこと。昨年77歳(喜寿)を迎えたそうな。コアなファンがいるのだろう場内中高年層を中心に満席。印象に残ったコメント。『虚言癖のある三國連太郎は自分で云った嘘をすぐに忘れる、つまり記憶を操る名人で、これは俳優として必須の条件である』木下恵介、内田吐夢、市川崑などの巨匠とのエピソードなど大変興味深い話が聞けた。帰宅途中、スーパーで夕餉の買い出し。晩餐にステーキを焼く。夜はジムで2キロの遠泳。居間で意識朦朧は毎度のこと。
明け方就寝、10:00起床。定番の朝食を孤食して池袋へ出張る。米寿を記念する三國連太郎特集がかかる新文芸坐通いは続く。本日は難解なイメージのある吉田喜重作品の2本立てを再見した。同監督作品で最も感銘した『エロス+虐殺』を鑑賞したのはハイティーンの頃だった。問題作を多数扱ったATGの諸作品のなかでも衝撃度は高かった。四半世紀前の86年に製作された人間~は、既に高齢化社会のひずみに警鐘を鳴らしている。一転70年に公開された北一輝を描いた作品は、やや哲学的である。僥倖であったのは監督自身のトークショーがあったこと。昨年77歳(喜寿)を迎えたそうな。コアなファンがいるのだろう場内中高年層を中心に満席。印象に残ったコメント。『虚言癖のある三國連太郎は自分で云った嘘をすぐに忘れる、つまり記憶を操る名人で、これは俳優として必須の条件である』木下恵介、内田吐夢、市川崑などの巨匠とのエピソードなど大変興味深い話が聞けた。帰宅途中、スーパーで夕餉の買い出し。晩餐にステーキを焼く。夜はジムで2キロの遠泳。居間で意識朦朧は毎度のこと。