Il film del sogno

現実逃避の夢日記

アンナと過ごした4日間

2012-01-02 02:13:00 | 日記
1/1(日)晴れ時々曇り
漠然とつけっぱなしにしているTVの歌番組でカウントダウンが始まりメデタクもないが謹賀新年。深夜番組を冷やかしても面白くもなし。入浴後、唐突に自室で欧州映画をDVD鑑賞する。旧臘に観た同じ監督の作品が衝撃的であったので見逃していた前作を取り寄せていたのである。映画は映画館で接するという頑固なポリシーがあるので自宅でソフト鑑賞することは年に何度もない。正月早々その禁を破ったことになる。その甲斐はあった。本作は紛れもない傑作である。観客の安易な理解や共感を拒絶するキャラの設定とストーリー。徹底的に科白を排し時間軸をいじった複雑な構成。時代や場所を故意に判然とさせない曖昧さ。比喩、暗喩、象徴、心情などを仮託されたアイテム(小道具)の数々。景観と音響が特に良い。刺激的で挑発的な作品でありました。終映と同時に窓外が明るくなった。初日の出である。2時間ほどの仮眠後、一族揃って食卓に集う。通販で求めた高級三段重のおせち料理をひろげ一家の主婦は楽チンである。午後に近所の神社に愛犬と初詣。そのあと単身で二時間ほどの散歩。自分へのお年玉として駅前の書店で書籍購入、喫茶後帰宅。夕餉は例年通り高級和牛のすき焼き。食後は居間でひたすらダラけていかにも正月らしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする