Il film del sogno

現実逃避の夢日記

男はつらいよ 寅次郎夢枕/寅次郎相合い傘

2012-01-05 02:35:00 | 日記
1/4(水)晴れ時々曇り
憂鬱な仕事始めである。御節料理の余りモノを弁当箱に詰めて、まだ空いている地下鉄に揺られて出勤。型通りの挨拶、全体朝礼、月初の処理で一日が終わる。定刻退社して池袋で途中下車。新春初鑑賞の演目を何にするか。懸案であったが、新文芸坐で山田洋次の特集が組まれ、元旦から5日までは国民的シリーズ作品を日替り2本立てで興行。70年代中期の2本を再鑑賞する。マドンナは八千草薫と浅丘ルリ子。実年齢は渥美清と八千草が40代後半、倍賞千恵子と浅丘30代半ば。寅さんのイメージが強すぎたことが仇になったことは否めまい。いまでも渥美清の最高傑作はTV版の『泣いてたまるか』と『拝啓天皇陛下様』だと思ふ。客層は高齢層中心で4割程度の入り。毎度の配役、毎度の展開。安心して笑い、少しべそをかいた。弱年の生意気盛りの頃は、山田洋次の諸作には全く興味もなかったが、鑑賞眼とか心情というものは変わるものである。
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