Il film del sogno

現実逃避の夢日記

スーパー・チューズデー ~正義を売った日~/ドライブ

2012-04-01 00:46:57 | 映画
3/31(土)曇り時々雨
不穏な雲行きの早朝から愛犬に起こされる。雨が降り出すとの予報あるので早目の散歩をする。徐々に春嵐の様相を呈す。愛車で近所のシネコンへ。午前午後と続けて米国インデペンデント系の作品を梯子鑑賞をしたのだが、偶然にも主演男優が同じライアン・ゴズリング。『ブルー・ヴァレンタイン』は昨年のマイベストの一本。大統領選の若き参謀を演じた政治モノはJ・クルーニー監督作品。クルーニーは『グッドナイト&グッドラック』という佳作を監督している実績もあり、なかなかの才人である。元選挙参謀だった作者による原作(戯曲)あるそうだが、この敵味方入り乱れての舞台裏の駆け引きや権謀術数が面白さの牽引となっている。テンポの良い前半の描写と後半の捻った展開に感心。豪華キャスティングにも支えられて2時間全く退屈せず。ややキーになる女性の描き方が甘いようにも思えるが僅瑕なり。政治家に清廉を求めてはいけない。大義を果たせば人格は二の次で良し。しかし選挙は魔物なり。国家元首をも操られる。午後は一転、アクション・ヴァイオレンス。昼は自動車修理工(バイトで映画のカー・スタント)夜は強盗などを逃がす凄腕ドライバーの主人公。テンプレートは邦家でもお馴染みの任侠ものである。過去を秘めた無口な主人公。許されぬ女性への禁欲的な恋慕。事件に巻き込まれて・・・。細かなことを云い出すとアラは幾らでもあるのだけれど、科白を排した静と過剰な暴力による動のコントラストがいかにも映画的である。ゴズリングもそうだが、キャリー・マリガンもここのところ良い仕事振りでファンとしては嬉しい限り。次回作はデュカプリオと『華麗なるギャッツビー』だそうで楽しみである。帰宅すると車庫の屋根(アクリル板)が強風に飛ばされていた。業者を呼んで修理。夕刻はジムで遠泳2キロのエクセサイズ。
コメント
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