Il film del sogno

現実逃避の夢日記

フライト/すーちゃん まいちゃん さわ子さん

2013-03-03 18:07:51 | 映画
3/2(土)晴れ
北西の強風。深夜TVを観たまま意識混濁、明け方居間のソファーで覚醒。愛犬を訓練所に預けて毎度の暇つぶしに近隣のシネコンで米国映画を鑑賞。監督と主演男優共に実力・キャリア充分。単なる航空機事故のパニックものと思っていたら大間違いで深い人間ドラマであった。デンゼル・ワシントンはヘタレな悪役も似合う。大惨事後の主人公の心境と葛藤を丁寧に描いて全くダレ場がない。ケリー・ライリー(この力演が何故オスカー候補にならない?)の絡ませ方なんぞ巧い。ラストはお約束とはいえじんわりと感銘した。夜はレイトショウで邦画の小品を。微妙な年齢層の男性中心に20名程度の観客。清澄なる画面に人気女優三人が等身大のワーキングウーマンを好演。出てくる男性陣の不甲斐ないこと。働く女性はシタタカである。衣装・食べ物などの小道具にも気配りされた愛すべき良作でありました。
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マーサ、あるいはマーシー・メイ

2013-03-03 04:54:48 | 映画
3/1(金)曇り後雨
弥生三月春一番はいつ吹くか。暖かな一日。月末月初の事務作業で外出のタイミングを逸す。夕刻定例の打ち合わせから直帰して新宿で途中下車。混雑する映画の日に話題作を観てもしょうがない。シネマートで米国映画を鑑賞。独立系の小品であるが新進女優の意欲作である。かの国では物量にモノを言わせた大味な大作ばかりでなく、こうした【純文学】作品もリリースされている。低予算、スター不在、暗く地味なテーマのドラマであるが、映画文法を駆使した佳作でありました。説明を排したシナリオと重厚なカメラワークが素晴らしい。ゆれるヒロインの時間軸を交互に描いて独自の緊密感あり。ジムで遠泳をして定刻帰宅。
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