Il film del sogno

現実逃避の夢日記

命をつなぐバイオリン

2013-03-16 03:07:10 | 映画
3/15(金)晴れ
終日外出してストレスなし。昨日の延長で丸の内で午前午後と昼をまたいで商談。ランチに韓国料理。空き時間にヒューマントラスト有楽町でドイツ映画を鑑賞。都内単館。公開1ヶ月を経て一日一回の上映。お上品な中高年客で場内満員御礼。第二次大戦下のウクライナ。ソ連次いでドイツの支配下で描かれるユダヤ人少年少女のお話。原題は『神童』。ナチスによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)は幾度も映画の題材になっている。人類が永遠に拭い去ることができない悲劇だろう。重く暗いテーマであるが、本作は天才バイオリニスト役を演じる少年が吹き替えなしで超絶な演奏を聴かせる。それだけで料金分の価値はあり。良質な欧州映画はプロダクションデザインが素晴らしい。圧倒的なクライマックスの演奏シーンに鳥肌が立ち、現在と過去を結ぶラストに落涙した。感動の余韻に浸って地下鉄で早めの帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする