Il film del sogno

現実逃避の夢日記

メッセージ

2017-05-20 23:50:10 | 映画

5/20(土)晴れ
7時起床。朝食を摂って愛車に乗り隣町のシネコンまで。郊外のシネコン、9:00上映開始ともなれば観客は単身の年寄中心に3割程度。原作小説あるそうだが未読。21世紀の≪未知との遭遇≫。進歩した人類は異星人の意思疎通(表義文字を翻訳)できるまでになっている。さてその目的は?という遊星間の大きな思惑から、宇宙船への各国対応の混乱、そして夫婦・親子という最小にして親密な関係まで、総てに於いてコミュニケーションが重要なキーワードになっている。終盤のクライマックスでは時間軸を使った謎解きあり、間歇的に挿入されていたモンタージュが繋がる。ヒロインの亡き愛娘の恋慕の情と併せて名伏し難い感銘を受けた。打楽器を多用したサウンドトラックが秀逸。心中には深い余韻、そして我々が想像力で埋める余白もまた残る。一旦帰宅して愛犬と散歩。初夏の熱い日差し。午睡の後、夕刻には義父を病院に見舞う。ジムで遠泳。駅前の中華料理店で麻婆丼と餃子の夕餉。

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パーソナル・ショッパー

2017-05-20 00:10:40 | 映画

5/19(金)晴れ
やっとこさの週末。店舗前のテーブルで青空ランチ、サバ味噌煮定食、700円也。難易度の高い案件と低い案件を1件づつやっつけて定刻退社。新宿で途中下車して馴染みの蕎麦屋で腹を作ってTOHO新宿でおフランス映画を鑑賞。都下では2館上映。故かお洒落な若年層中心に場内ほぼ満席。我が隣席はモデル風の女性二人連れ。終わった途端に『何なのよ、これは!』と憤然と席を立って行った。表向きは双子の兄を亡くした霊感の強い女を描いたサスペンス・ホラー。この情緒のやや不安定な美女の振幅がダイレクトに伝わってくるところに監督の持ち味がある。欧州映画らしい落ち着いた色調と緩急つけたカメラの目線。謎は謎のまま解答はない。しかし本当のところは、主演女優の表情・肢体を艶然と撮りたかっただけかもしれない。恐怖に慄く美女の表情ってエロチックである。外国人だらけの歌舞伎町を抜けて帰路に就く。

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