Il film del sogno

現実逃避の夢日記

美しい星

2017-05-26 23:29:09 | 映画

5/26(金)雨時々曇り
休み明けの奉公先では大した変化もなく連休にしても良かったか。調書を1本仕上げてあとは下準備。雨降りなので昼食もビルの食堂でワンコインの弁当を買って30円のみそ汁と一緒に流し込む。キッチリ定刻退社して池袋で途中下車。シネリーブルで本日から:公開の邦画を鑑賞。18:20開始の夜の部は観客30名内外と出足好調とは云えず。妙齢の女性は亀梨、殿方は愛ちゃん目当てか。高齢層の紳士淑女は原作ファン?三島由紀夫の原作小説はかれこれ40年ほど前に読了。当時は≪三島病≫に罹っており諸作全てを読破。本作は世評の通り、異色のSF。監督(シナリオ)は、映像を決意して30年、過去作で落胆したことがない吉田大八。これで期待しない訳にはいかない。時代設定は東西冷戦、原爆・水爆で一触即発の緊張の時代から、現代の温暖化へ。奇矯な味わいの小説が巧妙に再構築されていて感心。映画でしか表現できない視覚を使った暗喩もあり。父親の職業など細かな設定の違いはあれ、大筋では原作通り。正直リリー・フランキーのキャスティングが最も引っかかった。反して佐々木蔵之介は儲け役。ラストも少し説明を加え過ぎの感あり。しかし原作と格闘しつつ自身のカラーも打ち出していたのはご立派でありました。池袋の地下街を散策してカフェで一服して定刻帰宅。

コメント
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