Il film del sogno

現実逃避の夢日記

波光きらめく果て/時代屋の女房

2017-05-30 01:40:36 | 映画

5/29(月)晴れ時々曇り
定刻起床。サンドイッチの朝食をしっかり摂っていざ出勤。午前中は案件なく睡魔と闘う。昼食にワンコインのカレー。午後はライトな調書を2件仕上げて定刻退社。池袋で途中下車して新文芸坐にて渡瀬恒彦の追悼特集、2本立てを鑑賞。観客は中高年層のおとうさん中心に4割程度の入り。もう少し御婦人がいても良いような気もするが、ははぁ、女優目当てでありますね。波光~は、30年振りに再見したが、あれだけのスタッフとキャストをズラリと並べて勿体ない、の一言。もっと面白く出来たろうになぁ。何故つまらなかったのかを云々(分析)する気はサラサラないので愚痴は割愛。円熟期の松坂慶子は役柄そのままに妖艶。ドリフの荒井注が意外な好演。時代屋~を渡瀬の代表作に挙げるファンは多いかもしれない。相手役は、本作の2年後に夭逝した夏目雅子。お話は如何にも松竹調の人情ドラマ。愛すべき善良な登場人物たちの交流が楽しめればそれで良し。朝丘雪路や名古屋章などバイプレーヤーが上手い。バックミュージックで流れる歌謡曲に当時を懐かしむ。映画は風俗世相を映す鏡でもある。

コメント
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