10/12(木)曇り時々晴れ
定刻起床。案件も定期的に来てそれなりの忙しさ。昼食に同期で食す定例の中華。定刻退社して新宿で途中下車。新宿シネマートにてカナダ映画を鑑賞。お若い女子中心に観客20名強と超閑散。3組ほどの女性カップルがおり、≪デート≫にこの演目を選ぶとは気合が入っていらっしゃる。何の予備知識もなく観てびっくり。端的に云ってしまうとレズビアンを描いたポルノ映画。確かにGLBTは未だに少数派ではあるが、映画の題材としては、いちジャンルを形成して名作・佳作も多い。最近では『キャロル』少し前で『アデル、ブルーは熱い色』もう少し遡って『ボーイズ・ドント・クライ』など、ゲイものでも『ブエノスアイレス 』や『ブロークバック・マウンテン』などなど。主演女優の容姿・気風の良さと相まって、濡れ場なんぞ実に興奮致しました。「タチ」と「ネコ」がハッキリしているのも宜しいですね。つまり人を愛し欲するとことに老若男女の隔てはない、という従前の諸作と変わらないテーマをガッツリとハード・コアに描いただけである。やれやれ凄いものを見せて頂いたなと劇場から出ると、次回レイトショウを待つ男性カップルが・・・。演目『離れて、離さないで』は台湾でヒットしたボーイズ・ラブ・ストーリーの「HIStory」シリーズの一編とか。新宿の夜はディープであります。
10/11(水)曇り
定刻起床。4連休後の出勤は少し辛い。奉公先の業務も変化なし。会議が1件。案件を2件仕上げる。昼食にロースかつ定食。700円也。定刻退社して新宿で途中下車。武蔵野館でマリオン・コティヤールの主演作を鑑賞。場内婦女子比率やや優勢で7割超えの入り。激情型のヒロインが愛に突っ走るお話。それも不倫。というのが予告編からの印象。その手の類似作は「アデルの恋の物語」や「ベティーブルー」など、おフランス産に傑作多いですね。情緒不安定な胆石持ちの女と武骨な職人との偽りの結婚生活。終盤の展開と着地点には驚いた。なるほど、このような愛の描き方もあるのだな。中盤までのイライラが一気に霧消されて深い感銘に包まれた。古希を過ぎた女流監督の語り口にすっかりやられました。欧州恋愛映画は奥が深い。