Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ブレードランナー ファイナル・カット

2017-10-26 23:57:19 | 映画

10/26(木)晴れ時々曇り
漸く晴天。気温も程よく秋らしい気候。終日案件なく雑用。昼に同期とコリアン(ビビンバ)料理。定刻退社して有楽町まで徒歩移動。丸の内ピカデリー3、定員540人、若年層優勢で8割以上埋まって盛況。ほぼ全員本日から公開される≪2049≫の予習(再)鑑賞だろう。オリジナル版と92年のディレクターズカットは劇場で観ているので本作は初見のバージョン。1982年公開時は、エイリアンを撮った監督が遅咲きのスター・ハリソン・フォード主演で作ったハードなSFモノ、というのが一般的な前評判。当時軽度の≪ディック病≫に罹っており、著作全作を読破。この貧困と不遇に喘いで映画の完成を待たずして逝去した原作者の追悼の意味合いで観に行った。大画面で展開される物語は、自分の原作に対する想像力を遥かに凌駕したビジュアルであることに仰天した。深遠なテーマと猥雑な近未来。そして全編を覆うやるせなさ。今回見直して、改めてショーン・ヤングの窈窕たること比類なし。更にはルドガー・ハウアーは完全にハリソン・フォードを喰ってましたな。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする