Il film del sogno

現実逃避の夢日記

世知辛い浮世の些事

2020-11-05 20:02:46 | 日記
11/5(木)晴れ
秋晴れ。在宅。特筆すべき事項なし。7:30覚醒、深夜までの読書が堪えて珍しく二度寝。それさえ15分で目覚めて床を上げる。十代の大昔、6時起床して気の張る外出があったにも拘わらず夕方まで寝過ごしたことがあるが、熟睡するにも体力が要る。加齢を感じる時である。愛犬と朝の散歩に出て2度ほど足がもつれる。我が仔が、大丈夫か?という目で吾を見上げる。どっちが主人か判らぬ。いっそ四つ足で歩こうかしらん。クリーニング屋で大量の冬物を引き取る。ビニールの手提げ袋は有料だという。大は10円、中が5円。小銭入れの1円玉を5枚集めて、衣類をパンパンに詰め込む。我ながらセコい。スーパーで定番の果実・野菜を吟味する。梨やマスカットなど、旬のモノがここぞとばかり高値なのが許せない。ミョウガやイチジクなどは庭になっていた幼少時代を懐かしみ、どうにも金を出して買う気になれない。夕刻、二駅隣のカフェまで散歩を兼ねて出向く。ウェイトレスのいる高級喫茶店であるから使い捨てのおしぼりも厚手の抗菌仕様。使わずに持って帰って貯めておく。帰宅してポストを覗くと国際的な慈善団体から毎度のご案内。以前出来心で株の配当金を寄付してから定期的に善意を≪慫慂≫される。えぇい、あぶく銭だい、お好きにお使い下さいまし、と毎年同額寄贈できたら、さぞこの薄汚れた魂は浄化されることだろう。あっ特売のモヤシ(28円)を買うのを忘れた。自身を矮小化して考えるような日は早目に寝るに限る。
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