1/14(日)晴れと時々曇り
明け方就寝9:15起床。朝食後に愛犬と散歩。通信機器をコンビニで返却してソフトバンクショップで割引の申請。一旦帰宅して再度愛犬と散歩。家の掃除をしてあとはのんびり過ごす。BSで高倉健/勝新太郎/梶芽衣子のトライアングル主演映画の後半1時間を観る。斉藤耕一監督。1974年製作。当然3者ともに若い。和製«冒険者たち»だそうな。お話は大したことがなかったが画像がきれいで各人の見せ場・個性で魅せた作品。昼に汁粉の残り。夜は賞味期限を過ぎた特製焼きそば。夜は愛犬と入浴。TVドラマ(法廷モノ)を漫然と眺める。
1/13(土)晴れと時々曇り
8:15起床。9:30に愛車で愛犬家人と乗り合わせ小川町まで義父を訪ねる。昼には帰宅して夕方までのんべんだらりんと居間で過ごす。夕食前にジムで水中歩行。定期身体測定して前月比2ポイント悪化。体重微増、肥満が定着化しつつある。夕食後に近所のシネコンで本日初日の邦画をレイトショウ鑑賞。観客8名と閑散。芥川賞作家による原作小説は未読。ピカレスクロマンは小説・映画の一ジャンルとして魅力定期な主人公数多あり。本作もタイトル通り邪悪なるものとして育てられた主人公のお話なのだが、設定が唐突で説得力がない。思わせぶりな演出と絵造り、耳障りなサウンドトラックが盛り上げようとすればするほど内容は空疎になる。役者の力演虚しく不発の花火の如し。良かったのは新木優子ちゃんの清冽な美貌のみ。
1/12(金)晴れ時々曇り
寒波襲来で寒い朝。一日半振りの出勤であるが案件なく、問い合わせと事前相談が何件か来ていた模様。各所に連絡して再来週の出張を段取る。昼食に蕎麦とカレー丼。定刻退社して池袋で途中下車。シネリーブルで本日初日の邦画を鑑賞。若年層の女子中心に2割程度の入りと出足は悪い。直木賞候補作である原作小説は未読。昨年放映されていたTVドラマも未見。つまり予備知識はゼロ。落ち目のシナリオライターと教え子の色男、それに絡む女性たち。着眼は悪くはないのだが全く楽しめなかった。間延びした演出と状況や心情をセリフで説明し過ぎたシナリオが頂けない。終盤など欠伸を噛み殺すのに難儀をした。そこそこの役者を配して各人の熱演が勿体ない。この監督は作品の出来・不出来の振り幅が本当に大きい。
1/11(木)晴れ時々曇り
通常より一時間寝坊できて市ヶ谷へ健康診断を受けに行く。8:30健保会館到着。ほぼ1時間強で全ての検査を終了。近所のファミレスで遅い朝食を摂ってバリウムの排出に気を使う。1時間ほど店舗で粘って会館に戻り目出度く通事あり。有楽町へ移動して日比谷シャンテにて都下単館上映の英国映画を鑑賞。場内上品な紳士淑女で3割弱の入り。半世紀前に没した彫刻・画家の名前と代表作くらいは知っているが予備知識はない。晩年に自画像モデルとなった作家との18日間が描かれる。ほぼ全編アトリエが舞台の室内劇。気まぐれで好色、ズボラなようでチャーミング。対象(モデル)に対する鋭い観察と哲学的な洞察などなど。これらを熱演した名優ジェフリー・ラッシュの成り切り振りに尽きる。試行錯誤と苦悩の末に終盤で映し出されたその自画像は、平面なキャンパスから立体的とも云える人物が浮かび上がっていた。妻・愛人・実弟・画商など登場人物は少ないが、各々濃密な関係が丁寧に描かれ上質な作品でありました。早目に帰宅して愛犬と散歩。寒波が来ているようで寒い。
1/10(水)晴れ時々曇り
案件もないが事前相談の下調べに半日。昼食にワンコインのカレー。午後半休。有楽町へ出張ってスバル座にて大林宣彦監督の新作鑑賞。チケット売り場の横に張り出されているポスターにある監督自身の口上書を読む。檀一雄の原作小説は10代の頃に既読。これに感銘を受けてデビュー作にしようというのだから監督のロマンチスト振りが窺える。映画製作に様々な制限はあろうが、40年以上温めた企画を実現するとは尋常でない情熱である。娯楽性があるわけではなく物語として面白いわけでもない。あぁ、これは自身の描いたイメージそのままに撮ったのだろう。魂の叫びのようなメッセージを感じることは出来る。不吉なことを云うようだが、本作は稀代の映像作家の遺言ではないかと思ふ。ゆえに安直な点数評価は控えたい。自宅最寄りのイタリアンで夕食を摂って早目の帰宅。愛犬と夜の散歩。久々にTVでドラマを観る。贔屓女優主演、恩人が写真のみで出演していて笑った。
1/9(火)晴れ時々曇り
松も取れて平常業務の週明け。定刻起床、定刻出勤。懸案の難件をやっつけて新規も1件。昼食に石焼ビビンバ980円也。食後の首相官邸まで散歩。午後に調書を仕上げて定刻退社。新宿で下車して武蔵野館で英仏独蘭瑞比と欧州6か国合作のウエスタン?を鑑賞。全国4館の興行規模にも拘わらず中高年の男性単身者中心に20名前後と閑散。全く予備知識なく観てびっくり仰天。カテゴライズは困難であるが、極めて挑戦的な意欲作であることは間違いない。フェミニスト、動物愛護者、幼児虐待がダメな方々は回避が無難。たっぷり不快な気分にさせられる。にもかかわらず2時間半の長尺を息をつめて見続けさせる語り口の巧妙さと不気味なパワーが漲っている。タイトルの直訳は硫黄だが≪fire and brimstone≫で「地獄の業火」という意味もあるらしい。いつの間にすっかりオトナの女性になったヒロイン(ダコタ・ファニング)の受難年代記。お屠蘇気分がぶっ飛ぶ快作だと思ふ。
1/8(月)曇り後雨
連休最終日。4:00就寝9:15起床。朝食後に愛犬と散歩。午後から新宿へ出張りシネマートでインド映画を鑑賞。単身の高齢層のお父さん達が過半で3割弱と程よい空き具合。ほとんど見かけなかったが、興行サイドは妙齢の婦女子に観て貰いたい作品ではないか。結婚式をドタキャンされて傷心の一人旅をするヒロインのロードムービーであり成長譚。インド映画のお約束(要所にヒロインの心情をフルコーラスの楽曲が歌い上げる)で2時間半の長尺となっているが、内容は90分で語れる。まぁ良い話ではありますね。パリで知り合ったシングル・マザー(リサ・ハイドン)がイケてました。映画は世相の映し鏡である。人口13億を突破したかの国では、女性が古い因習から脱却してに社会進出してゆくのだろう。夕食は特製餃子ほか。
1/7(日)晴れ
連休中日。8:45起床。朝食後に愛犬と散歩。午後からジムで遠泳とサウナ。スーパーのレストスペースでコーヒーと甘味。帰宅して再度愛犬と散歩。夕食に特製焼きそば。BSで«ラストサムライ»再見。改めて良く出来たで聖林大作であることを再認識。深夜に愛車を駆ってシネコンへ。零時20分開始の英国映画を鑑賞。場内若年層に2割弱の入り。開巻から怒涛のカーチェイスで掴み充分。前半だけで料金分は楽しめた。冷戦終結以降、間諜モノは仇敵(国家・体制)との緊張感がなくなり、今作では不本意だろうが麻薬シンジケートとの荒唐無稽な死闘がテーマ。少々露悪的なところもあるが、物量にものを云わせたプロダクションデザインとスピーディーな演出、玄人好みのサウンドトラック、更にはオスカー級の名優たちの大真面目なお芝居が相乗効果を挙げている堂々たる門松演目でありましょう。お国柄や人種・階層を茶化したギャグもあったようだが言語のニュアンスまでは解らず。それにしても古希を迎えた大物アーチストまで引っ張り出して、ユーモアの総本家である英国の悪ふざけは筋金が入っている。
1/6(土)晴れ
連休初日。9:00ジャストに起床。スーパーで食材調達。特製オムレツのブランチを摂って愛犬と散歩。午後から新宿へ出張り角川シネマで大映女優祭、衣笠貞之助監督、山本富士子主演の«春琴抄»の映像化。田中絹江、京マチ子、ぐっと下って百恵ちゃんなども演じているがやはり山本お琴が一番しっくりくる。相手役の本郷功次郎は少々体育会系で男らしすぎる。ともあれ女形出身の衣笠演出はしっとりしていて雅(みやび)を感じますな。ついでフロアを移動してシネマートにて本日初日の邦画(舞台挨拶付)を鑑賞。実際に起きた殺人事件を下敷きにした暗いテーマのお話。様々な現代的な病巣が描かれるが、本能的・場当たり的な悪女の犯罪譚。監督は以前から注目していたが、無名ではあるが俳優陣の体を張った熱演でなかなかの力作。終演後に観るヒロイン役の女優の華奢なこと。女優は化けてなんぼ。帯同者と毎度の洋食屋で合評会。
1/5(金)晴れ
初出勤。はや週末。賀正の挨拶をして年越しの雑用を少々。午前にミーティング。昼に定番化しつつあるカレー。午後は案件ひとつを仕上げて定刻退社。新宿で途中下車して歌舞伎町のTOHOにて本日初日の邦画を鑑賞。世代まちまちで割程度の入りと出足は芳しくない。コンゲームものと云うより、おかしな家族や仲間との関係を描いたコメディーとして観るべきだろう。但し少々中途半端な印象。達者な主演ふたりと渋い脇役陣との絡みは悪くはない。毎作«百円の恋»のような傑作が生れるわけもなく。松の内に気楽に観られる軽喜劇。帰宅して愛犬と散歩。夜気は流石に冷たい。
1/4(木)晴れ
8:45起床。定番のサンドイッチを孤食。午後には自転車で阿佐ヶ谷まで。ラピュタにて年末&新春特集≪コメディ天国It's笑Time!≫の演目からまずは木下恵介の旧作を鑑賞。初見、目当ては贔屓女優・岡田茉莉子であったが、吉田輝雄と田村正和が兄弟と云うのも凄い。この頃から徐々にTVへシフトしているのが解るような作風。良質なドラマの量産というのも松竹の大看板だった監督の大きな功績のひとつだろう。ついで川島雄三の重喜劇を鑑賞。キャパ50前後の小さな小屋がほぼ満席。再上映の機会が多いのは監督の晩年の作品で役者陣が豪華絢爛だからだろう。森繁久弥・淡島千景・フランキー堺・加東大介・三木のり平・池内淳子・木暮実千代・水谷良重・団令子・山茶花究・岡田真澄・益田喜頓などなど。08年12年と4年周期で鑑賞している。お話は他愛のないモノでショートコントを繋いでいるかのようで役者の出し入れが忙しい。フランキーのリズム感と森繁の活舌の良さに感心。ユーモアの中にニヒリズムが漂う。夕餉は喜多方ラーメン。夜はジムで入浴とサウナ。
1/3(水)晴れ
9:45起床。トーストとオムレツのスペシャルブランチ。午後には近所のシネコンでジャッキー・チェンの新作を鑑賞。キャパ100席弱の小屋とはいえ中高年中心に8割程度の入りはご立派。還暦過ぎても成龍は健在。ド派手なアクションものとは違うが≪寅さん≫シリーズを観ている時の感覚に近い。お話や引用も解りやすく、中国・インドの若手俳優(美男美女)との絡みや定番のコミカル・スパイスもあってエンタメの王道的造り。ライオンさえ熱演して程好いB級テイストがたまりません。ラストの大団円(ダンス)では不覚にも眼前に陽炎がたった。多幸感に満たされてエンドロールを見上げた。愛犬と散歩を3回。夜はTVで«君の名は。»を再見。間断ないCMの挿入は興を削ぐ。やはり大画面で観てこその大作だろう。
1/2(火)晴れ
8:45起床。雑煮とおせちのブランチ。昼前に近所のシネコンで今年の初鑑賞。キャパ100席ほどの場内はローティーンの女の子たちばかり10数人と閑散。少女コミックの原作あるようだが未読。いつの時代でも制作される学園恋愛モノ。通常は冴えない少女のシンデレラ・ストーリーが定番だろうが、本作はそれを真逆にしたところが新味か。デフォルメされた設定と役者の過剰演技さえ許容すれば割と楽しんでみることが出来た。正月早々粗探しなどの野暮はいけない。スポ根やラブコメは古典落語と同様に旬の役者がヒーロー・ヒロインを如何に元気良く演じるかに尽きる。健人君も祐奈ちゃんもスクリーン映えしてファンは納得でありましょう。そのままとしまえん駅で洋菓子を調達して自転車で実家へ。夕方から一族恒例の新年会。17:00から21:00まで楽しい宴席。22:00前に帰宅。
1/1(月)晴れ
6:00起床、コーヒー一杯飲んで愛車で小川町へ。7:50施設到着。義父を乗せてとんぼ帰りして9:30自宅着。10:00より一家揃って雑煮とおせち料理を食す。賀状の整理と散歩。夕食は恒例のすき焼き。19:00には再度義父を送りに施設を往復。
12/31(日)曇り一時小雨
10:00起床、定番の朝食を摂って愛犬と散歩。居間でゴロゴロして午後に買い出し。夕方から餃子造り。倅が帰宅して夕餉を囲む。紅白歌合戦など眺めて年越しを迎える。午前零時半就寝。