1/20(土)曇り時々晴れ
7:30起床。近所のシネコンで洋邦画の梯子鑑賞。著名な英国児童文学の映像化。一昨年公開されヒットしたパートワンの続編。9時台の開始時間ゆえ場内は観客20名強と閑散。CG/SFXも進化。主人公の造形は前作以上に表現豊か。姿かたちは野生動物のままに誠実・知的でユーモラスなキャラクターは誰からも愛されるだろう。お子様向けのファンタジーものだと思ったら大間違い。超絶的な編集と撮影技術、練り込まれたストーリー展開でオトナも充分に楽しめる。脇を固める人間たちも各々の性格付けと特技が伏線となって要所でキチンと回収されて感心かんしん。ヒュー様が憎々しく楽し気にヒール役を好演しておりました。根っからの悪人不在、死者も出さず、善意は周囲を明るくして優しさは連鎖する。老若男女誰にでもお薦めできる臍下丹田が暖かくなる佳作。長澤まさみ・高橋一生ダブル主演というのは一定の集客が期待できるキラーキャストなのだろう。TSUTAYAが企画を募ってグランプリを獲った作品だそうな。丁寧に創られたミステリー・ロードムービーだとは思ふが、隔靴掻痒たる心持で少々イライラした。演出のリズムか、キャラへの違和感か。題材は悪くないのでやはり語り口か。そもそもこの手の複雑な役をまさみ嬢に演らせてはいけないのではないか。良かったのは川栄李奈の廻し蹴りと松たか子の楽曲のみ。帰宅して愛犬と散歩。夕方から池袋で土産の洋菓子調達。ジムでひと汗流してスーパーで夕餉(寿司)を調達して帰宅。