3/15(木)晴れ時々曇り
気温22℃と5月中旬の陽気だそうな。やや風強し。昼に霞が関ビル地下店舗で日替わり(ハンバーグ)定食。950円也。案件をサクサクやっつけて持ち越しなし。定時退社して新宿で途中下車。シネマートで韓国映画を鑑賞。小さい小屋に単身者ばかり20名弱と閑散。平凡な男の立身出世(栄枯盛衰)を描いた一代記。時宜を得た題材で、かの国では歴代大統領が皆々お約束の如く退任後に罪に問われている。権力は魔物也。手中にする者、靡く物、諂う者、対峙する者。テンポ良く情報量のみっちり詰まった作品でありました。嫁さんや女性監察官などが良いアクセントになっていた。早目に帰宅したので愛犬と夜の散歩。
3/14(水)晴れ時々曇り
日中の気温が20℃まで上昇して初夏の陽気。幹部社員のみ忙しい我が部では下役社員は暢気なものである。昼にロースかつ定食。700円。年に何回もないが定刻退社してまっすぐ帰宅。愛犬と散歩してゆっくりTVドラマなど見てくつろぐ。
3/11(日)晴れ時々曇り
9:00起床。朝食後に愛犬と散歩。10:00予定通り電気工事屋がやって来て居間のシャンデリアをLED照明に替える。本体36,000円、工事費7千円。午後はジムで水中歩行、定期測定はマイナス1ポイント。運動不足の割には現状維持か。更に近所のシネコンで12:50開始の洋画を鑑賞。米国マーベルコミックのキャラクターもの。次から次へとスーパーヒーローが出てくるものである。アフリカの秘境、表向きは後進国の王様が主人公。実は希少鉱石ヴィブラニウムによって超ハイテクなインフラを持つ国家なのだが・・・。IMAXで観たおかげでアクションシーンは2割方気分高揚。如何にもハリウッドらしい展開と結末。新味はないが王様の近衛兵がスキンヘッドの美女たちで実にクール。帰宅して再度愛犬と散歩。夕食はスーパーの握り寿司。
3/10(土)晴れ時々曇り
8:30起床。朝食後に愛犬と散歩。近所のシネコンで9:50開始の邦画を鑑賞。ライブビューイングによる初日舞台挨拶付。場内婦女子9割以上で満席。岩田・斎藤・北村と男優陣は相当なキラーキャストであろう。原作未読。小説は叙述トリックが肝であり、映像化にあたってはそのあたりは時系列に編集の工夫在り。役者の熱演もありなかなかの力作でありました。帰宅して再度愛犬と散歩、部屋の掃除などをして夕方近所の自転車屋で新車を購入。シートや保険や引き取り代金を含めて3万円弱。快適なり。
3/9(金)雨時々曇り
5:45起床。7:00池袋着。巫女の御宣託を聞く。8:30新宿TOHOにて米国インディー映画鑑賞。パキスタン人のコメディアンと彼女との恋愛もの。人種や宗教・文化の違うふたりが彼女の突然の病気という障害をどのように乗り越えるか。両者の家族を絡めた家庭劇。科白の応酬が面白い。ホリー・ハンターを久し振りに観たが達者に歳を重ねている。上手い。昼食に蕎麦。カフェで一服して日中合作を梯子鑑賞。チェン・カイコ―は≪さらば、わが愛 覇王別姫≫で思い入れのある殿堂入り監督の一人。こんな羊頭狗肉の珍品を見せられても応接に困る。腹具合悪し。床山で散髪。自宅近所のファンレスで一服して帰宅。
3/8(木)雨時々曇り
ひとり御前会議の案件がなく多忙な同僚を尻目に週末の休暇取得を目論む。昼にワンコインの弁当。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーでアイルランド=カナダの合作を鑑賞。サリー・ホーキンスは、大ヒット中のオスカー作品に主演しているが、本作はその前年の製作。実在したカナダ人画家の伝記もの。粗野な夫と薄幸の妻。倹しい夫婦の生活は、俗世から隔絶されたようにも見える。主人公の描くシンプルな絵画は色彩豊かで何とも云えない温かみがある。ホーキンスは本人が憑依したかと見紛う入神の演技。一方でイーサン・ホークもキャリア最高の仕事をしている。アイルランド出身の女流監督の眼差しは柔らかく繊細である。初夜でのダンスと抱擁シーンには心底泣けました。倦怠期に入った連れ合いとご一緒に鑑賞することをお勧めしたい。
3/7(水)晴れ時々曇り
日記は毎日書かないと天気や昼食に何を食べたかも忘れる。サクサクと仕事をやっつけて定刻退社して新宿で途中下車。シネマカリテにて英国映画を鑑賞。全国10館に満たない興行規模だが場内サービスデーと云うこともあり若年層女性優勢で満員御礼。このギリシャ人監督の作品は好評だった«ロブスター»は見逃して過去作にも接してないのでファーストコンタクト。いやはや世界にはまだまだ未知なる世界観を持った映像作家がいるのですな。特異なカメラアングル・構図・サウンドトラックなど視覚・聴覚でじわじわと不快感を煽り、受け手の余白を埋める良からぬ想像力が一体となってサスペンティックな体験でありました。皆々眼つきが怪しく言動も不可解。不気味な闖入者ものとして実に良く出来ている。ニコール・キッドマンはこうしたアート系欧州映画が良く似合う。その裸体は泰西名画の如き神々しさがある。見惚れますな。後味の悪さも一級品。
3/6(火)晴れ時々曇り
膝の痛みが取れず駅までの徒歩が辛い。早朝にミーティング。さすがに期末、案件も立て込んでくるはず。昼食に蕎麦とアサリ丼のセット。900円也。定刻退社して池袋で途中下車。シネマロサにてアレクサンダー・ペインの新作を鑑賞。最後尾に若いアベック、我はど真ん中に座り観客3名で上映開始。薬品で身体縮小した冴えない中年男のお話。設定だけはSFっぽいが、徐々に展開する主人公の受難(?)は先が読めませなんだ。シニカルなペインらしいが、ベトナム女性との絡みには泣けてきた。当たり前のことではあるが人の幸福とは富や名声ではないということだろう。
3/5(月)曇り時々雨
曇天の週明け。昼食は最上階の社員食堂でワンコインの弁当。業務も進捗はまずまず。定刻退社して新宿で途中下車。角川映画で邦画アニメを鑑賞。観客ひとケタと超閑散。過半は単身の女性。原作小説未読、TVシリーズも未見。著名な作家たちの名を借りた異能力者(?)のバトル、らしいが久し振りに全くお話についていけずに難儀をした。入場特典で配布されていた文庫本を読んでも心に響くところなし。ネットの高評価が信じられない。まだまだ未知の領域が多い。
3/4(日)晴れ時々曇り
気温20度と4月下旬の陽気。午前中は義父を見舞う。帰宅して遅い昼食にうな重(松)を奮発する。同居人と7千円の出費。隣駅の家電量販店で居間の照明を購入。三万五千円(税・工事費別)なり。ジムで入浴とサウナだけ入って帰宅。膝の具合は小康状態。
3/3(土)晴れ時々曇り
陽気続く。9:00隣町の整形外科で膝の診療。レントゲン撮影と問診・触診による医師の見立ては加齢による軟骨の摩耗と靱帯損傷。生活上のアドバイスを受けてクスリと湿布をを受け取る。計5千円弱。愛犬と散歩に出て早目の夕食。夜は近所のシネコンでイーストウッドの新作を鑑賞。欧州列車内でのテロ事件に材を取った(というより当事者を出演させた)異色のセミドキュメンタリーのような作品。まず事件があってこうした企画を思いついたのか。無名俳優を使った良く出来た≪実録映画≫のような出来栄え。サラリと撮ってはいるが挑戦的な作品であると思ふ。
3/2(金)晴れ時々曇り
春一番が吹いて気温も15℃近くまで上がる。いよいよ春めいてきた。昼に明太子食べ放題の定食屋で鶏から定食。1,080円。多忙そうな同僚をしり目に定刻退社して新宿で途中下車。歌舞伎町のTOHOシネマで今年度オスカー最多ノミネーション作品を鑑賞。公開二日目。場内ほぼ満席。このメキシコ出身の異色監督の諸作は、既にひとつのジャンルではないか。実にシンプルな異類恋愛譚ながら不穏な時代背景と徹底的に造り込んだプロダクションデザイン。統一された美意識と適度なエロとグロ。スタッフ一丸となったダーク・ファンタジーの極北を見せて頂きました。いまTVやゲームにかじりついている子供を𠮟ってはいけない。将来とんでもないクリエーターになる可能性だってある。その圧倒的な映像美は大画面で観てこその迫力だろう。
3/1(木)雨後晴れ
深夜から本降りの雨。定時より若干早めの出勤。月末も去ってのんびりと軽い案件の調書造り。昼にワンコインの弁当。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで新旧贔屓女優競演のハートウォームストーリーを鑑賞。嫌味で我の強いおばあちゃんと追悼文ライターの交流。予告編通りの展開と結末。傘寿過ぎてもマクレーンは達者だな。«アパートの鍵貸します»«愛と追憶の日々»が懐かしい。疑似親子3世代のキャラを際立たせたシナリオ良し。懐メロのサウンドトラックも良し。幸福な心地で劇場を後にする。