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アサーティブ・コミュニケーション力を高める会話例

2025年01月09日 06時35分58秒 | 中小企業の人事・組織

中小企業診断士の竹内幸次です。今日は東京都目黒区の中小企業のコンサルティングをします。

今日はアサーティブ・コミュニケーション力を高める会話例についてです。

【アサーティブ・コミュニケーション力を高める会話例】作成 中小企業診断士 竹内幸次

組織活性化の1つの手法にアサーティブ・コミュニケーションがある。アサーティブ/assertiveは「自己主張する」という意味であり、組織内のメンバーが適切な方法で自己表現することで組織内の心理的安全性を高め、組織運営の生産性を高めるために導入される手法である。

アサーティブ・コミュニケーションのような組織活性化関連の言葉は、結局は人が持つべき基本的な対人力や傾聴力、表現力を高めることで組織活性化を進めることと同義だと感じる。

問題は、具体的にどのように部下等と接することがアサーティブ・コミュニケーション力を高めることになるのかだ。

実践的なトレーニング手法を以下のように整理する。

(1)「わたしメッセージ」の活用
「あなたが~」ではなく「私は~と感じる」という表現を意識的に使う。例えば「あなたの説明は分かりにくい」→「私にはもう少し詳しい説明が必要です」にする。

(2)アクティブリスニングの練習
・相手の話を遮らず、最後まで聴く
・相手の発言を要約して確認する
・非言語コミュニケーション(うなずき、アイコンタクト)を意識する
・「なるほど」「確かに」など、相手の発言を受け止める言葉を適切に使う

(3)アサーティブな表現の構造化
状況→感情→具体的な要望の順で伝える習慣をつける。例えば、「今期の事業企画を作っているのだが(状況)、君のアイデアを参考にしたい(感情)。明日までに企画案を3つ提案して欲しい(要望)」。

(4)NOと言う練習
・理由を簡潔に説明しながら断る
・代替案を提示する習慣をつける
・謝罪過多を避け、建設的な提案を心がける


▲アサーティブ・コミュニケーションの特徴

スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。

2025年1月18日に中小企業講演「ビジネスに活かす生成AI」を東京洋装協同組合で行います。

関連記事:中小企業診断士竹内幸次の「組織を活性化するための3つの視点」記事


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