ホテルを出て、バスでピレウス港へ。
豪華客船が並ぶ港をツアー客39名を乗せたバスが走る。
「きゃー、素敵!」「きれいな船ねえ。」と声を上げる客に、添乗員が明るく「皆さ~ん、あれは1週間以上のクルーズ船です。私達の船は、もっと可愛いで~す。」
前もってネットで調べていたので、まっ白い客船でなくて、船体が黒なのは知っていたて、ミニ・タイタニック号を連想していたが、実際見てみるともっと可愛い。というか、フェリーみたい。
身分相応。
乗り込むのに、建物の中でスーツケースを預け、チェックイン(パスポートを預けて、代わりに クルーズカードをもらう)するんだが、39名様全員なんで待ち時間が長い。
チェックインする他の客を見ると本当に「カジュアル・クルーズ」だ。
外人(当り前か)チェックインの列に横入りされる。
ようやく乗船すると、スタッフにクルーズカードに書いてある部屋へ案内してもらう。母という老人を連れているので、親切だ。
まとめて、船の事を紹介する。
部屋はあとから調べたら、12平米で、個人で正式に申し込むと591ユーローの部屋でした。とは言っても、デッキ4(4階)って、客室では一番下。
部屋自体は、過ごしやすかった、照明も明るいし、ちゃんとそれぞれのベッドの枕元に明かりもコンセントもあるし。
クルーズカードが、部屋の鍵にも、キーボックスに挿すと電源ONにもなる。
写真の右の扉がクローゼット。左がバスルーム。風呂はもちろんシャワーだけど、固定式じゃないから使いやすし、水量・温度とも問題なし。ただ、排水が悪いので、高さ5cmの、トイレとの防水壁からあふれないように水量調整をしながら使う。
観光中、1日2回、部屋の掃除もあるし、タオルもその際使用してたら替えてもらえる。
食事はバイキングのみ。
ほぼ定員の600名近く乗っているので、さばききれないのが現状。
10分位、並ばないと食事はとれないし、レストランの席には中々座れない。外のプールの横やラウンジを使用しても席が足りないので、空いてる席を見つけたら、ガンガン相席。インド人やら、日本に留学経験のあるアメリカ人とも相席になった。
アルコール類は有料。コーヒー、紅茶は頼むともってきてくれるはずなんだが、夕食時には、なかなか持ってきてもらえない。
あんまり小さいんで、海に波が出てくると、モロに影響を受け、プール自体が時化る。そのため、ちょっちゅう水が抜かれて、落下防止のネットが張られてた。
写真は、水を抜かれる直前の、時化たプール。
他にもサンデッキ、ジャグジー、サンデッキなどもある。マシンは5台しかないけどジムもあった。