落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「第2回したまちコメディ映画祭in台東」クロージングセレモニー

2009-09-26 22:37:54 | 映画

Img_0001 第1回に行って「第2回はあるのかあ?」と思ってが、あったし、昨夜行った。

「クロージングセレモニー」も兼ねていたので、盛り沢山の内容だった。会場は満員だった。

まず、コメディ栄誉賞の授与で、受賞者のコント55号の登場!

「二人が揃った姿が見られるのもこれが最後かも・・・」と思うとちょっとウルウル。

小さな歩幅で歩く二郎さんを欽ちゃんが、肩を押して歩かせるのも、二郎さんのトボケタ返答も、プレス用の写真を撮り終わったら一人で去っていってしまったのも、全て二郎さんの「ボケ」の演技と思いたい。

まだ75歳、頑張れ二郎さん!

Photo 次に短編コンペティションの発表&授賞式。

「観客賞」も「グランプリ」も《奴との遭遇》という映画。この監督のトボケタコメントが良かったのだが、審査員の大林宣彦のコメントが長かった! 良い話だけどね。

その分の時間で、受賞作品を観たかった。

審査員で、しりあがり寿が見られたのは良かったけど。

Img_0003_2

 

で、セレモニー後が↑。

まずは、日本チャップリン協会代表の大野裕之氏が持ってきた、チャップリンのNG集。NGって言っても、チャップリン自体が気に食わなくて、テイク588とかの取り直し。完璧主義者だ。映画史の講義を聴いているように真剣に聞いてしまう。

NGを集めてフィルム上映の際は、一緒に舞台に上がってた、山寺宏一がたまらず、アドリブで声をあててしまう。すると、羽佐間道夫も負けるもんかとやり出す。

次に、羽佐間道夫、力石真介、井上喜久子が、1935年作の無声映画「子宝騒動」というドタバタ喜劇を上映し、その場で口演ライブ。この映画は斎藤寅次郎監督で、山田洋二はこの人の名前から寅次郎をもらったんだって。チャップリンの影響を強く受けた、34分のナンセンスドタバタ映画だった。

それから1917年の20分の映画「チャップリンの冒険」を山ちゃんが台本持たず、一人でハイテンションであてる、しゃべりまくる。すげー! チャップリンもすごいけど、山ちゃんもすごい!

充実の2時間半だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする