落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

冬の上海3泊4日(実際2日間)2

2010-01-03 21:59:33 | 旅行記・中国

Img_0001_3 12月28日(月)

やっぱり薄暗いレストランで朝食のバイキングを食べて出発。

ベルボーイも誰もいないので、タクシーは自分で拾わなければならないが、なかなか空車が来ず、10分くらいでやっと拾える。

「外灘観光隧道」と書いたメモを見せるんだが、運転手保護のアクリル板が運転手をすっぽり包み込むようにあるんで、見せにくい。

外白渡橋を渡るまで渋滞。

渡っても中山東一路が工事中でまた渋滞。

左の写真はタクシーの領収書なんだが(朝は2回ともくれた)、8:55分に乗車して9:21下車、5.8km乗って26元(1元15円だから390円)とちゃんと細かく書いてある。安心だ。

A01_2 あすこだからと運転手さんが指さしてくれて降りたんだが、黄浦公園全体が工事中なんで、どこが入口か分からん。すぐそばにあった地下道に入ったら、その先の左側が「外灘観光隧道」の駅(?)だった。

すごっ~く寂れた、怪しい観光地の遊園地みたいな入口だ。往復50元のチケットを購入。

650mの、東浦区に通じる海底トンネルをちっちゃい1両編成の電車みたいのに乗って5分。

A02その間「イルミネーションのトンネルをくぐり抜けて~。ミラクルなBGMの演出も加わり、まるで新旧の町の間をタイムスリップした気分になる」とガイドブックあったので、楽しみに乗る。

ハハっ、車両は立派なんだが、光のイルミネーションが、入り口の雰囲気とリンクしてる。まあ、話のネタにどうぞって感じ。

で、対岸の、高層ビルが立ち並ぶ東浦区に到着。

A07 歩いて5分位の「上海海洋水族館」に向かう。ここは120元。水族館は趣味だからね。

アジア最大級と銘打つだけあって、魚の種類・量が多い。ひとつの水槽に結構な数の魚が入ってる。

約3,000種一万匹の生物がいるらしい。結構死ぬのに、メンテナンスはどうしてるんだろうか?世界に散らばった華僑(死語?)が手配してくれてるのかな?

A08海水魚だけでなく、淡水魚も充実。また、魚がいる場所の再現を分かりやすく展示するため、ひとつひとつの水槽の背景に絵が描いてあったり、波打ち際などを小道具を使って表現している

で、ここのメインは地下2階にある155mの地下隧道。

ワクワクして入っていくと・・・。水槽のトンネルの通路の片側が、ものすごくゆっくりした動く歩道になっている。

A09 水槽は4つ。グアムの水族館のトンネルと雰囲気が似てる。惜しいのは、水槽の高さがないので、天井部分の水深が浅いので、今一海底にいる雰囲気が出ないことかな。

月曜のせいで、見学者はほとんどなし。ゆっくり見れた。

次は、となりにある「東方明珠塔」というアジア一のテレビ塔に向かう。多分、普通の観光客は「上海環球金融中心」という森ビルが建てた492mの高層ビルの100階の展望台に行くんだろうが、私はやや高所恐怖症なので、ちょっと低い「東方明珠塔」にしておいてやるのだ。

A10 このタワー、記念写真を撮る中国人団体は多いのだが、チケットを買って入場する人は、すっごく少ない。

形が面白いけど、入場料が一番安いチケットで100元だからか?

エレベーターに乗る手前で、セキュリティーチェック(手荷物のX線検査)があるんだが、ペットボトルを取り上げられた。

100元のチケットでは、3つある球の真ん中まで。260mの所だ。しまった。マカオタワーよりちょっと高い。

高所恐怖症のため(でも登るんだから軽度なんだろうな)吐き気と闘いながら、徐々に窓際へ。晴れてるんで、下が見渡せる。でも、街を眺めるには高すぎるので、明りが見える夜の方がいいかも。

A12 だんだん耐えきれなくなってきて、下りエレベーターを探すと、階段で1階下に行く矢印が。で、そこは、ぐるりと一番外側の床がガラス貼りになっている場所がある。ちょっとだけ、勇気を持って行ってみる。と、なんと一方通行で、はるか彼方に出口が・・・。

歩く所はちゃんと床があるんだが、そのすぐ傍がガラス貼り・・・。本当に吐くかと思った。しかも、下りエレベーターに乗るのに、空いてるはずなの10分位並ばさせられた。こんな並んで、傾かないかと心配になる。傾くわけないじゃん。

A14 1階に戻ると、ご当地キティちゃんが笑ってた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アバター」

2010-01-03 00:41:04 | 映画

A01 先に観た高校一年の甥が言ってた。「つまんなかった。」

確かに、微妙だ。

SFにしては中途半端。ストーリー的にも、パンドラの描き方も。ダンス・ウィズ・ウルブスの簡易版みたいな話だし、説教くさい。前半、主人公がナヴィ族の生き方に魅せられていく様子が長いし、ネイティブインディアンの教えに共感していく白人そのものだ。

A04 パンドラの、空中に浮かぶ岩もどっかで観たことあるし、植物は結構海の中の生物から取ってるし・・・。「タイタニック」の時発明した水中カメラでいろいろ撮ったから、そこからヒントを得てるんだろうけど。もろに“イバラカンザシ”出てくるし。ダイバーならバレバレのネタ。

ナヴィの村を襲いに来るブルトーザーは「THIS IS IT」か? 

「風の谷のナウシカ」も頭をかすめる。

ただ映像はすごい。頑張って(2,200円だからね)アイマックスシアターの3Dで、観た甲斐はある。CGは素晴らしい。確かに映像革命に立ち会った感はある。

ここでも、「パブリック・エネミーズ」のスティーブン・ラングが、憎々しい大佐役で活躍!

ミシェル・ロドリゲスも死を覚悟して人類を裏切るヘリの女パイロット役がカッコいい!

A05_2 そうなんだよ、結局役者さんなんだよなあ。

観客は人間だから、頑張る人間の役者さんに共感するのさ。

だから、けなしながらも「2012」の方が面白く感じてしまうし、一部の人にはどんなにコケにされても「タイタニック」はテレビでやってると(特に海外のテレビで何度かやってるのを観た)そのままラストまでついつい観てしまう。

でも「アバター」は映像革命だから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする