後半なんかクラシック音楽が流れてるだけなのに、なんで飽きないで楽しく見ていられるんだ?
原作の漫画も読んだことないし、連ドラもザッピングでチラッと見て「なんだ?このクレヨンしんちゃんの大人の女版は?」と思っただけで見てない。
が、たまたま見た2夜連続SPドラマが面白かったのだ。真摯な姿勢で音楽と取り組む、真面 目な若者のドラマじゃないか。才能だけでパリに留学した「のだめ」が苦悩している時、千秋がのだめを抱きしめて「のだめはのだめのままでいいんだ!」と言うんだが、それに対してのだめが「そういう問題じゃないでしょ」と言い放つシーンが、とても良かったのだ。単なる恋愛物じゃなくて、ちゃんとした音楽家の成長ドラマじゃん。
映画でも、アニメのおふざけシーンとシリアスなシーンのバランスが取れてるし、玉木宏のなりきり振りに感動し、のだめの笑顔の少なさに心配し・・・。ただ、ドラマを見てないので、日本のオーケストラのメンバーのエピソードが今いち分からん。後半では、結構パリに集結するみたいだし。
確かにクラシック音楽が好きになる映画(ドラマ)だ。クラシックのプロの人がよく、「日本は聞く人より、(演奏や声楽を)やる人が多い」とこぼしてるけど、聞く人が多くなればいいのにと思わせる映画だった。
後半は4月の中旬かあ・・・。早く見たいなあ。