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奈良(主に飛鳥の古墳と石)&堺市 その6 土塔と百舌鳥古墳群

2024-11-27 22:09:51 | 旅行記・関西

10月27日 日曜日

8:00頃ホテルをチェックアウトして、出発! 今日は年に1度(位)の、大阪府堺市中区土塔町の土塔の頂上公開の日!

大和八木駅から近鉄奈良線で、大阪難波駅へ。

コインロッカーに荷物を預けて、南海電鉄のなんば駅へ。こんなに歩くんかい! そして、エスカレーターは左側を空ける。大阪だあ!

そして、南海電鉄なんば駅。ホームが8本並んでて、ヨーロッパの始発駅みたいだ。ちょっとワクワク。

9:00頃、堺東駅に到着。

 

Ⅰ.堺市役所21階展望ロビー

1時間に1本の、土塔行きのバス時間と停留所の位置を確認してから、百舌鳥古墳群が見下ろせる、無料の堺市役所の展望台へ。

そして、予想通り!

21階の高さだから、古墳群はただの茂みにしか見えない。

まあ、こんなもんでしょう。

そして、なぜか「ゴルゴ13展」をやっていた。

↑ こんな風にみえるんだったら、土塔に行くのは10:40のバスでもいいかと思ってたけど、やっぱり09:40のバスに乗ることにして急いでバス停へ。

 

Ⅱ.土塔

堺東駅前から、1時間に1本の「あみだ池」行きバスに乗車。バスは仁徳天皇陵や堺市博物館のそばを通ってから、30分後くらいに「土塔」停留所に着。帰りのバス時間を確認して、そこからGoogleマップ10分弱歩く。

そして、あった。土塔だ。堺出身の奈良時代の僧、行基が建立したとされる四十九院のひとつ大野寺の仏塔だ。

2年前に奈良の頭塔に行った時、是非、この土塔にも行ってみたいと思っていたのだ。天気のせいもあるのか、瓦のせいなのか、妙に明るい感じで、奈良の頭塔とは全然違う雰囲気。

やっぱり、管理する組織の差かな?ボランティアの方もいっぱいいて、地元に愛されている感じだった。

頂上の人も楽しそうで。

では、登ろうと、登り口に向かったら

復元して瓦が葺かれているのは、二面だけだった・・・。

↓ 上からの景色

瓦の色がいろいろあるのは、赤は生焼け状態だからだそうだ。上手に焼けた状態の瓦だけを使う訳にはいかなかった、復元の経済事情だったそうだ。

↓ 土塔復元模型

後世の人にこんなに愛されてるなら、行基さんも喜んでいるんだろうなあ。

 

Ⅲ.ランチ

11:02発のバスに乗って、仁徳天皇陵と履中天皇陵の間にある大仙公園内にある「こふん前Cafe IROHA」へ。

日曜日のお昼だけあって、20分以上待つ。お腹が空いて動きたくなかったので、大人しく待つ。

限定20食の“日々是好日”を食べる。

これにデザートとコーヒーが付いて2,000円位。今回の旅行で、初めて観光客らしい、のんびり、美味しいランチとなった。

 

Ⅳ.堺市博物館

大仙公園内にある堺市博物館

常設展「百舌鳥古墳群と堺の歴史・文化」の“古代~古墳の時代~”を重点的に見学。

天皇陵に入れた頃の調査資料が展示されていた。今は入れないからなあ。どうなのよ、それって。

 

↓ 湯山古墳の石棺

石室は高度成長化時代の工事で壊してしまったそうだ。そんなもんさ。

 

↓ 行基様

今年行った高知県と愛媛県では“弘法大師様“だったけど、奈良と大阪は“行基様“。

 

Ⅴ.仁徳天皇陵など百舌鳥古墳群

上の図の仁徳天皇陵の拝所⑦あたりから後円の②あたりまで歩いて、①の反正天皇陵まで行ってみる事にする。

 

1.仁徳天皇陵拝所とお堀と陪塚(ばいちょう)

仁徳天皇陵の陪塚を一つ一つ確認して歩いたのだが

こんな感じでしたあ。まあ、しょうがないか。都会の真ん中だし。仁徳天皇陵のお掘りも、場所によってはよどんだ水溜りみたいな感じの所もあった。

ヘリに乗って見たら楽しいのだろうなあ。3名集まれば、1人あたり16,000円かあ。

 

2.反正天皇陵

こちらは住宅街の中に残る古墳。

仁徳天皇の息子らしい。反正天皇というのはおかしな名前だな、と思ってたら“「正しさに反する」のではなく「正しい状態に返す」という意味”だそうだ。

↓ 後ろから覗きこんだ所

古墳群は予想通り、茂みであった。

堺東駅は、西側があんなに大都会だったのに、東側はとっても可愛い改札だった。

新大阪駅で大混雑にびっくりして(女子トイレなんてトイレ外の壁際に行列を作るように指示する注意書きが当たり前のようにあって、皆行列してた)、でも「大人の休日倶楽部」割引では新幹線の“ひかり”しか乗れないので、ガラガラのホームのベンチに座ることができた。

行きたい所、全てに行った3泊4日の奈良&堺の度はこうして終わった。

コメント
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