結局リングしか居場所のなかった初老レスラーの話。
ミッキー・ロークは確かにいい演技してる。体もすごい。
レスラー達が本当にプロレス(ショーとしてのレスリング)が大好きで、控室では、試合前には試合を盛り上げる打合せし、試合後はお互いのパフォーマンスを尊敬を込めて褒めあう。もちろん、肉体の痛みや流れる血は本物だけど、そんな事はいい試合のためには当然の事だ。
ただ話は淡々と続いていく。80年代のロックが、景気付けに流れるけど、でも淡々と主人公が二進も三進もいかなくなり、リングに死場所を求めていく姿を描いてる。
プロレス大好きな男の子なら、泣けたのかな?
で、どうなんでしょう、このカメラワーク。冒頭、リングに向かう主人公が感じる、通路の閉塞感を表現するために、わざと主人公の後頭部を追っているのかと思ったら、全編、このアングルを多様。登場人物が歩く、その後頭部をカメラが追って行く映像がいたるところに使われている。多過ぎ。前からちゃんと撮ればいいじゃん。もっと引いて全体を撮ればいいじゃん。娘とのデートの時は画面がきれいだったんだから、全編この雰囲気で撮ってほしかった。
マリア・トメイが演じるストリッパー。なんで、あんないい生活ができるんだ?ストリッパーだから収入いいのかなあ。映画の後半は金銭的に焦ってた様子だったけど。今の住まいも壁に小さな額縁に入った絵がたくさん飾られてて、自分が稼ぎに行く間は、ちゃんとベビーシッターを付けてる。もうすぐ、もっといいアパートに引っ越す予定。
そしてあの体。実年齢で40歳超えて、あの胸のハリ、ヒップの上がり具合。スゴイ!うらやましい。よし、今日から腹筋だい!
やっぱり年取ってから、きちんと収入がないのは辛いよね~。しょうがないから、月曜から、ちゃんと会社に行こうと思った。
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