6月24日 月曜日 午後
バスは足摺岬方面に移動。高岡群中土佐町の海のすぐそばにある八幡宮へ。
3.久札(くれ)八幡宮 12:50~13:20
本降りの雨のせいもあり地味に見えた久札八幡宮だけど、インスタもやってるし祭りも盛大らしいし、平成20(2014)年には屋根の銅板を張り替えたらしい。
①拝殿
額に入った面は、万延元(1860)年に奉納されたらしい。
最近の奉納額はこんな感じ ↓
②厄ぬけ石
拝殿の左側。
石に穿たれた穴を通り抜け、その先にある御神木の楠に参拝すると、厄を祓うことができるそうだ。
石は砂岩に甌穴ができたものが貫通したもので大正初期に久礼指川のトロッコ軌道工事中に土中から発見され久礼八幡宮に寄進されたそうだ。
もちろん私はくぐったさ。肩幅のある男性は、くぐれなかった。
くぐれた嬉しさで、ご神木に参拝するのを忘れて、後で横からご神木に挨拶した。ご神木の割に小さいなと思ったら「樹齢1000年以上のご神木から株分けされて成長した、直径137㎝、樹高28mの楠」だそうだ。
ツアー客の他の人は、ランチの時にお店の人に聞いた、ところてん屋さんに行ってしまった。
③海岸
神社の前は道路をはさんですぐに海。1707(宝永4)年の宝永地震(江戸時代の南海トラフ巨大地震)の津波被害で、神社の記録が全て失われたのも納得。
なので、ここにも展望台兼の津波タワーが。
バスはさらに足摺岬を目指して進む。
んん? 雨がやんできたぞ。
4.四万十川
橋を渡っただけだし、清流感は全くなし。ここで講師の方から「四万十川の名前は、1928年から1994年まで渡川(わたりがわ)が正式名称だったが、四万十川=清流ブームで名称変更した」事実を聞く。びっくりしたけど、大成功!の正式名称変更だね。
5.足摺岬(天狗の鼻展望台&足摺岬展望台&足摺岬灯台) 15:40~16:40
38番札所金剛福寺の向かいから入る遊歩道を歩く。
外から見ただけ~。
②遊歩道
周りは椿の木。2月頃来たら満開なんだろうなあ。
幹が迷彩模様の椿の木もある。
③天狗の鼻展望台
↑ 灯台の右上が足摺岬展望台
④足摺岬展望台
灯台をズームで見てみると
年季が入っている。
↑ さっきいた天狗の浜の展望台
ここから見ると綺麗だ。大正3年(1914)に点灯されて、昭和35年(1960)に修復って、なんだ、私と同い年じゃん。年季入ってるって言っちゃったよ。
⑥足摺岬の七不思議
遊歩道沿いに弘法大師にまつわる七不思議がある。これは楽しい! 大き目の岩にそれぞれ伝説が。実際は21あるらしい。凄い!
その1 地獄穴
石に開いた穴だったらしい。一時は埋まってたりしたらしいが、今は祠みたいなミニ小屋に守られてる。お金(コイン)を入れると本当に長い時間石にぶつかるチリンチリンという音が聞こえた。金剛福寺の本堂までつながっているとか・・・。このご時世、コイン(銅)入れて、自然環境に影響はないのだろうか気になった。あるいは、21世紀の今、何か仕掛けがあるのだろうか?
その2 大師の爪彫り石
「南無阿弥陀仏」と六字の妙号が彫られているらしい。何か感じが彫ってあるのは分かったけど。
その3 亀呼場
大師がここから亀を呼び、亀の背中に乗って前の不動岩に渡り、祈祷をされたといわれているそうだ。
その4 大師一夜建立ならずの華表(とりい)
「弘法大師が一夜で鳥居を建てようとしたが、天邪鬼が夜中に鶏の鳴き声を、真似したので、石工が夜が明けたと思い、仕事を辞め完成しなかった。と云われている。石の土台や石柱が5・6本横たわっている。」
弘法大師も結構慌て者だったんだねえ。本当に何かを作ろうとした、加工された石がかなりの量あった。
その5 不増不滅の手水鉢
「賀登上人と弟子日円上人が補陀落に渡海せんとしたとき、日円上人が先に渡海していったので非常に悲しみ、落ちる涙が不増不滅の水になったといわれています。」
その6 ゆるぎ石
「大きな石の上に小石が三つ積んである。親孝行者がこの大石を動かすと上に積んでいる小石が落ちる。親不孝者は落ちない。いつも親の肩を揉んでいるように動かすとだんだん揺らいで石が落ちることから親孝行者は落ちると大師が言ったのだろうと伝えられる。」
大石を揺さぶってみたが、私は全くゆるがなかった。
翌朝もこの七不思議探しは続く。
6.足摺国際ホテル
この日のお宿。ここも温泉で夜も朝も入った。
部屋からの眺め。すっかり晴れてる!
最初から、炊き込みご飯が出てるのは、この地方の客人へのウエルカムご飯みたいな感じなんだって。白米の準備もあるので、炊き込みご飯を食べた後、食べた。
あと、昼も夜も、素麺の上に温泉卵がのっていた。これもこの地方ならではなのかな?
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